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 2009年6月下旬、9月連休にルスツリゾートで遊んできました。
 数度の利用から10数年の時をあけての今、ルスツ再訪に踏み切ったのは、トマムの引力が弱まったからです。残念な事態ですが、ゴルフやスキーを楽しみながら快適に過ごせるエリアの探索が急務となりました。ルスツを選択したのは、過去の経緯で少なからずトマムとの関わりがあったからで、ルスツに多少なりとものトマムらしさを期待して...というのが正直なところです。
  レポートは、ですから、かつて、ルスツではなくトマムを選んできたわたしの価値観が大きく反映されています。参考資料として利用される際は、その旨ご理解の上、他者の見解や評価を併せてご覧になることをお勧めします。

 



     

ルスツリゾートゴルフ72

 ルスツには4つのゴルフコースがあります。
 我家がプレイ経験があるのは、タワーに隣接のタワーコースのみで、他のコースに関しては、(以前は)いわゆるエリア外という感覚でしたから、宿泊してのゴルフの対象にななったことがありませんでした。ただ、今回6月に利用したパックは、スタート時間やゴルフ場の指定ができない商品で、結果、初めてのいずみかわコースと久しぶりのタワーコースを回ることになりました。
 主人と再訪した9月は、コースの選択が可能なパックだったので、利便性重視でタワーコースを指定しましたが、実際には、他のコースへの移動もイメージしていたほどの面倒が無いことも判りましたし、今後は他のコースへの『お出かけ』も悪くない気がしています。


 いずみかわコース

 ホテルからゴルフ場までは車で約5分、宿泊しているのにわざわざエリア外には....ということでこれまで食指が動かなかったコースです。
 が、エリア内、外という感覚は隔離性の妙が魅力の一つだったトマムを基準にしたもので、ルスツではあまりこだわる必要も無かったのかもしれません。徒歩でこそ移動は出来ませんが、送迎サービスがあるので、利用してみて、特に不便は無いことを理解しました。。

 受付はタワーのフロントで済ませます。
 いずみかわコースにはロッカーが無いということで、着替えは、タワー出発前に済ませます。必要があればタワーのロッカーをかりることになりますが、タワー宿泊の場合は部屋であらかたの準備をととのえますから、わたしたちは、出発時には(ロッカーの)必要を感じませんでした。
 スタッフに「お使いなりますか?」と聞かれて、「いいえ。(何のために?)」と、聞かれる理由が判らないくらいだったのです。
 サンダル履きで送られたわたしたちは、コースのクラブハウス(受付、ショップ、トイレ、コインロッカーがありました。)内で、持参したゴルフシューズに履き替えましたが、その時になって「そっか、タワーのロッカーを借りて、靴も履き替えてくれば良かったんだ。」と悟りました。小雨模様の中、サンダルを数時間持ち歩く(カートに乗せておく)意味はないですものね。大雨だったら、後悔していたところです。

 フラットで雄大なコースは初心者や女性にも優しいとのことでしたが、初めてのコースに優しさを感じる余裕は.......??。
 でも、大変気持ちのいいコースでした。
 平日で他のゲストと遭遇することも無かった(林のむこうにカートが見えたくらいでしょうか。)4時間あまり、静寂に包まれていた気がします。耳に入るのは自分たちが発する音、目が捉えるのは彼方へ広がる空と緑(捉えきれないボールがいくつか行方知れずになりました。)ばかりで、遊園地の賑わいともここは無関係。隔離されてありながら解放感もたっぷりでした。
 ホールからホールへの移動がそれなりにありますし、木々ですっかり取り囲まれているホールも多いようで、隣り合っているはずのホールや、前後のホールの気配を感じにくいので、自分のペースを保ち易い気がします。
 コースは良く手入れされていて、今後に繋がる植樹エリアも何度か見かけました。
 コース内にお茶屋、休憩所の類はありませんが、適所に設置されたトイレ設備(は綺麗でしたし、自動販売機も点在していました。

 最終ホールを終えて、クラブハウスまで戻ると、迎えの車が待っていました。
 わたしたちがカートをおりて、サンダルを携えつつゴルフシュースの底に絡み付いた芝を取っている間に、キャディバッグは車に積まれて『お帰りの準備』は整ってしまいました。....早かった。
 車を待たせて、ゴルフシュースからサンダルに(ここで)履き替える理由は......ないんですよね。
 結局わたしたちはゴルフシューズのままタワーに戻り、アトリウム棟、モノレールステーション側の入り口付近でサンダルに履き替えました。右には宅配コーナーとその奥にロッカールーム、先に進めばタワーコース、左に行けばフロントデスクを挟んでタワー客室棟という位置です。ゴルフシューズのまま左にはすすめませんものね。
 どこかで靴を履き替えるとなれば、やっぱりロッカールームなんだろうなと腰をおろすにおろせないところでよたりながら、わたしはつくづく思いました。
(ロッカーを借りていなくてもロッカールームを活用することはできたのに、館内入り口でサンダルをとりだしたのは、間違いでした。)
 使うかと尋ねられるものは、つまりは使った方が便利なのだと、(最初と最後に)学習した1日でした。

                   
                                          10/03/21 

 

 

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 タワーコース


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