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おことわり

 当サイトで言うトマムのオールドファンとは、原則としてアルファコーポレーション時代のトマムをご存知で、そのコンセプトに共感して、再訪の経験のあるゲストを指しています。もう少し、広範囲に捉えると、現在よりも以前のトマムにより高い評価を抱きながらも、トマムとの関係を模索しているゲスト、という言い方もできます。対象でない方にとっては、茶話室は害あって利無しのページとなる場合があります。ご覧になる前には、昔話をするにあたってのJUNの考え方をご一読ください。 
茶話室リスト

                               06/02/06
 


    

 龍さんの期待 (メール、掲示板原文からの直接引用部分は山吹色文字)

 札幌在住の龍さんが、トマム滞在レポートと、イメージを送ってくださいました。(イメージのサイズは要領の関係で縮小しています。)

 トマムとの出会いは、アルファ・コーポレーション運営の時代、お知り合いの『つて(会員用チケット)』で、ヴィレッジやカレリアの利用されたそうです。

 当時、樹海バイキング(現祭りや)ガレリアのジャクジー、そしてヴィズに大インパクトを受けて、会員権の購入を検討されたとか...。龍さんの決断よりもアルファ・コーポレーションの破綻が先になったようで.......龍さんご自身によると私の会員への道は閉ざされたのでしたとのことです。
 でも、このタイミングは...結果、よかったですね...。

 2007年の夏は、8月中旬に大人数でのご滞在です。宿泊はタワーご利用。

総合的に言うと、新しいトマムを発見できて良かったです!

我が家は本州からの親戚含め、計4家族でのトマム滞在。予算的にガレリアではなく、ザ・タワーに宿泊しました。
大人8名、子供5名の計13名=4部屋をとりました。ウチの3歳のチビはまだまだ添い寝で大丈夫なので・・・

我が家は岩見沢や砂川でのお墓参りを済ませて、富良野経由でトマムへ直行。

3時半くらいに、トマムに到着。トマムに近づくと「あれが新しいタワーの色なのね」と妻が一言。

 タワー1 が、現在外壁工事中です。追って、タワー2も...とは聞いていますが、トマムの四季をイメージしたというグラディーションカラーは、すぐ横に長く馴染んだトマムカラーのタワ−2がある現段階では...微妙? リピーターにとっては「きれいになったね。」という前に「変わるんだね...。」と...今更ながらですが、スタッフ宿舎から占冠村の公共施設までトマム色で統一した時代を思い起こさずにはいられない一瞬です。
 もっとも、トマムカラーへのこだわりはスポルト1まで。A.C時代に、すでに、色路線は変更されてしまいましたから
、ここにきてのタワーの色に関しては、オールドファンのショックもそれなりに、で収まるかもしれません。
 わたしの場合は、 スポルト2がレンガ仕様ではなかったと知った時の100分の1ほどの驚きでした。外壁の大規模修繕が始まったと聞いたときに仕様が変わるだろうと予想はしましたし...慣れとはありがたいものですね〜。
 

レンタカー含め3台の到着だったので、タワーの玄関前は混雑。
さらにエリア内循環バスの到着、観光バスの到着と相次ぎ、我が家のせいで玄関前を混乱させてしまったかもしれません。車を停めて、ザ・タワーのロビーに。そしてチェックイン。
我が家は、2食+プール入り放題プランと、素泊まり+プール一日プランでした。男はゴルフに没頭ですからね。

以前(2005年お盆)は、フロントの対応の悪さに怒りを覚えたのですが、今年は、とても素早い対応で、良い印象を受けました。

15階と高層階ではなかったので、残念でしたが、壁紙も張替えたようで、ドアノブの静電気もなくなり、窓から見えるトマムのフィールドは、とても清清しいものでした。西日が厳しかったですが^_^;
(スタンダードのお部屋のトイレはウォッシュレットではありませんので要注意)

親戚と夕食会場の打ち合わせ。我が家は「祭りや」を推奨していたのですが、相次ぐシステムの変更があったので、万が一のことがあっては…と思い、ジンギスカンの「カントリー亭」も候補に入れていました。

結論、どこも大した差はないということになり、早めに「祭りや」へ。
エリア内循環バスでの移動でしたが、車内でドライバーさんが、「祭りや」の紹介を。(でも録音してテープで流せば…と思いましたが)ここでも新しい試みを発見しました。


 バス運転のスタッフの『お話』は、冬期から意識された試みかもしれません。

 2月にインフォメーションセンターからガレリアまで運ばれたとき、チェックインのあとで、とあるスタッフにドライバーの案内はどうでしたか?と聞かれたことを思いだします。
 可も無く、不可も無く、そのときは今まで通りだったと答えましたけど、8月(龍さんと日にちが重なってます。)は、印象が変わりました。

 よく、お話をなさいます。
 祭りやの待ち時間のお知らせ一つにしても、ニュアンスがつたわってくるので(同じ20分待ちでも、今ならまだ20分ですよ〜、よかったですね〜という感じもあれば、たった今、20分の待ち時間発生の連絡がはいりました...もうしわけありません。タッチの差でした...とか。)わたしは肉声でのインフォメーションに1票です。
 ホテルから駅と向かうバスの中、「今回のご滞在はいかがでしたか...?あまりの暑さに、驚かれたかもしれませんが...」と、期待はずれ(?)の気候をねぎらいつつ、秋や冬のトマムの紹介をしながら、2度、3度と足を運ぶようにと勧められると、最後までほんとに『トマムのスタッフ』に見送られている気分でした。
 スタッフは大変かもしれませんが... 安全運転で、おしゃべりは続けて欲しいです。


そして「祭りや」に入場。元気なスタッフに囲まれて、会場の中央ではよさこいや餅つきの準備がされていました。まさに、体感型レストラン。

所詮、バイキングですし、体感型のレストランですから、過度の期待はしていませんでしたが、4200円払うのでしたら、家族連れを除き、海鮮丼を食べに行くのもアリなのかなと思いました。

正直、お盆期間中であの内容でしたら、これからのクローズ期間までが心配です。(余計なお世話かもしれませんが…)

パフォーマンスのよさこいも明らかに以前とはスタッフの数が減っておりました。
以前は、迫力のある演技で、お酒もすすんだものです。
以前が凄すぎたのかも…と自分を落ち着かせて(笑)。
 

 この辺りが、リピーターの、愛情あふれる寛容さ?
 寛容さに自信が無いわたしは、祭りや未体験です。

餅つきは相変わらず大盛況で、ついた後のお餅は絶品です。餅を食べたら、雰囲気的・時間的にも退場となります。

食べたい方は、ジンギスカン食べ放題の方がいいかもしれません。
小さい子供連れで、ゆっくりしたいなら、「祭りや」も楽しいです。

そうそうタワー内のコンビニのようなところ。夕食後、お部屋で飲むドリンクなどを販売していますが、夕食後は混みあい、「在庫切れ」ということもあるので、早めの購入をお勧めします。自販機は高いですしね。


朝、早く起きたので、雲海テラスへ…と思ったのですが、曇りだったので、お部屋の窓から見える、トマムに入ってくる雲だけで我慢…
そしてゴルフバックを持って、スタートハウスへ。
6時前だったのですが、ゴルフバックを快く預かってくれました。(そのときの男性のスタッフの笑顔がステキでした)

朝食は、ゴルフ陣は三角、子供たちはプールまで時間があったので、伸太(フォレスタモール)で済ませました。
三角は相変わらず、選んで失敗はない気がしますね。落ち着いて食事をとることができました。

一方伸太は、料理は常に温かいのですが、完全になくなるまで、片付けないので、お料理が少ない状態が続いていたようです。「やっぱり三角にしておけば良かった」と妻が。


 
 
2007年グリーンシーズン、三角の朝食は和食ビュッフェ。
 冬期に試みられた、和定食(2000円。数量限定、予約可)は、利用したゲストには大変に好評だったそうですが、朝食難民発生率を軽減するに、時間のかかる定食対応は見送られたと聞きました。

 
 夏期は、特に、行動時間の重なる団体客も多いので、ビュッフェに使える宴会場の類がタワーにないのが厳しいですね。ホテルが稼働している時は、この時期はかならず、メイフェア(宴会場)が使われていましたっけ。



ゴルフコースは、素晴らしく整備が行き届いていたのですが、スタート時間が重なっていたのか、我が家の後ろに3組もいたので、「お先にどうぞ」というわけにもいかず、慌てて打っていた感じでした。
JUN様もおっしゃっていた、水飲み場なくなりましたね。
とても暑かったので、撤去されていて残念でしたが、星野リゾートさんの備品ではなかったようですね。

 一頃、夏期は、コース内数カ所に、飲料用の冷水が用意されていました。(簡易式)

 実際には、その水だけをあてにするゲストもいないでしょうから、なくなって、とても困ったという話ではないのですが....最近見かけないなあと...。持参したスポーツドリンクが(ホルダーにいれていても)冷たくなくなるので、わたしは、途中で、頭がキーンとするくらの冷水が恋しくなりました。体にはよくなさそう...?。

これもまた妻たちから聞いた話ですが、VIZスパハウス。開場前の手続きが面倒だと行っていました。
蒸し風呂の中で待たされて、手続きも時間がかかるとのこと。ガウンの貸し出しは、プールの浮き輪貸し出しの所でやるみたいです。波の回数が増えたそうで、子供達は大喜びの様子。

そして、これはGOOD!と思ったのが、昼食です。
昔は、カレー・ラーメン・お蕎麦などメニューが豊富だったのですが、メニューが変わりました。メニューはカレーライス(チキン・ハンバーグ)・冷麺・オムライス 各1000円あとは、ポテトフライと常夏をイメージしたドリンクだったそうです。

1000円だとお釣りが出にくくていいですよね(我が家だけかな?)
カレーだと、簡単な調理でも味に大差はないですし、美味しかったそうです。
お皿にライスとお芋と(ハンバーグかチキン)があって、ルーは別容器に。

各宿泊サイトの口コミなんかを見ると、星野リゾートの単独経営になってからの、新しい試みは批判ばかりされてきていましたが、最近となっては、「また来たいです」とか「今度は冬に行きます」とかいう声も見られるようになってきました。

我が家も、「祭りやは、ちょっとメニューが少ないね。」という感じですが、お部屋もきれいになりましたし、スタッフも明るいですし(笑)、新しい試みも期待できますし、これから施設の老朽化など課題は山々でしょうが、星野リゾートの運営に期待したいな!という結論になりました。

たった1泊でしたが、とてもいい思い出になりました。

 やはり...批判は多かったですか...。
 わたしだけが、文句を言ってるわけじゃなかったのね...と、自分の感性に対して、ちょっと安心材料になるような情報です。
  もっとも、単独運営当初は、スタッフは少なくなるし、備品は撤去されるし、しかも時期的には施設の大規模修繕が急務という状況でしたしね。ある部分での変化は『試み』というより『苦肉の策』というべきだったかもしれません。
 ロゴプールさえ潰さなけりゃ(その判断に理解はできますが、容認できないの...。しつこくてごめんなさい。)もう少し、オールドファンの包容力がサポートしたと思うんですけど...実際には、3年を待たずに『縁切り』宣言をなさるリピーターがいらっしゃることは残念です。

 でも、確かに、雰囲気(特にスタッフ)は上昇中ですし、またくるね、と言いたくなるトマムへの期待が裏切られることへの不安は、限りなく少なくなった気がします。
 楽しみましょうね!

                                        
 07/08/24