2015年4月中旬、2度目の挑戦で、限定販売の植垣のうぐいすボールを入手することができました。
何が限定かって、販売フレーバーと販売店...最近よくあるパターンですが、これが、新大阪駅の在来線構内にあるというから、ややこしい...。
新幹線でで来阪したゲストが在来線に乗り換える間の利用を見越したスポットで、旅のついでには便利でも、在阪の我家にとっては普段は縁の薄いエリアです。
梅田に出た帰りに、途中下車して立ち寄ったのは エキマルシェ新大阪がオープンしてから20日程経った頃でした。オープン当初はTVの情報番組等で集中的に紹介されていたものの、後続情報はパタッととぎてれいましたから、賑わいも落ち着いただろうと考えたんですね。
実際に空いてはいました。平日の午後、旅行者の波も引いている時間帯....わたしのように、駅マルシェ自体を目的に降りるゲストは多くはない様子でした。楽勝!と思いきや、うぐいすボールの販売店が見当たらない....。マルシェ内をグルリと一周しかかって目に入ってきたのが、誘導ロープと整理券配布の案内のチラシでした。もしやと思って近づくと、そこが、うぐいすボールの整理券配布場所兼待機場所だったのです。お客が一人もいない待機場所にスタッフが2人...言うまでもなく、当日の整理券は配布終了となっていました。
わざわざ途中下車して立ち寄ったのに商品が無い!...ということに加えて..というよりも、駅改札構内で整理券配布で販売されている違和感にビックリしましたっけ。
15分程度の寄り道で利用出来るエキマルシェ...じゃなかったけ?
まあね、関西では昔からお茶の間のお伴として親しまれていたらしいうぐいすボールをを、手みやげ仕様にグレードアップした限定品ですから、人気沸騰もやむなしなのでしょうけど、整理券をもらってから購入出来るまでの時間差次第では、混乱するんじゃないかなあ。単純に並んでるなら時間がないからむりと諦めるだけですけど、整理券ならとりあえずもらって、実際には...ということもおこりそうじゃありませんか。駅の利用者は、駅構内に留まって時間を費やすことなど予定していませんものね〜。
かくかくしかじかで、買えなかったと話すと、主人は、早朝に勝負をかけるべきだと....。でも、...梅田に買い物に出る前に新大阪に寄って整理券をもらって、(整理券の)時間が合えば帰りにまた途中下車したらいいかも..という計画に賛同する気にはなれず、買えなかったわたしは、腹いせに、駅中で整理券配布システムに反感を抱いて終わったのでした。
もとよりうぐいすボールに馴染んでいたわけでもないので,情報にあおられて飛び出た食指を収めるのは難しくはありませんでしたしね。
気合いも情熱も薄れたところに、ウワサ話も耳にしなくなった4月中旬、用があって出向いた新大阪駅で、とりあえず...と思い起こして、わたしは、うぐいすボールの整理券配布場所に足を向けました。
前回同様に、スタッフがふたり。並び人はゼロ。
午前中で配布は終了か...と,半ばあきれた気持ちで、それでも,おわりましたか?と一応スタッフ確認したところ、すぐに案内出来るからと時間が書かれた整理券を渡されました。
で、整理券1枚で購入できるのは、小袋3個と量り売り2個だけど、それでいいいですか?と聞かれたので、悩みました。
フレーバー毎に...とううのではなく、トータルで5袋というのですね。この時のフレーバーは、確か6種...つまりは、全種の購入は出来ないということじゃありませんか。
購入制限の説明をしてくれたスタッフは、5袋以上必要なら整理券を余分に1枚くれると言うので、もらえるものなら念のためにと頂きました。
案内開始の時間は、約5分後....。2枚の整理券を手に少しだけ待つようにとその場で留め置かれたわたしのうしろに、“間もなくご案内”の整理券を受け取って並んだのは2〜3人だったでしょうか。
4月中旬の週明け、11時前の話です。
スタッフに誘導されて向った店舗は、小さかったです。
確かに、店舗前に並ばれたのでは他店にも迷惑がかかりそうなレイアウトで、レジ前に2重に張られたロープの外側から入って、レジの奥の商品棚にある小袋を自分で選び、Uターンするかたちで内側のラインを通ってレジに向うんですが...短い距離です。試食も商品見本もありません。
きな粉は、粉まぶし仕様だということは、レジ前の量り売り用の商品を見て知りました。 (小袋販売で商品を見ることができなかった抹茶フレーバーも粉まぶしでした。)
とりあえずは全種類購入するつもりだったわたしは、この段階できな粉への興味が失せまして...一人分の上限、5袋だけでいいやという気持ちになりました。
量り売り販売の無かった抹茶とゆずと玉葱を小袋で選び、梅とプレーンを量り売りで買いました。
量り売りと言っても、分量をこちらからリクエストできるわけではなく、あらかじめ小袋よりも多い分量が袋入りで準備されているんですよね。(右上イメージの左端が計り売用パッケージ。)
小袋の商品はビニール(かな?)でパッキングされていましたが、量り売りのものは、むき出しで入っていました。先のことはともかく、現状ではオーダーを聞いてから袋詰めしている時間は無いのは明らかで、量り売りが袋入りで並んでいるのは“効果的な対策”だと思いますが、量り売りというネーミングには違和感がありました。 お徳用袋とか、レギュラーサイズとか..計るイメージを抱かせない名称の方が、分かり易い気がします。
並んだはいいけど、現物商品を見ない状態で,量り売りだの小袋だのと説明されてもわかりにくいんですよね。
チラシだけではなく、スタッフが小袋一つでもサンプルを持って、実際の分量や大きさなどを、待機中に見せてくれれば、もっとスムーズに買い物の予定をたてられるのにと感じました。場所柄、初めて利用するゲストも多いことを思うと、整理券の配布、実店舗から離れた場所での待機、商品を見ない状態での購入数希望の確認等、どうなのかな〜と言うのが正直なところです。
話題の鮮度が過ぎて、すこし落ちつけば、うぐいすボールに馴染みの無いゲスト向けに...だけではなく、限定フレーバーをイメージしにくい大半ゲストの為に、試食サービスなども検討してほしいですね。
と...言うのも、粉まぶし抹茶は、我家の好みから大きくはずれてしまいまして...分かっていたら買わなかったというアイテムだったので...。
玉葱、梅、ゆずは風味がよく活かされて、おいしいねとは感じましたが、表面の蜜(薄くキャラメリゼされたような仕上がり)が,食感を左右するので(抹茶は、蜜の影響でサラサラはなりません。)気温が上がる夏場には、状態の保持が課題になりそうです。
百貨店などとはちがって、時間を過ごすには向かないエキナカ...整理券まで導入しなくちゃど〜にもならないくらいの需要過多は、嬉しい誤算か,仇となる見通しの甘さか....???
15/05/21 
リストに戻る
|