画面のレイアウトが乱れる方へ
 2003年2月17日から5泊6日という余裕のスケジュールでトマムに行ってこられたKさんが、詳しい感想を書き込んでくださいました。
 ルスツ、キロロ、ニセコ、サホロと...道内のポピュラーな、リゾートを名乗るスキー場は幾度も体験済みのKさんの初トマム採点は、視野の広さと公平な立場故に、“トマムリピーター”の一言よりも説得力があるかもしれませんね。JUNのおせっかいコメント(赤字)も共にお役立てください。
                            03/03/09 

おことわり
  トマムに行ってこられた方々が掲示板に書き込んでくださる率直な意見や感想は、実体験以上の参考資料はない、という観点から、できる限り当HP上に保存の上、紹介させていただきたいと考えています。
 書き込みの大半はトマム最新情報のページでご覧いただけますが、イメージや非常に多くのレポートを頂戴したものについては、投稿者の好意に期待して、専用ページで保存させていただきました。トマム関連の全リストを用意してますので、御活用ください。また、HP上のトマム専用ボタンもリストにリンクしています。
                            03/02/24  


うーん 投稿者:K  投稿日: 2月26日(水)13時36分49秒

絶対書きすぎ・・・
まぁ、許してください。
それぐらい余韻にひたっているバカなんだと・・・
山里の天ぷらコーナーの板さんは、鉄板焼コーナーに座っていた
私達を見ると、覚えていてくれたのかニコニコ会釈していただき、
鉄板焼の方もいい方でした。ホテルはもちろん、Takayukiさんのような
(どこかで見かけたんだろうなぁ)スキー場スタッフの方も、みんな親切でしたね。

Takayukiさんというのは、Kさんの前に書き込みをくださった方で、トマムでアルバイト中だとか...。この時期雪崩の危険があるという理由で閉鎖中のシルバーベルの現状の情報をくださいました。人海戦術で亀裂部分の除雪を敢行したとかで、3月3日の時点ではコースの閉鎖は解かれていました。

前述以外で気になったことは・・あ、静電気。こりゃ凄かった。乾燥も。
これはお風呂にお湯はって少しマシになりましたが。
あと、うちはタワーの32Fでしたが、晴れの日は朝部屋の温度急上昇。
(特に8時ぐらいから)
晴天続きで汗をかいて目覚めることがつづきました。一日雪の日は、
そんなことはありませんでした。他の宿泊施設はどうなんでしょうね?
あと、クローゼット小さすぎ、じゅうたんやベッド、ソファーが微妙な
劣化をみせていたのがちょっとマイナス・・かな?
そんなものはスタッフのサービスのよさや、食事のよさでふっとびますが(笑)
いつかはガレリアにも泊まりたいと思うKでございました。

タワーに先立ってオープンしたホテルの方は、客室内のメンテナンスも行われたようです。寝具も、数年前には毛布から羽毛に切り替えられましたし、カーペットの交換も済んでいると思います。3年程前、数年ぶりにホテルに宿泊した時に、室内の状態がいいので驚いた記憶があります。

室内の気温は、スポルトやホテルなどの低層の宿泊施設でも、半袖で平気なくらいですが、高層階になると温室効果で悩まされるかもしれませんね。ガレリアでも暖かすぎることがありました。客室は温度設定と、風力設定とが別になっているので、乾燥対策の為にも、おやすみ前はエアコン(風力)をOFFかLOWにすることをお勧めします。

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また長くなった・・ 投稿者:K  投稿日: 2月26日(水)13時20分01秒

長いですが続きです(苦笑)
私の学生時(おそらくもうちょっと前の80年代後半ぐらいも)
スキーにお金をかける友人は多かった気がします。
(ボードはまだ出始めでしょうか)
北海道に憧れる者も少なくなく、sakuraもそうですが、たくさんの
友人と北海道に行き、「北海道ってえーなー。もう本州行かれへん」
などと調子にのった発言をしていたものです。(恥ずかしい・・・
でも、この世代ぐらいまではまだまだスキー命、北海道命は多いはず)
そんな私もスキー重視からアフター(主に食事?)重視になってきて、
(すぐ筋肉痛になるし・・)キロロなどを探り始めて、トマム案も昨年
あたりから出始めたのです。同い年の友人(女性)が、「数年前に行ったとき
は最高だった。ごはんがおいしい。」と言ってくれたのもあります。
他のところにくらべ、ツアーが安い(だから5泊もできたかな?)、リフト券が
全てついていた(時期によりますが)のも大きかった。
ゆえに、贅沢三昧した私達もいつもとくらべてそんなにつかった金額は
かわらず、むしろ安い?と思ったのです。
仕事が忙しいため、年に一度ぐらいしか来れないとは思いますが、
味をしめたので、間違いなく来年も行きますね(笑)

規模の大きな所、それなりの所、宿泊施設がある所、無い所、スキー以外のアイテムが用意されているところ、スキー場以外のなにものでもない所.......北海道内に限定しても楽しく滑ることができる場所はたくさんありますよね。
ただ、トマムの開発計画を聞いた時、わたしは旭川在住で、パウダースノーが堪能できるスキー場には不自由しない環境だったもので...“滑らない時間”も快適そうな“スキー場を越えたトマム・リゾート”には大変な興味を持ったものでした。
  もっとも、スキー場の開発は三角沢エリア(現、オフピステツアーコース)完成以前に凍結してしまいましたから(北斜面開発計画もあったのよ...。)ゲレンデの規模は道内有数だけど、最大級にはなりそこねたようです。不評の緩斜面にも、建物が立つ予定だったわけで、未完成の不便さはどうしても残ってますね。ただ、スキーの楽しみ方も人それぞれなわけで、トマムのようなスキー場は我が家にとっては代替のきかない場所のように感じています。
ゲレンデに物足りなさを感じるほど上達する前に、体力と筋力の衰えの方が早かったということかもしれませんが....。

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恐縮です 投稿者:K  投稿日: 2月26日(水)13時02分18秒

JUNさん、丁寧なコメントありがとうございました。
帰宅した晩に興奮さめやらぬまま長々と書いた文で、他の人の
参考になったかどうか・・・後で読むと恥ずかしい限り(笑)
その後、臨時掲示板のほうもじっくり読み返し、昔のことを
思い出していました。私がsakuraと北海道初スキーにいったのは
まだ学生だった92年ごろだったと思います。
規模の大きいルスツを希望したものの、予約がとれず、サホロに
なりました。時期はクリスマスで、予約したのは11月初旬。けっこう
早いと思ったのになぜ?という感じでした。
(ちなみにニセコ東山もトマムもキロロも全てダメ。当時は10月1日の
予約開始直後にとらないとクリスマスや年末はダメということを後で知り、
びっくりしました。)

北海道から本州に転勤になった年に、北海道スキーを計画した我が家でも「キャンセル待ち」という自体に直面して、びっくりしたものです。Kさんの経験に先立つこと数年前のことですが、9月27日が販売開始日だったと記憶しています。
翌年は8月(パンフレットができる前)から、旅行代理店に事前予約をして、安心していたものの....キャンセル待ちの連絡に呆然としたものです。キャンセル待ちのストレスを回避すべく、その翌年は複数の旅行代理店に事前予約をした上に、発売当日はわたし自身も並びました。本当に北海道は遠かった....。


そのサホロは、JRでの時間が長かったこと(途中で降りるトマムの客が
うらやましかった・・・)、雪が少なくところどころ土が見えていたこと、
ゲレンデの規模が思ったより小さく感じたことを覚えています。
ただ、ホテルサホロはスタッフも感じよく、食事もおいしく、旅行自体は
非常に楽しいものでした。
しかし、雪の印象が強く、太平洋側?には行くまいと思ってしまったのです。
翌年からは、ルスツ・ニセコを中心に楽しんでおりました。
そんな中、いつごろだったでしょうか、「トマム倒産だって!!」
と友人に聞いたのは・・・聞いた直後、「ああ、あの教科書にも載ってた
らしいバブルの象徴ガレリアもタワーも無くなるのか・・・。オークラは
見放したの??」とか色々考えたものです。
後に、「村の経営になる」「ルスツの加森がひきつぐ」など色々噂を
聞きましたが、残ってよかったです。
噂を聞いた時は、「ああ一度言っておけばよかった」と思いましたが、
今思えば、学生のころに行って、果たして今のような満足感がトマムで
得られたかどうかは微妙ですね・・(笑)

 2年か3年前になりますけど、道内のローカル番組で「蘇った巨大リゾート」というタイトルで、トマムが取り上げられていました。景気が少し上向き加減になりつつあるという時期で、北海道経済を検証する番組の一環だったと記憶しています。検証の正確さはともかく、トマムは(いちおう)安定した状態を取り戻したと認識されているようでした。

 いまさら、部外者がトマム危機の話題に触れる必要もないと考えていましたが....“倒産“の単語が書き込まれたので、知らなかった方の誤解をさける為に少しだけ...。

  平成10年の5月にトマムの倒産の一報を知らされた時、わたしたちは道外在住でしたが、数カ月前にはスタッフから「大きな変化」や「新会社への移行」のことなどを聞かされていたこともあって、イヤな予感が的中したという感じでした。その年の夏休みの予約を入れていたことなどもあって、その後は意識して情報収集に勤めましたから、原因と言われていることや落ち着くまでの経過も、多少は理解しているつもりです。
 一般的にはトマムが倒産したと言われていますが、破産宣告を受けたのはアルファ・コーポレーションなんですね。トマムエリア内の一部の資産を所有、会員権の販売をしていたところで、ここをA社とすると、ホテル、タワーやスキー場はB社が保有していて、トマム全体の運営はA社が行っていたようです。A社とB社の責任者は身内でしたけど、当初、B社の副業(といっていいかな...)として着手されたトマムの開発が進むにつれて、A社が独立して、トマムの開発、運営、会員権の販売を本業にしていた様子です。

 もともと、トマムの開発はA社の責任者によって計画されていたようですから、その意味でA社、イコールトマムという言い方も間違いではないのですけど...トマムにはでも、ふたつの会社がかかわっていたんですね。
 拓銀の破たんから始まるその後の経済状況悪化の中で、A社とB社の責任者のトマム開発に対する考え方に差が生じたようで、開発推進のA社に対して、堅実な運営を望むB社が自社保有の施設の運営委託をA社から他社に変えたのが、A社の破綻の最終的な切っ掛けとなったようです。 
 B社から運営委託を依頼されたのが、ルスツリゾートを経営する加森観光ですが、その際の条件が「スタッフはそのまま」ということだったとか....。で、設立されたのが加森観光の子会社となるC社なんですね。現トマムの運営を請け負っている会社です。スタッフはA社を退職してC社と雇用契約を交わしたと言われています。
 運営会社が変わっても、トマムの雰囲気が大きく変わることが無かったのは、現場のスタッフとB社が変わらなかったからかもしれません。
 新聞記事によると、B社は破綻したA社所有の施設の買い取りを申し出たとも言われていますが、それは実現しなくて、A社の施設は占冠村が所有することで落ち着いたようです。

 で、占冠村所有の施設とB社所有の施設とをA社から転職したC社のスタッフが運営しているのが、今現在のアルファ・リゾート・トマムということになります。

 A社の責任者の開発計画は画期的で、例えどれほどバブル経済が続いても、あるいは真に良好な経済の中であっても、その感性と夢と理想がなければ、トマムのような空間はうまれなかったとわたしは思っていますけど、B社の現実的な判断が無ければ、トマムは本当に崩壊していたかもしれないことも理解できます。
 A社の挫折は、トマムで遊ぶものとしては残念ですが、A社がトマムに残したものを、わたしは評価していますし、また、正当な評価を受けることを期待しています。


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続き2 投稿者:K  投稿日: 2月23日(日)02時27分48秒

次は客層ですが、今回は時期的なものもあって、若い人が凄く多かったように思います。
ゲレンデでも7割方ボーダーだったような・・
逆にスキーヤーは20代後半〜40代ぐらいが多かったかな?
ルスツ・ニセコと比べると、ものすごくうまい人が少なかった感じ。
全体的には、女の子のグループやカップル、若夫婦が多かったですね。
そのせいか、海鮮市場はやはり大繁盛で30分〜1時間待ちだったようです。
まぁ、いろんな種類のお店をトマムは用意しているので、どの年齢層でもOKな雰囲気ですね。

トマムは会員システムの一部破たん以降、顧客対象層を大幅に広げてきたような気がします。
基本的には価格帯を下げましたから、若い方たちも、ひと昔前と比べるとぐっと利用し易くなっているでしょうね。“ものすごくうまい人”には....やっぱりニセコが魅力かなあ...。

 
他では、アイスドームですが、「寒い!!!」行く方はちゃんと防寒対策していきましょう。
ただ、中で防寒着、防寒靴はレンタルがありましたが。
思ったより規模は小さかったですが、なかなか綺麗でした。1回は見に行く価値はあると思います。
他の施設では、スパなどがありますが、無料券があったのにもかかわらず、結局行かずじまいでした。
12:00〜20:00だとスキーや食事の時間と重なってしまって・・・もったいなかったかなぁ。

ヴィズはこのあと3月25〜31日までは10:00〜19:30(20:00閉館)と、オープン時間が早まるようですが...グリーンシーズンに入ると、逆に閉館時間が早くなることもあります。夕食後、ヴィスに入っていた時代もあったのですけどね。
スタッフが専任でいられないという(アプリコのスタッフがヴィズのカフェテリアにいたりします)事情も、オープン時間短縮の理由のひとつかもしれません。でも、忙しいのはスタッフだけじゃなくて、ゲストも同じかも...。我が家でもこのところ、1日中ヴィズで過ごすという怠惰な休日から遠ざかってます。以前は、ゴルフの翌日はヴィズでゆっくりしたものですけど、せっかくだからもう1プレイと欲が出てくると、削り取られるのはヴィズの時間なんですね。ヴィスを存分に楽しめる、時間と気持ちの余裕が欲しい...。

とまぁ長々と書いてしまいましたが(JUNさんスミマセン)、本当に楽しかった。

ホテルのスタッフの方も礼儀正しい方ばかりでサービス良く、年々がっかりすることの多かったルスツに比べると、同じグループでもちょっと違うなぁという感じです。
(もちろんルスツも大好きですし、ルスツのホテルマンも素晴らしいのですが、レストランの味・サービスがかなり落ちた気がするので・・)

 トマムは98年から確かにルスツと同じグループになって、系列の子会社が経営を受けおってますけど、現場のスタッフの大半は変わっていませんから、オークラからノウハウを学んだと言うトマムカラーは(なんとか)そのまま残されています。もちろん、ゲストの立場から言えば、歓迎したくない「堅実な合理化」は目につきますけど、個々のスタッフの柔軟さ(マニュアルのないサービスがウリでしたのよ)は健在ですし、トマムが誇る食の文化の質も保持されています。
 リーズナブルなメニューも増えましたけど、ゲストの満足度を意識する姿勢は貫かれている気がします。

こういう素晴らしいところを詳しく教えてくれるHPを作られたJUNさんに本当に感謝します!!
このHPが無かったら、おそらくトマムは、「雪が少ない・バブルの遺産・スキー場が小さい」ぐらいにしか思っていなかったと思うので・・・
では、また楽しいお話期待しています。失礼いたしました。

 まさにバブルの遺産かも...。夢を見過ぎたとか、(開発を)急ぎ過ぎたとかの批判もひところありましたが...バブル最盛の時でさえ、トマムのような計画は他では生まれなかったわけですから、かなり希有な遺産です。
 ヨーロッパ型の、長期滞在に耐えうるリゾートという、トマム開発者の理想と今の状況には相当の隔たりがあって、未完のトマムは下手をすれば、いやに効率の悪い中途半端なスキー場との烙印をおされかねませんが、遺産の価値を日常の物差で計ってはいけませんよ。
 寛容と、すこしの理解(予備知識)を持参すれば、期待を越えた居心地の良さを体感できると思います。
 好き嫌いがハッキリ別れるところですから、「トマムはいいよ」と積極的にお勧めすることはできませんが、行くと決めた方は“柔軟性”のキーワードをお忘れなく。
「疲れた」ではなく「鍛えられた」というKさんのコメントが、理想的!

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続きです 投稿者:K  投稿日: 2月23日(日)02時07分19秒
と、このようにおいしいものばかりで夕食は大満足。
私達はねぼすけなんで、朝食は1回も食べませんでしたが(苦笑)、ありがたいことにトマムは朝食券が昼食に使えるんですね。
その昼食ではコンコにかなりお世話になりました。あのシチューが気に入って、計3回!食べました。
朝食券だと、シチュー・パン・紅茶(コーヒー)・チーズケーキのセットで、これで結構十分なのですが、私はカップパスタやピタパンを追加して、食べ過ぎで眠くなりました・・・ここは結構混みますが、(12時〜1:30ぐらい)回転ははやいので、いつ行ってもそんなに変わらない感じでした。

コンコのレストランスペースは8人用くらいの丸テーブルが5つあって、相席が基本です。今シーズンから禁煙になったようですね。煙草は暖炉のある休憩スペースで...。
ビーフシチューの肉をもっと〜と言う方は、ベイクブレッド(フォレスタモール)の昼食バイキングがいいかもしれません。シチューはビーフとチキンの2種類、野菜よりも肉が中心でした。ベースはおおむね同じ(スタッフ言)という噂も...。焼き立てのパンもサラダもシチューもおいしいのですが...あれこれつまむとパン2コでもお腹が一杯になります。それなのに..隣のテーブルの青年達が5種類のパンをあっという間に平らげて、(再び)とりに行くのを見ると、なんだか損をした気分に...。目一杯お腹を空かせて挑戦しましょう。朝食券が使えます。


リゾートセンターのほうもあまり混んでおらず(平日だから?)、フォレスタモールを利用していた人も多かったようです。
そして肝心のゲレンデですが、5日間ともシルバーベルの上部のみ閉鎖。
リフトは全て動いていたし、天気も20日を除けば快晴だったので、楽しく滑れました。
第7・8リフト(見つけづらい!)あたりのコースは特に楽しみました。
下のさいとうさんによると、今日はキャビンが止まったようですね。ギリギリセーフだったかな?
ただ、フード付のリフトが少ないこと、スピードが遅いこと、あとナイターコース(第5リフトのみ)の規模が残念ではありました。
特にナイターは長い時間かけて上ったと思いきや1分で降りて来れるという感じ。
コースが2本しかないため、ラバーズレーンAのほうはかなり混んでいました。
Bは空いていましたが、滑った後、乗り場まで平らな細い道を行くので、ボードだとつらいでしょう。
もう1本ぐらいリフトを動かしてほしかったというのが本音です。

昨シーズンは週末などの混雑時には10番クワッドが動いている時もあったんですが、今年は5番オンリーなんでしょうか? やっぱり、がんがん滑りたい方には不向きなスキー場と言われそう...。

ただ、キタキツネ?が見れたのはラッキーでした。
あ、あと板をかつぐ機会が多かった気がします。タワーからゲレンデ、キャビンを降りた後、リゾートセンターから第9リフトに戻る際など・・かなり鍛えられました・・


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初トマム行ってきました 投稿者:K  投稿日: 2月23日(日)01時38分10秒
はじめまして、Kといいます。
学生の頃から今まで、ルスツ・キロロに10回ほど、サホロ・ニセコに数回行ってきたのですが、なぜかトマムとは縁がありませんでした。
去年、このHPに出会い、食事がおいしそうでくつろげそうなトマムに惹かれ、2/17から5泊6日で行って来て、今日帰宅しました。
これから行かれる方も多そうなので、私なりの感想を書いてみます。
(JUNさんのようなトマムのプロがおられるのに失礼ですが・・)
私たちはJALのツアーでタワー泊でした。
初日、トマムの駅に着き、まず階段に「ひえ〜」と思いつつ、荷物をかつぎながらのぼりました。(やはりできるだけ荷物は送りましょう)
その後、バスでタワーへ移動、着いたのは1時ごろでしたが即チェックインできました。

部屋に入るなり、まず食事の予約(笑)いっぺんに5日分してしまいました。
(ルミエールは2日に1度の営業でした)
その食事内容は
初日・・・三角(寿司)
これは正直イマイチでした。もちろんそれなりにはおいしかったのですが、
キロロの政寿司のほうがずっとおいしかったかな・・やま里のほうだと違うのかな?
2日目・・・やま里(天ぷら)
いやー、本当においしかった。あれで7000円は安い!調子にのって、たらば蟹も頼み
ましたが、ぷりぷりで最高。量も多く大満足でした。
3日目・・・桃里
7000円のコースに、北京ダック1/4羽を追加。これも味・質ともに大満足。
4日目・・・ルミエール
まず、私達以外の客が1、2組だったのには驚きましたが、静かでよかったかも。
席はゲレンデの見える最高の席でした。1万円のコースを頼みましたが、全てがおいしかった。
スキー場であれだけのサービス、味、食材のあるところは他に無いのでは?
もっと皆さん利用されてもいいと思います。
5日目・・・やま里(鉄板焼)
12000円のコースをいただきました。私はヒレを、彼女(以前この掲示板に書き込ませて
いただいたsakuraです。忘れておられると思いますが・・)はサーロインを注文。

sukuraさんのこと、覚えております。
トマムのゲレンデについて御質問をいただきましたよね。あまり良い評判を聞かないけど、そんなにひどいんだろうかと...。お返事した後で「彼とよく相談してみます。」という書き込みもいただきました。
結果、トマムに行かれたのですね。不可の評価でなくて、わたしもホッとしています。


食べくらべましたが、いいお肉だからか、サーロインのほうがよりおいしく感じました。
(もちろんヒレもおいしかったですよ!)
JUNさんの好きなコーンもたらばも絶品でしたし、最後のガーリックライスもおいしかった〜。

てんぷらコーナーでてんぷらを食べながら...鉄板焼コーナーのバターコーンが欲しくなって追加オーダーしたJUNでございます。(ほんとは、鉄板焼きのたらば蟹と、たらば蟹のてんぷらを並べて食べてみたかったりして...)

長くなったのでいったん切ります。



以下はsukuraさんの御質問に対してのJUNの書き込みです。

トマムのゲレンデが...のつづき 投稿者:JUN  投稿日:11月25日(月)18時50分52秒  
  やっぱり、字数制限にかかりました。
 つづきです。
 
 こう書いてくると、何とか目をつぶることは可能でも“良いところ”がなさそうなゲレンデに思えるかもしれませんが....一般的なスキー場としての規模は十二分なものですし、晴天率は高いし、ちゃんと積もれば(寒い分だけ)雪質は申し分ないし(肉眼で雪の結晶が見えますよ)人は少ないし、気持ちよく遊べます。
 山にいる間はルスツの方が迫力があって楽しいかもしれませんが、滞在する場合は滑っていない時間もありますよね。
 北海道スキーを計画する場合は滑ることが目的でしょうから、滑らない時間は評価のポイントにならないことが多いかもしれませんが、トマムの良くない点を指摘する声の多くは、目的に合っていない場所を選んだ不幸な結果だと思います。
 スキー場ではなく、滞在型のリゾートとして開発されたトマムにとっても不幸なことですよね。
 sakuraさんは、ルスツの後でキロロを楽しまれているようですから、トマムでも大丈夫なのでは...推察します。ルスツの規模を基準にしてしまうと、どうしてもトマムは物足りない。足りない部分を他の部分で(食事や景観、ヴィズなど)補えればいいのですけど、他の部分にどれだけの価値をみいだすかは人それぞれ....。
 みいだせない時は不幸な結果になってしまいます。
 でも、キロロが間に入っていることで、ルスツのゲレンデとの規模の落差は緩和されると思います。
 申し上げた(ゲレンデの)マイナスポイントは、知った上で行くなら、腹は立ちません。雪中行軍も笑える思い出、語りたい苦労話にできるはず...なので、お相手とよく御相談くださいね。

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トマムのゲレンデが本格的スキーヤーに不向きと言われるわけ 投稿者:JUN  投稿日:11月25日(月)18時09分04秒  
  ちょっとタイトルが長くなりました。
 え〜と、臨時掲示板の方でsakuraさんから御質問をいただきました。sukuraさんはルスツとキロロには行かれたことがあって、今シーズンはトマムを検討中....ところがトマムのゲレンデについて余り良い評判を聞かないので、そんなに悪いのかしら?という御質問です。
 臨時...のほうでは字数制限にひっかかりそうなので、こちらで分析してみましょうね。
 ちなみにわたしはキロロ、ルスツで滑ったことはありません。ルスツはゴルフでは何度か利用したので、規模はわかります。トマム以外で滑ったところ言えば、分かりやすいところでは札幌国際やサホロ、もう少しローカルな真駒内やカムリ、ピップ、本州では苗場となりますが...向き不向きがありますし、そもそも開発のされ方が違っていますから、ここでは比較は最小限にとどめてお話しますね。
 結論から先に言えば、わたしは言われているほど(だれが言ってるのか分からないけど、確かに聞きます。)トマムのゲレンデが悪いとは思いません。10数年間滑りに行って、もう別のところに行こうかと思う原因になるほどの問題はないという意味ですが...。
 でも、リゾートを名乗るスキー場は道内にもいっぱいあって、それぞれに一長一短あるはずなのに、トマムはその中でもゲレンデのマイナスポイントを指摘されることが多いという事実はありますよね。
 良くないと言われやすいポイントはいくつかあると思います。
 まず、緩斜面が多いという話、聞きますよね。わたしもHPの中で雪中行軍の苦行にふれていますが、キャビン乗り場でもあるリゾートセンター周りは...雪の広場です。トマムに行くならパラレルよりもスケーティングができるようになってからというアドバイスもうなづけそうな広く平らな部分が拡がっています。
 なにしろ、グリーンシーズンはバーベキューレストランやアウトドアカフェのみならず、パークゴルフ場が登場するくらいなので、直滑降で滑って下りても、リゾートセンターを遥か遠くに見た時点で減速します。
 1本でも多く滑りたい方や、スピードを楽しみたい方にはこの緩斜面故に費やす無駄な時間と労力が許せないようです。
 それからリフトの遅さ...。本当に遅いです。2基のクワッドとキャビンの他はクラッシックなフードなしのタイプなので、遅い分だけ寒いです。でも、それだけ遅くてもリフト待ちはないのよ。需要と供給のバランスで言えば、供給の方が優ってるんです。安全な状態で動く内はリフトのリニューアルは望めませんが...こちらは時間が解決してくれるでしょうね。(でも、今年はまだ遅いリフトです。)
 
 コースのレイアウトに不満を持つ人もいるようです。
 というのも、雪中行軍覚悟でリゾートセンターをめざしても、そこから利用できるのはキャビンと初心者用の第3リフトだけなんですね。各コースが独立している傾向があるといったらいいでしょうか。サホロや国際(キロロもそうだと思いますが)のようにコースが1ケ所に向かっていないんです。素早く動いて効率よく、たくさん滑りたい方には不向きです。
 ただ、このレイアウトは上での移動を厭わなければ(時に雪中行軍)問題はないわけで、ゲストがひとつのエリアに集中しないという利点にもなります。
 で、緩斜面については、この無駄な広さも北海道だ〜と笑い飛ばせない時は、リゾートセンターに向かわないことで、問題は(なんとか)回避できます。2番リフト、6番、8番等、行軍なしでもリフト乗り場に下りてこられるコースもあります。我が家の場合は午前中の元気な内に1、2度キャビンを利用したあとは、もっぱらクラッシックなリフトで寒さに耐えてます。