2022年、アイスティー用のティーバッグセットを購入しました。
マリアージュ・フレールの缶入り白茶シリーズを少々もてあました結果、
茶葉の(大量)消費目的で我が家では水出しアイスティーが定番化していた時期です。
アイスティーと言えば、濁らずクリアなアイスティー作りのテクニックなども、ひと頃取り沙汰されもしましたね。急速に冷やす!氷は必須。国内のマリアージュ・フレールのサロンでも、大きなグラスにたっぷりの氷入りでアイスティーは提供されていました。
ショッピングルート上にあって利用しやすかったティーサロンが閉鎖されてからひさしく、現在のメニュー構成は確認できていませんが、たまにオーダーしたものの、飲み切ることができない量のアイスティーの氷を突きながら、パリ本国にもアイスティーメニューはあるのかな〜などと、思ったものです。
パリに限らず、ロンドンでもローマでも、カフェやサロンで、アイスティーを見た記憶はありませんが、かつて、探せどアイスコーヒーがなくて、行き着いた先にあったアイスコーヒはコーヒーアイスクリームのパフェ仕立てだったという体験上、『ない』と思って動いていたため、目につかなかっただけかもしれません。
それで言えば、購入したアイスティー専用のティーバッグも、今更の話かもしれませんが、“海外ブランドのアイスティー” ゆえ、目に止まったのでしょうね。
正しい方法かどうかはともかく、水出し、冷蔵庫冷やしで意外と美味しく、愛飲していた白茶シリーズも底を突き出したところへ、白茶と比較すればかなり安価に思えたアイスティーセット。
実はセットのみの販売で、どうしようかとちょっと立ち止まって考えはしましたが...
ものは試しと持ち帰った箱入りセットが左イメージ。
どうやら期間限定販売だったようで、
定番でアイスティ専用のアイテムが取り扱われているわけではなさそうです。ティーバッグは大きな丸型で、茶葉もたっぷり、紐の長さがいやに印象的な仕様でした。
アイスティー専用商品ということだったので、わたしは水出しに特化した工夫がなされた商品と理解していましたが、1Lの水での水出しと、500mLのお湯で抽出して氷で急速に冷やす方法が併記されていました。
通常のティバッグよりも茶葉の分量を多くして、その分バッグにもゆとりを持たせた特別仕様で、水出し専用ではなかった様子です。ただティーバッグの作りは水出し仕様な感じで取扱しやすかったです。

とは言え、期間限定な上に選択できない15種セットは、販売開始を待ってまで求めるかと言えば...正直、我が家の場合は好まないお茶も結構あったので、積極的な利用には疑問が残ります。 2023年も6月中旬から販売されている様子ですが、食指は動かず終わりました。
一方、下イメージは水出し紅茶のカテゴリーで販売されている、デコラージュのティーバッグ。
室温水500mLにティーバック一個、5分待てというお手軽アイテム。百貨店の紅茶イベントで数年前に初購入。その後は、取り寄せまではしないけれど、催事の機会には購入して使っています。
ベースの茶葉はバングラデシュのティターニア農園、紅茶エキスパウダーや香料など、
原材料名には馴染みのない(ときめきません)文字が並んではいますが、そのあたりは“見ない”で使えば、手軽さは◎。風味も悪くありません。ブラックとアールグレイの他はフルーツ系のフレーバーで、クセがなく安定しています。
下イメージ
右側は、実は紅茶ではなく、ハイビスカスメインのフルーツティー。シトラスベリーという商品名しか見てなかったので、レモンフレーバーの少し酸味のあるサッパリした紅茶!と思って飲んだら、実はハーブティーのカテゴリーだったという..。
三角水形状のティーバッグは共通。紅茶の茶葉は、グラン・ボワ・シェリと同じくらいの細かさ、BOPかファニングかという形状です。
マリアージュ・フレールではFRENCH SUMMER TEAというシリーズで
23種のアイスティー専用茶葉が販売されていますが、大半は緑茶ベースで、青茶、ルイボスティ、紅茶ベースがそれぞれ3種類ほど。使い捨てフィルターに茶葉を入れて作ったティーバッグを、pure water、spring waterに投入する方式の水出し専用ラインナップです。
紅茶はあまり向かないのかなという印象は否めません。
同じくパリのダマン・フレールの水出し専用アイスティーの案内が、取り寄せサイトから届きましたが、こちらも9種のうち紅茶はひとつだけで、紅茶ベースのチャイがひとつ、ふたつがハーブティーで残りは緑茶でした。
アイスコーヒーという飲み物は見つからなかった欧州で、「アイスティー」をオーダーすると、冷たい日本茶が提供される確率は、高いかもしれませんね。
改めてチェックすると、TWGのアイスティ15種セットも、いわゆる紅茶よりも緑茶が優勢たっだのでした。
23/09/17 
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