お馴染みのファ−ム富田の彩りの畑です。この間、カレンダーを見ていて気が付いたのですが、この畑の彩りは毎年レイアウトが違うようです。
今、我が家の壁にかかっている2001年度の7月では、右のオレンジの部分が矢車草の紫やピンクで埋め尽くされていますし、2002年の表紙にある彩りの畑では、ラベンダーの横に鮮やかなレモン色が見て取れます。
ファーム富田のカレンダー(折りたたんだ状態で11.5cm×17.5cmの従来のもの以外に、2002年度は卓上型の新タイプも登場しました。1年間、楽しんだ後はハガキとして使えるというものです。)
は、7月にはもちろん翌年のものが販売されているので、来年のカレンダーは昨年のイメージで構成されているのかと思ったら、これもまた、 昨年我が家が撮ってきた彩りの畑にはレモン色は配置されていませんでした。
天気の加減だけでなく、少し落ち着いた配色のように感じた今年の彩りの畑は、いつカレンダーに登場するのでしょうね?
彩りの畑という名称がいつ頃から定着したのかはわかりませんが、15年ほど前に初めてラベンダーを見る為に富良野を訪れた時には、ファーム富田でもこれほど様々な花の競演はなかったと思います。
スタッフの労力を想像すると、クラクラしますが....観光客が楽しめる時期も敷地もぐっと広がりました。
今年は、麦のきみどり色が際立ってました。
同じ頃のイメージで、小麦がいわゆる小麦色になっているものもあるのですけど、今年は明るくやわからな緑色。他の花よりも丈の長いきみどり色の帯が、風に呼応してうねる様は、なかなか見事なものでした。
欲を言えば、ラベンダーは開き過ぎだったかもしれません。
わたしは、開花直前の蕾の頃が一番好きなので....。でも、その分、香りには誘われました。
ラベンダーオイルやポプリ、香水や石鹸など、その香りを楽しめるラベンダ−製品は数多くありますが、咲き乱れる花がサワサワと醸し出す香気は、やはり特別製です。青空の下で強い日差しを浴びていた昨年の日中は穂先きが垂れて元気のないものも目立ちましたけど、今年はイメージのようにピンとそらを仰いで、精気あふれる様子を見せてくれました。
彩りの畑の、そのまた上の方に広がるひなげしの群生。
涼しい気候に後押しされて、今年は坂を登って、近くまで寄ってきました。
遠くから見ると赤いじゅうたんのような迫力を感じるひなげしの丘ですが、実は緑の海に咲く可憐な花だったりするのですね。
下のイメージは、ファ−ム富田の園内から富良野の町の方向を撮ったものです。
あいにくの天気、とはいえ、なかなか雰囲気のある景色でした。
01/08/03 

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