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                       ティディベア


 01/04/27

 
 
 忙しい旅程の中でも、やっぱりはずせないのが「お買い物」。
 
 「ま、いいか。」というわけにはいかない義理のお土産には、結構時間をとられるも のの手許には残らないし、土地の名物や旅の記念品は、時とともに、捨てられないけど少々置き場所に困るものに変わってしまうことがありますね。

 自分用のお土産は、何年経っても愛着が薄れず、目にする度にそれと出会った町や店のこと思い出せるようなものなのが一番! そして、その出合いが、新たなおつき合いのきっかけになったりすると、観光で通り過ぎただけの町が、特別な場所になります。
 観る、だけでなく、ちょっと係わりを持ちたくなるような、そんなお土産を紹介したくなりました。

  このページはいわば、わたしの自己満足の「お買い物リスト」のようなものですが、旅行の予定がある方は、覚えておいて損はないものだと思いますし、メールオーダーが可能なものも少なくありません。

 ただ、ごく最近に訪れた店でも、連絡先が今後も変わらないという保証はなく、常に正しい情報を更新していける自信がないので、細かな住所や電話番号の明記は避けました。興味をお持ちになった方はJUNまでメールで問い合わせて下さい。
 現在、メ−ルオ−ダ−等でおつき合いしている店に関しては、正確な連絡先と、必要ならば注文方法を、旅先で訪れた限りの店は、その時の情報をお知らせできると思います。

                        
               

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バーバリー【BURBERRY】のテディ・ベア (ヒースロー)

ロンドン、ヒ−スロ−空港の第3ターミナルのバーバリーで見かけたのが青い目のテディ・ベア(右イメ−ジ、服はきていませんでしたよ。)です。
 
 以前に個人手配を試みて、飛行機がキャンセル待ちなどどいう事態に陥った為にあきらめたヴァージンのプレミアムエコノミーを利用してパリとロンドンを目指した98年の年末のことです。ロンドン乗り継ぎで先にパリへ行き、ユーロスターでロンドンに戻ってくるという日程で、パリへのフライトを待っている間の出会いでした。
 フライトの遅れを計算に入れて、乗り継ぎ便をひとつ遅らせた為にターミナルではかなりの待ち時間がありました。(ヴァージンは定刻に離陸。20分前に搭乗口にいなければ、荷物は下ろして、飛行機は飛び立たちます、という案内がありました。つまり時間を守らない人は置いて行くよという宣言です。)
 ターミナル内のショップは充実していてデュ−ティ−フリ−ショップ以外にハロッズバーバリーなどの英国ブランドの専門店も多く出店していました。このコは、もちろん可愛いと思ったのですけど、なるべくなら、10日間の旅行の初日にものは増やしたくはありません。一番いいのは、帰りの飛行機に乗る前に連れて帰ることです>

 それで、ハロッズファイロファックス、そしてバーバリーののショップで、わたしは、帰国時に利用することになる第1ターミナルに出店しているかどうか、その規模は第3ターミナルと比べて、どうなのかと確認しました。空港で調達できることが分かれば、義理のお土産は最後の最後に回せますから。その際、「ヒースローではココだけ」というファイロファックスのスタッフが、案内係りに言えばゲストのいるターミナルまで希望商品を届けることができると説明してくれました。ホンマかいな、という感じでしたね。この時は。
 ともあれ、そこまでの手間をかけなくても、ロンドンでファイロファックスには寄るつもりでしたし、自分たちが欲しいものはロンドン市内で買ってしまうつもりではありました。

 ところが、です。青い目のベア、どころか、ロンドン市内のバーバリーの店鋪のどこにも“ぬいぐるみ”の類はありませんでした。クリスマスシーズンにみんな引き取られていったのか、もともと販売されていなかったのかはわかりませんが...。
 
 最後の望みは空港だけです。
 帰国の日、第1ターミナルに到着して、最初にバ−バリ−の店に飛び込みましたが、残念ながら、の結果でした。スタッフに尋ねましたが、「ウチでは無いのよ。」というつれない返事。いえ、それぞれに置いている商品が違うからという丁寧な説明を受けました。向こうに無くて、こっちにあるものもあるとか...。テディ・ベアを探しているわたしにとっては、意味のない説明です。
 途方にくれて、泣きついたのが「お買い物相談係り」でした。ファイロファックスのスッタフのアドバイスが 蘇ったのです。(聞いててよかった。)「第3ターミナルで見かけた、白くて、ちっちゃくて、青い目をした、バーバリーのベアが欲しい」というと、相談係りのスタッフは店に電話をかけて、在庫の確認をしてくれました。(探しているコに)間違いないということで、30分ほどで、わたしのもとまで運ばれて来たのがイメージのコです。手のひらに乗るくらいの小さなベアです。
支払いは、相談係りのデスクで行いました。はるばる運ばれて来たこのコを見た相談係りのスタッフに「まあ!かわいいクマちゃん!」(約すと、こんな感じ。)と言ってもらえたのが、妙にうれしかったです。


 右イメージは、海外通販でウチにやって来た、おにいさんベアと一緒にトマムで撮ったもの。
 視界不良の吹雪きにもめげずにリフトに乗っている人の寒そうな様子がわかりますね?
 ちなみに、トマム連れて行ったのは、この時だけ。食事だけの目的で宿泊した12月の下旬のことで、荷物が少なく、すかすかのボストンに主人が入れて運びました。

 最近届くバーバリーのメ−ルオ−ダー用のカタログには“ぬいぐるみ”の掲載はありません。丸善のバーバリーのコーナーやデパートで“仲間”を見かけることはありますが、そのつど、「ウチのコたちの方がずっと可愛い。」と自己満足に浸っています。諦めずに買って帰って、よかったと思う“貴重品”(?)です。

                                            01/04/27 

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