画面のレイアウトが乱れる方へ
これからユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行く計画をお持ちの方、計画はなくても、取りあえず情報だけは得ておきたいとお考えの方を対象にしています。
 体験をベースに主観を交えたUSJの印象と少しばかりのアドヴァイスを御覧下さい。
おことわり
  情報は2001年5月1日の体験をベースにしています。
  今後、変動があり得ることを御理解のうえ、お役立て下さい。
 
  他のUSJ情報へのアクセスはUSJリストをご利用ください。

                     はじめに

 
米国外初のユニバーサル・スタジオのテーマパークが大阪にできるらしいという噂を聞いたのは、いつ頃だったでしょう? 本国以外では日本にしか出店していないというショップも増えていた時分で、どこからともなく耳にしたうれしい噂を信じられるくらいに、景気がよかった頃ですから、随分前になりますね。ただ、噂はそれきりで、その後はテーマパークの話題に遭遇することもありませんでした。我が家でも2、3度「どうなったんだろう?」と話したこともありましたが、バブルの崩壊のあおりで、計画は立ち消えになったのだろうというのが結論でした。でも、不景気の風に立ち向かいつつ、がんばっていたのですね。

 2001年3月31日に
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、華々しくオープンしましたが、この日が当初の予定通りだったのか、計画よりも遅れたのか、パークの規模に変更はあったのかなどの情報は我が家までには流れてきません。昨年報道で取り上げられてからオープンまでの数カ月は、あっというまで...正直なところ今回は準備不足のまま乗り込んだという感じです。公式ガイド本を見つけたのも(常に探してはいたのですよ。)直前でしたし、チケットの入手にも遅れを取ってしまいました。そもそも、こちらではオープン前後のテレビ番組特集以外には情報は入ってこない状態でしたから....。
 幸い、お天気にも恵まれた連休の谷間の5月1日、予想以上には楽しんでくることができました。(相当の覚悟をして行ったもので。)実際に体験した7つのアトラクションの詳細と、ハリウッドマジック(夜のショー)パ−ク内での我が家の1日行動記録を事前準備編とともに御覧下さい。
  アトラクション詳細にはその日の待ち時間や感想と合わせてベースになっている映画の概略のおまけ付き。行動記録は、パターンのひとつとして参考にしてくささい。

                                    01/05/09  



行く前にしたこと、あるいは、しておいた方がいいこと

 いい機会だから、連休の間に
ユニバーサル・スタジオにも寄ってこよう、と決めたのは昨年のことでしたが
最初、主人はわたしの計画を本気にはしていなかったようです。すっかり忘れていたテーマパークのオープンは刺激的な情報でしたけど、この数年、身動きがとれないような車両や、歩いた方が速そうな道路の渋滞と縁が切れているわたしたちにとって、混雑は最大の敵! オ−プン後、初の大型連休に乗り込もうなんて無謀以外の何ものでもないというところでしょうか。「混むぞ〜。」と言われると、わたしの気持ちも萎えるわけで....実際に気分が高まってきたのは、3月になってからのことです。さすがにこの時期になるとテレビの報道も過熱気味。それでも警戒(?)する主人に「(アトラクションに)3つ、乗れたらいいとすること。」とクギを刺されて、計画の実行が決まりました。まあ、期間限定というわけでもないし、今回は雰囲気を見る程度、気持ちに余裕を持って、という大人の心構えですね。
 ところが、3月中旬ころだったでしょうか、知人から連休中の前売り券が手に入らなくて、行くのをあきらめたという話を聞いて、余裕はあせりに変わりました。3つ乗れたら...と言う前に入場できなければ、お話にもなりません。

 ユニバーサル
・スタジオ・ジャパン のチケットというのは、シニアや団体などの割り引きはありますが、いわゆる種類はひとつなんですね。混んでる時期でアトラクションも消化できそうにないから、入園だけでいいわ、というわけにはいかないようです。入園と園内の全てのアトラクションをカバーしているスタジオパス(大人、正規料金5500円)は、下見気分で行くには手頃とはいえませんし、前売りを買うにも、せめて週間天気予報くらいは見てから、というお値段です。ところが、オープンまで2週間以上もあるというのに、前売り券が完売しているどころか、当日券の販売中止される日がでてきているというのですからビックリ!です。その日の内に公式ホームページで紹介されている、チケットの取り扱い店の全てに電話で問い合わせました。
 幸い、カレンダーの上では平日になる5月1日のチケットは購入することができましたが、4月30日の分はあきらめるしかありませんでした。片っ端から電話をかけた結果、感じたのですが、JRローソン、それから30日の分が1枚だけ残っているという返事だった1社以外は、チケットを単独では販売していない様子ですね。
ハッキリとそう言い切った代理店以外でも、おそらくは取り扱いチケットの大半をホテルや飛行機とセット販売している感じです。
 今後、落ち着いてきたらどうなるかは分かりませんが、チケットだけを求める場合は、当面はJRに電話するかローソンに走るのがいいようです。もちろん、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くことが主な目的で
大阪近辺に親戚や友人がいないという場合はパック商品がお得だとは思いますが....。
 走るより電話の方が早くて、1日の入場券はJRで購入しましたが、チケットの形態は列車の切符と同じものでした。E.Tの顔くらいは付いてるかしらと期待していたわたしには、気が抜ける程味気ないチケットでしたが、
これは現地で引き換える必要が無く、そのままでゲートを通れるという優れものでした。あとで、知ったことですが、前売り券といっても入場引き換え券という形態で販売されているものもあって、こちらは当日、入場券と引き換える手間が付いてくるようです。
  (現在はどうかわかりませんけど)東京ディズニーランドの前売り券は入場引き換え券でしたね。結局チケットブ−スに並ぶのなら(窓口は別でしたけど)と、当時は朝の天気を見て判断できる当日券を利用していましたが、はるばる泊まり掛けで行くような場合は、雨が降ろうと、真夏日になろうと、行動は決まっているわけで、体調を崩して寝込んだりしない限りは前売り券が無駄になることはありませんよね。
特にオープンしてからの日が浅いユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、わたしたちが行った5月1日でも、当日券の販売がないとかあるとか.....情報は乱れていましたから、結果的には今回の事前購入は正解だったようです。

 前売り券を購入してから、当日まではおよそ1ヵ月半。
 3月31日のオープン前後は報道も活発でしたが、その後は(北海道では)情報は途絶えた状態でした。4月の20日も過ぎてから、ようやく公式ガイドブックを手に入れましたけど、それには、大阪に住む義父母が噂を聞いて知らせてくれる、アトラクションの予約のこと、必需品とも言われるカッパの販売箇所などは明記されていませんでした。アトラクションの予約は一部のテレビ番組で裏技、として紹介はされていましたけど、十分な説明ではなかったような....。
 前もって、買って持参する予定だったカッパも、時間切れで準備できなかったわたしたちは、不確かな情報と
準備不足の現実を引きずって、5月1日、8時30分より少し前に
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに到着しました。

この日は一応平日ということで、公式ガイドブックによれば開園時間は9時から20時。
 ただ、前日に予定の時間よりも開園が30分早められたという書き込みを頂戴したため(ピンクさん)わたしたちも行動を若干早めました。

 
でも、覚悟していたほどの混雑ではないねと言いながら、記念撮影をしていたこの時、既に入場ゲートは開けられていて、みんなそれぞれのアトラクションに向かっていたのでした。
 開園の予定時間は信じないようにしましょうね。

                  01/05/14
 


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