画面のレイアウトが乱れる方へ

 

       
 
                               

 2013年、11月初旬、秋の気配が深まったパリ観光に出かけました。

 前回のロンドン観光と同じ理由で、関空発、エミレーツを利用しての6泊9日。2度目のエミレーツは、学習の結果、ドバイでの乗り換えや長時間フライトへの不安も無く、他社との比較も無く即決。チケットは、公式HPでの価格をチェックしながら、数ヶ月前に購入しました。


 ホテルに関しても、前回、ロンドンの旅に学びました。

 規模はほどほど、ただし、ホテル自体のランクよりは客室のスペース(快適さ)にはこだわり、価格との折り合いがつくところで、ドーブッソンを選択しました。オペラ地区以外でホテルを検討したことは初めてで、でしたが、不慣れな地区でのデメリットは,許容範囲に収まり、今後の選択肢を増やしてきた気がします。

 旅の目的は、改装が終わったオルセーと、記憶が薄れかけたルーブル再訪問、ショートトリップは、フォンテヌブロー宮殿とバルビゾンのコースを、出発前に申し込みました。
 街中では焼き栗り売りの姿を見かける季節、ポピュラーなショコラティエではマロングラッセがそろい踏みするには少し早い時期、マリアージュフレールキャッスルトンのオータムナルがスタッフのお勧めアイテム....未体験のパリの秋色を楽しんできました。

                                   13/12/04 

  
 更新日  23/09/17    

 

エミレーツラウンジの感想  ドバイ空港(新Gate)



 上イメージはドバイ空港に新設されたA-Gate内のビジネスラウンジです。

 新設なのに...AーGateというネーミングの不思議はさておき、A-Gate は総二階建機種のA380の専用ゲートという前情報を得ていたわたしたちは、出発前に関空のエミレーツカウンターのスタッフに、新ゲートへ移動手段の情報を尋ねました。同じターミナル内でつながっているので、特別な(移動)ことはないというアドバイスでしたが、実際には、ターミナル3の既存のB-Gate とA-Gateは電車で繋がっていました。A-Geteを指し示す案内表示に従って歩いて行けば、乗り場が見えてくるので、迷うこともありませんけど、同じターミナル内の移動としては、充分に“特別”!。

 当然、ラウンジもA-Gate専用。
 これまで、徒歩移動で繋がっているC-Gate(ターミナル1)とB-Gate(ターミナル3)全体で、エミレーツ専用ラウンジは一カ所(B-Gate中央からエレベーターで階上へ)でしたから、同じターミナル3枠に出来たA-Gateにラウンジはあるのか....実は、既存のラウンジから搭乗ゲートが遠くなっただけだったりして...とわたしはちょっと警戒もしましたが、新しいゲートは、ゲートというよりもターミナルと言った方がイメージし易い規模で、 ちゃんとラウンジも新設されていました。
 2階のショッピングエリア中央部分のエレベータで上がった4階は、ビジネスラウンジの入り口の他は何もありません。4F全部がラウンジなんですね。(ちなみにファーストクラスラウンジは3階でした。)受付のカウンターは横に長く、デスクは一定の間隔でくぎられて、横に通り抜けの通路がありました。手続を済ませると、ゲストは受付の横を通って、ラウンジに入るというレイアウトです。
 受付で航空券を提示すると、空白だったGate 欄にスタッフが搭乗ゲート番号を書き込んでくれました。あらかじめ印字されていた搭乗時間に注意喚起の下線がひかれて、わたしたちは、入ってから右手、奥に進むようにとの案内を受けました。

 先の様子も見えないくらいに広いラウンジ、あんまり奥へすすんだら、出発フロアの搭乗口から遠くなるだけだし...と言うことで、中央ほどほどのところに陣取ったのが、特に進行方向の案内は受けなかった前回(B-Gate内ラウンジ)のこと。
 
 右奥っていわれったってねぇ〜という思いは顔に出さず、素直にうなづいてスタッフの横を通り過ぎて入っ多ところで目についたのが、搭乗口の案内板でした。(上イメージ 左)受付スタッフの指示通りに、わたしたちの搭乗口A1は、右手奥への矢印が!そう、新ゲートのラウンジは、ロンドンヒースロー空港内のラウンジと同じように、ラウンジ内に専用の搭乗口がもうけられていたんです。
 ヒースローとは規模が違いすぎるから、ドバイのラウンジに専用の搭乗口は無理だわねと言ってから2年も経っていないのに、できちゃったんですね。

 A1搭乗口の至近エリアはすぐ側にビュッフェコーナーがあって、ソファもあらかた埋まっていたので、わたしたちは通路を挟んだ反対側、少し離れた場所で過ごしました。(上イメージ 右側)
 飲み物、おやつは自分でとってきましたが、空になったグラスや皿は、随時スタッフが回収してくれました。即座にと言う程早くはなく、でも、何かまたとってこようかと(こちらが)立ち上がるまでは放置せず、しかも、食器の回収の為にフロア内を巡回している様子もみせずにという間合いは絶妙でした。

 左イメージはビュッフェコーナーの一部。セルフサービスのカウンターです。
 スタッフ常駐のカウンターやダイニングエリアも近くに設置されていて、ラウンジでしっかりと食事をとる環境もととのっていました。

 ソファや椅子は充分な間隔をとって配置されているおかげで、他者の気配を感じることはあってもその動向の影響をうけることもなく、居心地は大変良かったです。そしてそのまま、喧騒や混雑とは無縁のままに搭乗できるんですから、言うことなし!
 
 ただし、ドバイのラウンジでは搭乗案内開始のアナウンスはありません。時間が来たら自分で搭乗口に行くのよというわけで....パズドラゲームも一段落して(無料wifiあり)そろそろ時間じゃないのかな?とA1搭乗口の様子を見に行ったら「もう、みんな搭乗してる!」のを目にしてて、なんだか無駄に焦りました。
 遅れたわけじゃないんですけどね。搭乗手続が始まった時間も、どのくらいのゲストが搭乗済かも判らない為に、遅れをとった感に襲われたのでした。おそらくは.....ここで、機内持ち込カートにしまうべき、ガイド本を一冊、しまい損ねた気がします。(ホテルで荷解きした段階で、持参した2冊の内1冊が紛失)
 スマートなシステムをスマートに利用しきれなかったのは、反省ポイント。やはり、搭乗口の様子を伺える位置でくつろぐべきかもしれませんね。

 帰りは、(トバイ〜関空)はA380じゃないから、前のラウンジになるのか...残念!と思っていたら関空便はA-Gateから出発ということで、ありがたくも同じラウンジを利用。
 往路の経験を活かして、搭乗口が視界に入る位置で、ゆとりの時間を過ごしました。

                                                  14/02/01 


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エミレーツラウンジの感想  パリ・シャルル・ド・ゴール空港 



 ロンドン・ヒースロー空港とは異なり、シャルル・ド・ゴール空港の到着フロアにはエミレーツ専用のラウンジ(送迎の受付を主にしたフロントデスクと休憩所)はありませんでしたから、過度な...つまりはラウンジ内に専用ゲートがあるかしらなどと言う期待は封印して入室したのが上のイメージ、出発ロビー内の一角に設けられていたエミレーツ専用ラウンジです。

 案内板表示には他の航空会社数社名が併記されていたので、これは....共有パターンか...と一時がっかりもしましたが、表示の先は専用ラウンジが集まっている一角でした。他社の入り口デザインに(中は見えません)多少の興味を抱きつつ一番手前のエミレーツラウンジへ...。
 内部は受付を含めてフラットな1フロアで、ドバイを持ち出すまでもなく、ヒースロー空港(のラウンシ)と比較しても、コンパクトでした。

 入室して手前寄りにダイニングエリア、通り越して奥側にリビングエリアというレイアウトでしたが、椅子の配置は“それなりのゆとり”レベルで、混雑時はちょっとくつろぎきれない印象も受けました。もっとも、フライトも限られているので、椅子が埋まってしまうような混雑の懸念は不要なのかもしれませんね。
 上イメージ左の、青いカーペットが敷かれていない部分が通路ですが、通路を挟んだ反対側は、カフェテーブルに向かい合う形で一人用ソファが2〜3カ所に置かれている程度の、余白部分的な空間でした。独立性が高く、他社への気兼ねもない余白部分に落ち着いたわたしたちが、ダイニングエリアのビュッフェ・コーナーからとってきたのが、真ん中と右側のイメージです。空腹感があったわけではないし、搭乗したら間もなく機内食...もわかっているものの、機内食よりもラウンジで提供されているモノの方が相当おいしかったという記憶(ヒースロー空港ラウンジ)がよみがえって、いろいろと誘惑されました。
 料理は、予想通りに機内食よりもおいしい程度、お菓子は予想を越えて、人気パティスリーのラインナップとも勝負出来そうなおいしさでした。とくにモカのクリームパフ!(中央イメージ)ほろ苦いクリームとしっかり甘いアイシングが絶妙で、一期一会で終わるのはあまりに残念、出発前にもう一個、わたしは頂く予定でしたが、こういう場面での時間の経過は早いものでして、他のゲストの姿がまばらになったのに気づいた時には......おやつを食べてる余裕はなくなってました。

 入室した時に専用搭乗口らしきモノがないことをチェックしたわたしたちは、おそらく、まずまちがいなく、退室して搭乗口に向うことになるんだろうと理解はしていたんですが、やはり....と言うわけで、予定よりも早めに『おいとま』することとなり、もう一個はのモカ味クリームパフは幻に終わりましした。
 
 他者が気にならないくらいの場所は、他者の動きにも疎くなる場所と言うことで(案内はもちろんなく、注意喚起に繋がるようなざわつきも無く、至ってしずかにコトはすすむのです。)リラックスしすぎて時間の経過に鈍くなるデメリットもつきものなのでした。
 退室予定時刻30分前くらいにの時刻に合わせて、スマホのアラームセットをしておくのがベター...だったかもしれませんね。

                                                  14/03/01 


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免税手続

2015年のレポートで『以前の体験』として 言及しています。
 免税手続は専用機でバーコード読み取り..出来るものと出来ないものがあり、面倒  を参照

                                                  19/01/13 


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