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星野リゾート・トマムで、プラス思考で遊ぶ為に




  おことわり

 
星野リゾートが運営するアルファ・リゾート・トマムの、正式名称に関しては未確認ですが、公式HPでアルファの名称はそのまま引き継がれています。ただ、インフォメーション等では単にトマムと言う言葉が使われていますし、スタッフのネームプレートに星野リゾートの文字があったり、電話応対でも、一時は第一声が星のリゾートトマムだったりと、まちまちです。当サイトではこのままアルファ・リゾートの名称で統一しますが、このページでは区別をする便宜上、星野リゾート・トマムという名称ををタイトルに使用します。




     

  インフォメーショングッズの整備

 左は2007年スキーシーズンにゲストルームに用意されていたインフォメーションです。ガレリアでの確認ですが、おそらく他の宿泊施設にも同様のものが置かれていたのではないかと考えます。

『トマムの上手な遊び方』というタイトル(同行のTomokoさんとともに、過剰反応してしまいました。当HPトマム上方のタイトル『アルファリゾートトマムで上手に遊ぶ為に』の方が、先ね。念のため。)の表紙付きのバインダー仕様の案内で、これ以前の数年の、クリアファイルのページ数も埋まらない数枚のカラーコピー(?)インフォメーションを視界から遠ざけてきていたわたしは、相当に感激しました。
 昨シーズンの夏に、フォレスタモールをはじめ、宿泊施設館内のインフォメーション板が整備された時も思いましたが、変化に対応できるかたちながら、手抜きなくしっかりと作られたインフォメーションは、今後に期待してもいいかも...という気分にさせられます。

 初めてトマムを利用するゲストにも分り易く(もっとも、リピータにとっても初めてのことが少なくないのですが...)ゲレンデ、宿泊施設、レストラン等、項目ごとに、イメージ付きで説明、案内が記載されています。
  特にレストランに関しては、公式HPのメニュー一覧等も考えると、トマム開業以来、もっとも親切な案内になっていると言ってもよさそうです。残念なのは、この情報が次に活かせないことですが(行くたびに変わってますもんね.)西エリアの再構築完了後には、この部分での問題点もいくらかは改善されるでしょうか...、
 定番があることへの安心感を得られる時期が早く来ることを望まずにはいられませんね。

 また、インフォメーションは、エリア内循環バス内にも登場しています。(左下イメージ)

 バス本体に加えて、雰囲気も路線バスなみ...で、 リゾートのイメージとしては賛否ありそうですけど、 これもゲストの利便性に則したサービスのひとつと見るべきかもしれません。エリア内移動中にも、こういう形でゲストに有益な資料が提供されたのも、今季が初めてのことです。
  わたしの美意識は、どうせなら統一感のあるインフォメーションを...と訴えてますが、店の雰囲気などに合わせた案内ですと言われれば、あえて反論するほどの話ではないですね。
 
 ただ、文字よりも絵の方が目につきやすいので、今季お目見えしたインフォメーションは、ありがたい反面、ゲストに配布されるたレストラン案内への注意力が低下するかもしれません。

 実際、レストラン案内の携行をわたしは提言してはいますが、わたし自身は夕食を予約していることもあって、持ち歩いてはいないんですね...。結果、今季は、当日は営業していない店に朝食を取りに向かうという無駄足を踏んでしまいました。わたしの場合は、単なる不注意ということになりますが、例えば初トマムのゲストにとっては、文字だけのレストラン案内よりも、バスの中の案内や客室内のインフォメーションの方が目に付き、記憶に残り易いのは、あたりまえのこと。バス内の案内を頼って行動したとしても不注意とは言えません。
 欲をいえば、チェックイン時に渡される レストラン案内との情報差をなくす意味で、(バスの中などの)パブリックスペースのインフォメーションに、当日の営業状況一覧があるといいですね。

                                         07/04/05 

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パブリックスペースの禁煙化

 思い起こせば、星野リゾートがトマムの運営に参加して後の、最初の変化はレストランの全面禁煙化でした。

 当初はリゾートマネージメント(加森観光)との分割運営でしたから、担当レストランに限られた変化で、多少の『混乱』を覚悟しなければ、下せない英断だったと思います。
 事前に夕食の予約を済ませることが習慣になっていた我家では、電話で『全面禁煙』の決定を知らされ、喜んだものでしたが、幾度か、席についてから吸えないことを知らされて戸惑う(不快感を表す...とも言う)ゲストを見かけました。それまでは、一部の店を除いて禁煙席の設定も無かった(A.C運営時代ははあったものが、リゾートマネージメント運営になってから削除されました。)わけですから、いはば、180度の転換....愛煙家を相手にしての現場のスタッフの気苦労が察せられます。

 施設面での変化は、結果の是非はともかく、一目瞭然ですから、ゲストにとっても利用の前には既成事実として否応も無く知らされることですけど、ルール改正の周知、徹底はなかなかに難しいものですよね。
  2006年のグリーンシーズン、備品の浴衣姿でエリア内循環バスに乗るゲストを見かけて、温泉宿並みにトマムも客室外浴衣客用が解禁になったのかと、びっくりしたものです。『客室内に限る』と記載しているスリッパ履き、浴衣着用に関して寛大すぎる現状を思えば、全面禁煙がきちんと継続されていることを、もっと評価すべきかもしれません。
  まず分煙、それでゲストの反応を窺って...という手順を踏まなかったことを考えても、パブリックスペースの禁煙化は、星野リゾートの理念に基づく措置なのだと察します。

 もともとトマムのレストランは 、選択肢は多いものの、個々は決して規模が大きくありません。
 当初、設定があった禁煙席を、リゾートマネージメントが廃止したのも、カメリアコーナーや桃里等のスペースでは分煙の効果が期待できないからと、理由を聞かされました。一理...でしょうけど、分煙による効率の悪さを廃止したと言われた方が納得しやすかったというのが、正直なところ。三角とルミエールには禁煙席も残されましたが、例えば、やま里の鉄板焼きや天ぷらコーナーでは、隣の席のゲストが「吸わない人でありますように」と、神頼みも欠かせない気分でした。

 星野リゾートの参入によって、この種のストレスが一挙に解消されたことを歓迎するゲストは、我家だけではないと思います。もちろん別の意見もあるでしょうけど、かわいいお子さんを服流煙にさらすリスクがなくなったことは、愛煙家のお父さんも歓迎するはず...。
 とはいえ、分割運営から星野リゾート単独運営になったことで、リゾートマネージメント運営かにあった喫煙できるレストランも、今は店内禁煙になっているとしたら(禁煙、喫煙については、公式HPのレストラン案内にも記載がないんですよね...。)愛煙家の避難場所は、屋外の喫煙コーナーと客室内!?
 トマムの宿泊施設で、ゲストが自由に窓を開閉できて、外の空気を取り込むことが可能だったのは、現在閉鎖中のホテルだけ、その他は、換気は設備におまかせです。
 かつて、一度、室内に残った煙草の臭気が強くて、部屋替えを希望した経験が、我家にもあります。
 パブリックスペースの禁煙化は、プライベールルームの喫煙率アップにつながる可能性も否定できませんから....煙草が苦手な身としては、今後は客室内の環境にも留意していただきたいです。試しに禁煙ルームを...。
 そして、(我家は利用することはありませんけど)喫煙可能なレストランも、客室のみが喫煙の避難所とならないために、考慮されるべきアイテムなのかもしれませんね。

                                          07/04/23 

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