開けてびっくり!
 箱の中には隙間がいっぱい!
 

 製菓会社とコラボした限定販売の『プレミアムなお菓子』を求める行列が耐えないことで知られた梅田のデパートで、いつの間にか新登場していたグミを買ってきました。cororoという商品名です。
 
 バトンドール(グリコのプレミアムポッキー)やグランカルビー(カルビーのプレミアムポテトチップス)などはメディアでも頻繁にとりあげられて、当初はスルーを決め込んでいた我家も遅ればせながら参戦してしまったのも今は昔....。最近は整理券の配布もなくなり、店外待機の長い列も見かけなくなりましたが....それでもプレミアム**という、限定販売のコラボ菓子は人気のカテゴリーにあるようで、新製品も次々に登場します。

 メディアの注目度が、バトンドールやグランカルビー時代ほどではないので(コラボ、限定販売事態が珍しくなくなったのでしょうね。)、ポテトチップス味のコロッケは一度聞いた記憶がある程度、柿の種状のフレーバーおかきは、取り上げられていたのはコレ(類似商品があります)だったかしら?程度で、cororoに至っては、売り場の前を通るまで知りませんでした。目にとまったのは長蛇の列ではなく、本日分完売の札が置かれた空っぽの棚でした。最初はウィークリーイベントかなにかと推して、それきり....。その後何度か空っぽの棚を見るにつけ、それほどの人気商品はなにかな?と、一応は立ち止まり、UHA味覚糖の{高級グミ}が、そこで販売されている商品だと知りました。限定販売のコラボ、プレミアムグミですね。

 ただ、幸か不幸かわたしはグミ世代ではなかったので(グミを知らずにパート・ド・フリュイを好んだ世代。)商品購入を目的に早めの行動までの気合いは生じませんでした。(開店前に並んで数時間待ちとかね...。)ですから、完売までの争奪線の様子は知りませんが....とある平日のお昼過ぎに、まだちゃんと棚に並んでいる商品のパッケージを見に近づいたところ、そこが最後尾だったので、そのまま数人の列の一部になりました。店外で待機して、少人数づつ店内の店先に誘導されるシステムまでは必要ないくらいの込み具合は、平日だったから...でしょうか?
 いい機会だからと、でも、どんなモノかも分からないので、6種のフレーバーを一箱づつの購入に抑えました。
 6種24袋セットのHappy Boxは完売、巨峰だけはわたしが一箱を籠にいれた後に残りが2箱...とはいえ、季節限定のブルーベリー、メロンも在庫に余裕はありました。
 公式HP情報によりと、cororo専門店(デパート内店舗)のオープンは4月下旬だったようで、季節限定、スタンダードともに、フレーバーは何度かは入れ替わっている様子でした。

 パインや白桃の方が好みだったかも...などと思いながらの初kororoの商品本体が上のイメージ。
 ジュージー感と果実感を追い求めた新感覚グミとのことですが、マスカット、巨峰は、見た目も果実に近い仕上がりで、うすい膜を破って、香りと果汁がとびだすような食感は、馴染みは無いけど、わたしの中のグミのイメージとは、確かに異なった一粒でした。
 おいしい...とは思います。

 ただ....実は....箱を開けた瞬間に、がっかりモードが作動してしまっていて、満足度の上昇は叶いませんでした。 
 下イメージが箱の中の状態。ふた粒入りの小袋が4つ。商品案内のチラシにも記載されている内容なので、何の不満がといわれるかもしれませんが...答えましょう! だって、スッカスカなんですもの。箱の中には隙間が一杯なんですもの。

 この空間...デリケートな商品の保護云々という理由付けにはならないどこころか、なまじの隙間のせいで箱の中では商品がガサガサと動くわけで、ふたを開けた時には4袋が角に重なりあって、箱の底面が半分見えているモノもありました。 ちょっとした仕切りがあって、4袋が行儀よく平らに並んでいるならまだマシ(?)だったかもしれませんが....う〜ん、なぜに、箱はこのサイズ??のひとことでした。
 
 各フレーバーをひとつづつで、6箱...重くはなかったものの、持ち帰るにはそれなりの荷物だっただけに、実は、半分か3分の1で用が足りる物を、無駄にスペースを運ばされちゃって...という感じでした。
 自宅ではむろん、箱を処分して省スペースで保存していますが、4袋が入っていた箱に8袋を収めてみたのが下のイメージ。...余裕です。箱は上蓋に少しふくらみもあるので、さらに4袋追加しても、商品のダメージを懸念する状況にはなりませんでした。ギッシリ感と重みはましましたけどね。


 むろん6種のフレーバーがあるのに、8袋、12袋単位で販売されるのは、ありがたくも何ともない話で、ひと箱4袋入りは需要には叶っているとは思うんです。
 ただね、底が見える程のスカスカの中味では...限定物だからと、容易くプレゼントには使えないなと言うのが正直なところで、本当に、どうしてこんなに大きな箱が選択されたのか、商品はいい感じにレア度もあっておいしいのに、口にする前の、「なにこれ?」という負の驚きが、残念です。

 cororoのラインナップには、6種が4袋づつ、24袋入りのHAPPY BOXというものがあって、イメージを見る限り、こちらは綺麗に並べられて収まっているので(完売が早く、現物を目にしていません)がっかりモードを作動させないためにはそちらを選んだらいいのでしょうけど、単品3箱詰め合わせ、6箱詰め合わせ用のギフトボックスも用意されているので、ガッサガサの箱がギフトに使われることも、想定されているということ...。
 今回、ちょっと、わたしも考えたんですよね。**さんに送ってあげようかな...なんて....。自分がグミに馴染んでなかった為に、とりあえず試してからと思いとどまったわけですが、中味を知らずに送らなくてよかったとつくづく思いました。
 箱半分の大きさだったら、よかったのに....。

 といっても、改善は期待薄でしょうから、次回に購入する機会があった時には、『お荷物おまとめだい』で箱を開けて、中味だけバッグに入れて身軽に持ち帰ることにします。
 当面は自宅オンリーアイテムですね。

 余談ながらついでに...。
 
 チョコの薄さ(サイス)は変わらないのに、ある時から突然に箱の厚みだけが増した詰め合わせの内部の状態。
 工夫(?)の中敷のお陰でガサガサではありませんでしたけど...興ざめ感は半端なく、長年の縁が薄れる切っ掛けになりました。
    

                               17/10/11 

リストに戻る