無計画の夜はエネルギー不足。なんと、夕食はルームサービス頼り..........快適、お気楽さについ納得
初ディズニーシーでの無情の雨も雨具が必要だったのは午前中だけでした。
合羽の脱ぎ着から解放されたわたしたちが、園内で最初に口にしたおやつはバナナのカルツォーネでした。ガイド本での紹介を見て、食べることを決めていたおやつのひとつですが、 歩き回っている内にたまたま売り場近くに出て、(食べるという)予定を思い起こしたというものです。
気がつけば、朝ご飯のあとの数時間は何も口にしていなかったねということで、最初の休憩は午後2時前、トロピック・アルズ(後で分かったレストラン名。TDRではワゴンも“レストラン”のカテゴリ−で紹介されています。)でとることになりました。
ワゴンの前のテ−ブル席(20席だそうです。)は満席で、買う為に並ぶゲストの列もできていましたが、近辺、道沿いにはベンチもあって、座る場所の確保に苦労はありません。お昼抜きだったのでついでに何か他のものも...とワゴンの上に掲げられたメニューを見て、わたしたちはようやく食べ物に関しては選択ができないことを理解しました。トロピック・アルズには飲み物の他はバナナのカルツォーネだけしかないのですね。バナナのカルツォーネ.....カスタード味とかチョコレートトッピングとかのオプションもなし...です。
拍子抜けというほど大層なものではないものの、“他にも何かおいしそうなもの”を期待していたわたしたちは「これだけなんだね..。」という気分で順番を待ちました。ガイド本を熟読していなかった自分たちがトロピック・アルズに立ち寄れたのは幸運と呼ぶべき偶然だったと理解したのは、このカルツォーネが胃の中ですっかりこなれてしまって後のことです。「これだけ」と思ったものは「ここにしかない」ものだったのですね。アイスクリ−ムやポップコーンのワゴン(これはもしかしたらショップのカテゴリ−になるのでしょうか?)のように、複数出店のものとは違うようです。
ディズニ−ランドの方では執着するほどのおやつがなかったので不確かですけが....例えばチュロスも園内数カ所で買えますし、特別メニューも複数店鋪出取り扱われているし、何かを食べる為に特定の場所を目指したという経験がありません。ですから、ディズニーシーの通りがかりのワゴンの前で「...バナナのなんとかって...見かけないよね。」などと言いながら、とうとう食べ損ねるという悲しい結末を迎えかねない状況だったのですけど、わたしたちはついていました。
12月の、雨は上がったとは言え陽の恵みのない空の下で、初めて口にした固形物は、左のイメージのようなものです。(イメージは2002年5月のもの。12月はワゴン前のテーブル席が空いていなくて、少し離れたベンチで頬張りました。)
敢えてかじりかけ(のイメージ)をセレクトしましたが、生地の具合が伝わるでしょうか?
丸ごと1本のバナナをピザ生地で包んで焼いたトロピカルな味わいという話(講談社、ハンディガイド)ですが、ピザ生地ではないと思います。すくなくとも、わたしが(ピザ生地に)不可欠と考える弾力がありませんでした。食感はソフトクッキーですね。
ガイド本に記載されていたイメージとは見た目も随分異なっているので、生地に関して変更があったのかもしれません。 バナナと生地は密着しておらず、不用意にかぶりつくとべたつく果汁に手や口まわりや服を汚されます。果汁もバナナも熱いです。気をつけましょう!
食べにくさに目をつぶれば、口もお腹も満足できるスナックでしたが、好みをいえば、生地はもうすこしバナナによりそって欲しかったです。
1本のバナナでカロリーを補充した後は、暗くなるまでひたすらアトラクションを楽しみました。
空腹感を意識したのは、足もだるくなって身体が休憩を欲した頃でした。一旦(ホテルの)部屋に戻ろうかという時になって思い出した“宿題”がギョウザドッグです。(イメージはこちらを御覧ください。)
さすがにどこにでもある訳では無いらしいことを察し始めたわたしたちは、ガイド本とマップを念入りにチェクして、販売ワゴンの場所を特定しました。ミステリアスアイランドにあるリフレッシュメント・ステーションに向かって行くと(ワゴンが見えない内に)長蛇の列が見えてきました。
何のアトラクションに並んでるのかね〜、アトラクションがあったっけ?と、列を横目に先に進むと...なんと、その列の遥か先にはギョウザドック販売ワゴンとおぼしきものが...。先頭まで行って確認してから戻るのはあまりに距離があるので列の後方に並んでいる人に尋ねたところ、やはりギョウザドッグを買う為に並んでいるということで、目を白黒しながら最後尾に連なりました。この時はアトラクションよりも待ち時間が長かったという印象が残っています。
3分の1ほど進んだところで、 スタッフが注文の数を聞きに来たのには驚きました。...現物も見て無いし、大きさも分からない状況では、とりあえずひとり1本づつでしょうね...。“2”と書かれた注文用紙を渡されました。ギョウザドッグが数量限定モノだという話はなかったと思いますが、そろそろ数量に余裕がなくなっていた時間だったのかもしれませんね。
順番待ちの間に冷えたからだを温めてくれるギョウザドッグはボリュームのあるスナックでした。
結局“宿題”を思い起こしてから、実際にギョウザドッグにありつくまでには1時間程を要したでしょうか。中途半端な時間にお腹を膨らませふくらませたわたしたちは、夜のショーの前に夕食を取る気になれず、ショーの後(余韻に浸りながら、ショップを見てまわったので)はイクスピアリの閉店間近で....TDR2日目の夜はルームサービスでの夕食(ほとんど夜食)となりました。
24時間のルームサービスがありがたかったです。
03/07/15
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学習の効果、2002年5月の話(夕食、おやつ編)
ギョウザドッグのワゴンがポートディスカバリーにも出現したこと、リストランテ・ディ・カナレットのピザの味などのお話です。お待ち下さい。
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2003年5月の話(夕食、おやつ編)
右のイメージは、イクスピアリ3階にあるエスカラ・サイゴンの夕食、コースの最後に出てきたデザートです。2種のタルトとマンゴープリン、空っぽの銀色のボウルには、タピオカ入りココナッツミルクが入っていました。
このときは,確か4、5千円のコースだったかと思うのですが(さすがに記憶に自信がなくなりました。メモをとるべきでしたね。)前菜が3種の春巻き、フォアグラのソテー・マンゴー添え、牛肉入りのフォー(米粉のヌードル)、おいしいのだけれど、ものすごくスパイシーな一品のあと、牛フィレ肉のメインと続いて、締めくくりがスウィートの盛り合わせでした。
お値段の割に、おいしいものがたくさん出てきたので、満足度は高かったです。
フレンチスタイルのベドナム料理と言う位置づけで、見た目もなかなか美しく、次もまた、利用したいと感じた店です。
でも、コースを堪能するなら、少し時間は必要....。
実はこの時も当日の夕方に店の前を通りかかったことがきっかけで予約をしたのですけれど、9時からと言うこちらの希望に対して、(閉店が10時なので)スタッフからは1時間ではちょっと慌ただしいのでは...というアドヴァイスがありました。TDLのエレクトリカルパレードの観賞を予定していたわたしたちは、8時30分からを進めるスタッフに抵抗し、40分から、いや、45分からなどと微調整試みたあげく、肝心のパレードも途中で退席し、(リゾートラインで1周するより歩いた方が早いと判断)息をきらしつつエスカラ・サイゴンに到着することになりました。実感として,やはり、食事には最低でも1時間30分は必要だったと思います。
最低時間も持ち合わせなかったわたしたちは、最後のデザートでギブアップ。おいしそう!とは思うんですが、「しばし,休憩を」と訴えてくるおなかの状況を蒸しする訳にはまいりません。
そこで、タルトだけでもと、ホテルへの持ち帰りを希望しました。ヨーロッパでは(なぜかトマムでも)ノープロブレムで包んでくれるんですけど、予想通りスタッフは困った様子でした。スタッフの発言の前に「ホテルに戻ったらすく食べます!」「万が一おなかが痛くなっても,ここに文句は言いに来ません!」と頑張って、タルトは包んでもらいました。さすがにマンゴープリンの持ち帰りは無理かなと推察したので、こちらは、ものすごく頑張っておなかにしまい込みました。
気合いで頑張れば何とかなるとはいうものの、落ち着いて味わったタルトの方がマンゴープリンよりもはるかにおいしかったです。
なにごとも余裕第一。TDLからイクスピアリまで,決して近くはないと悟らされた日でした。
04/03/05
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2007年12月の話(夕食、おやつ編)
2007年12月は木曜日からの3泊...とは言っても主人は初日の閉園後に合流というスケジュールでしたから、晩ご飯は2回。
夜の定番エンターティメント観賞の優先順位が下方に落ち着いてきたとはいえ、期間限定のショーもあるので、夕食はプライオリティーシーチングの予約はしませんでした。
予約ができる店は一通り利用してみると...ぜひともまた(その店の料理を食べるために)時間をやりくりしてでも利用したいというほどの執着は生まれませんでしたし、案外と、シーはカウンターサービスでも、ちゃんと落ち着けるスペースがあって(屋内にしっかりとしたテーブルが充分な数と思えるだけ配置されている。)料理もまた、それなりにおいしかったりもしたので、利用していない店への興味も出てきたんですね。
ただ,今回は....並びました。
クリスマスシーズンの12月は例年訪れている11月とこれほど違うのかと、何度も何度も人の多さに驚きましたが、カウンターサービスの店でも、カウンターまでの道のりが,長かった。金曜日の夜に利用したカスバ・フードコートでは、よりによってカレーの列だけが 異様にのびました。同じエスニック...なのですが、カレーは時間がかかりそうだから、隣のチャーハンかヌードルにしようか..とはならないんですね。みんな....。我が家も,なりませんでした。カスバ・フードコートはそれまでにも何度か利用していますが,カレーカウンターのココナッツプリンへの執着が...。
アラビアンコーストではなくハーバー近くにあれば,滞在中何度でもおやつに食べたいプリンなのです。
今回、そのハーバーエリアで、我が家のツボにはまったスナックとの出会いがありました。
前日にも増して人が増えた土曜日の夜.... 昼間はパレードを見る為にディズニーランドに入園していた為に、戻って来てから遅い時間までシーのアトラクションで遊んだ結果、晩ご飯が後回しになったわたしたちは、今宵はルームサービスの覚悟を決めてホテルに戻ることになりました。
夜9時を過ぎると、パーク内の各レストランにも次々とオーダーストップの表示が出るので....気をつけましょうね。ただ、ありがたいことに、メディテレーニアンハーバーにあるレストランの内、よりエントランス近くにある数店は、もうひと頑張りしてくれていました。帰路につくゲストが思うつぼにはまって立ち寄るので、どこも込んでいましたが、部屋に戻ってルームサービスを待つよりは早いかもという判断で,わたしたちも,オーダーストップまで10分あまりという時に、カフェ・ポルトフィーノの列に並びました。
パスタ(厨房を見ると冷凍保存しているらしきものを高温で素早く処理している感じ)はオーダーを受けてからその場でソースとまぜあわされていて、器を変えれば、テーブルサービスの店でも十分に通用する味で、サラダやデザートも、おいしく、思いがけなく「満足、満足。」の晩ご飯だったのですが....ついでにオーダーしたごぼうとエビのフリッターが、不幸の始まりというほど美味でした。特にごぼうの方は、以前にヴィス(トマム)のメニューにあったスパイシーポテトのごぼうバージョンという感じで、今まで食べなかったことを悔やむばかりでした。
といっても、追加でオーダーできる時間でもなく、翌日、出発前のお昼は予約済み...カフェ・ポルトフィーノでご飯を食べるチャンスがもうありません。
それで....テイクアウトしたものが、上のイメージです。
テイクアウトが可能なら多めに3つ、無理なら、その場で一つを二人で分けよう(お昼はシルクロードガーデン)と単純な作戦ををたてて入店。尋ねると、テイクアウト用としての設定は無いものの、容器の代用として蓋付きのドリンク用コップをつけてくれました。テーブルまで運んで,お皿の上のスナックをコップに移し替えるのは、自分たちで...。
帰りの新幹線の中でも,いいおやつになりましたが、なんと言ってもできたてアツアツは絶品でした。(前日の夜よりいっそうおいしかった。)
08/02/06
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