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ただ、1月1日を移動日に当てるのは、遠路はるばる訪れた観光客だけではないようで、南駅にはそれなりの人出がありました。それ故か否か、ホテルのメインダイニング(パリ、ウェストミンスター)が休みになる日であろうと、駅の売店は営業していました。時間つぶしに売店ほどありがたいものはありません。飲み水を買おうかと入った店で、ガレーのバーチョコを発見したわたしは、思いがけない出会いに歓喜! その後、有名どころのベルギーチョコが一同に会したチョコレート専門売店にもつい引き寄せられて、数種類を選びました。ただ、わたしの前にただひとりレジ並んでいたおじさんが、ケース内の一粒チョコ選びに“慎重”で...2番手のわたしは予定外に待たされた結果、ホームに急がなくてはならないハメになりました。ヨーロッパの店では所要時間の予想がしばしば裏切られますが、遅刻厳禁の予定が控えている場合は、予想に3倍くらいの予備時間を計算に入れた方が無難ですね。 さて、来る時と違って、今回のタリスにエールフランスは関与していませんから、ありがたいポーターサービスもありません。 先にわたしが乗って、下から主人が持ち上げたトランクを受け取るか、先に主人が降りて、私が落としそうになるトランクを受け止めるかと言うパターンですが、どちらの場合もものすごく距離を感じます。 1月1日のタリス1等車両内には、私たちの他には数人のゲストが乗車しているだけでしたし、始発と終着駅だったので、ヨッコラよっこらの動作が人様に迷惑にならないことが幸いでした。その、数人のうちの一人の女性が、パリで降車の先には手を貸し手くてました。親切な人が多いです! 海外では荷物から目を放したら、なくなっても不思議ではないので気をつけましょうという情報はアドヴァイスが多すぎて、わたしたちにも注意するにこしたことはないという意識が身に染み付いてしまってますけど、見知らぬ人の親切にふれるにつけ、自分たちの傲慢さを反省したくなります。
対面形のシートレイアウトはヨーロッパでは珍しくはありませんけど、このタリス、頭上の荷物置き場の下が鏡張りになっていまして、鏡の中に車両半分より向こうの乗客の『顔』が見えるので、落ち着きませんでした。不用意に上を向くと、本来差座席の背もたれに阻まれて見えない誰かと(鏡の中で)視線があったりする....。大あくびは慎まなくちゃ、どこで見られているかわかりゃしないという感じなんですね。 04/02/03
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