パリ旅行中、マロングラッセ目的で地図を片手に立ち寄ったボワシエで、美しくも愛らしさマックスの『お菓子』に舞い上がったのも、ひと昔前...見た目のインパクトは言うまでもありませんでしたが、いくつかは、代替不可級のおいしさで、それから長く、今なお、はまり続けています。
ボワシエ公式のHPには辿り着けないままですが、執着は門戸を開く!なんとか各種商品(リクエストも受付)を取り扱う店からの輸入で、『ボワシエロス』に陥ることなく頑張ってきました。
が、取り寄せは涼しい時期に限られるので、秋の終わり頃から3月くらいまで。
計画的にオーダーはしてきましたが、一昨年、コロナウィルス感染対策の影響で、取扱店が長期休業になるなど、商品供給の安定感が崩れました。
幸い
ジャン・ポール・エヴァンやメゾン・ド・ショコラなどが近場で店舗を構えている時代ですから、本気で代用不可だったのはマロングラッセのアソートと、パートドフリュイ...フルーツゼリーですね。
輸入に頼らなくてもフルーツゼリー入手の機会は、少なくはありません。コロナ以前から、フランス展などの催事をきっかけに、国内展開しているパートドフュリュイにも手を出してはきました。...いろいろと、興味のまま試しては、やっぱり...ボワシエだ!と言う結果は変わらず、他店パートドフリュへの食指がすっかり鈍った頃に、コロナ!です。
アソートに拘らなければ、美味しいマロングラッセはなんとかなります、が、ゼリーはど〜すると言う話です。
左イメージは岡山で見つけた白桃のゼリーと、
パリキャラメル(現モンパリグルマン)のパートドフリュイ詰め合わせ。白桃は少し固めのしあがりで、フランス直輸入と言うパリキャラメルのパートドフリュイは...パリで出会ったボワシエ以外の他店のパートドフリュと同じく、(風味が)濃かったので、未だ2度目のオーダーはしていません。
味は..濃厚なものなのかもしれませんね。 それぞれ、大きな粒ではありませんけど、ボワシエ3粒同時に口に入れるようなもので、しかも、粗目の砂糖の割合も低いとなれば、それなりに重いです。
下イメージの左2枚はMASAKOのゼリー。近くで入手できる機会が増えたので、購入は繰り返していますが、上イメージの商品に比較すると食感は幾分ソフトなので、重い感じはありませんけど、味はしっかりしています。
ちなみに右側の2 枚 は、より小さいサイズの寒天ゼリー。
多少弾力のある食感で、風味は蛋白。
これはこれでアリだと思いますけど、パードドフリュイとは全く別ものですね。
パリの店の営業再開をじっと待つのが無難と分かってはいても...の悩ましき日々のとある日、行きつけのスーパーで、見つけたのが、下記イメージのフルーツゼリーでした。
日本初入荷のイタリア産でした。
同じ店でかつて購入した輸入品のフルーツゼリーも、他店の商品と同様、
最後までは消費せずに終わった経験上、迷いましたが...これまでとは違う形状に多少の期待を抱きながら、箱入り2種、箱入り3種を買い物カゴに投入しました。ここで、試しにひとつづつ...と抑えられないのが、反省点ではありますけど、輸入品は供給が安定しませんから、おいしかった時のに備えての、『後悔しない』全種類買いでした。
懲りずに期待を高めたのは、四角くない形状ゆえだったでしょうか。
袋入りはボワシエよりも少し大きめの丸型、箱入りの方は(購入時はわかりませんでしたが)袋入りよりも大きい粒の個包装仕様でした。
花のような形はギュッとひねられて、単なる楕円と変わらな見栄えになってますが、袋に押し込まれた形から思い出されたのが、ローマの、サン・パオロ・フォリ・レ・ムーラ大聖堂のショップで、安さにひかれて購入したら、美味しくて、もっと大量に買ってこなかったことを後悔した 250g 5ユーロのゼリーでした。
5年も前の『後悔』ですね。
後悔するほどの美味しさを、具体的にはもう、表現できません(記憶のかなた)けど、一口噛んで、『ローマのとそっくり』と、思ってしまいました。風味の比較はあまりに不確かなので、
期待値超えの美味しさが、そっくりとしましょうか。
袋入りの小粒は粗目砂糖の割合の加減で、若干甘味が強い感じはあるものの、弾力とねっとり感がひかえめの食感の妙は箱入りと同じでした。
原材料表示と思しきアルファベットの中に(20%)とあるので、果汁20%との理解でいいかなと思います。
50%以上でなければパートドフュリイとは言わないとか言うフランス生まれのフルーツゼリーとの『風味の重さ』の違いはこの辺りの配合の違いでしょうか。ボワシエは、パートドフリュイの表示をつけてますから風味は濃厚 ,,,ですが、なにぶんちっちゃいので、『重さ』を感じることはなかったんでしょうね。
正当なパートドフリュイでは、ボワシエサイズをこえると、我が家の好みの範囲からはみ出してしまうと言うわけで、早い話、わたしたちは、パートドフリュイが『好き』だったわけではないのかも...と、イタリアのゼリーとの出会いで気づき始めています。
下イメージはボワシエロスの期間に備えてストックした、
プレッツィオーゼ(に日本語ラベルの商品名)。
どれが店名で、商品名で、キャッチコピーで...の区別がつかず、調べましたが、
Le Prezioseという、Jellies with fruit juicesのようです。パッケージのには英語も併記されていました。
販売店舗の説明は新食感のグミでしでしたっけ...。
ボワシエよりも安価で、(今は)入手が用意なのが嬉しい、お買い得ゼリーです。
ただ、直接取り寄せのルートはなく、スーパー任せの供給アイテムです。
正味期限が長いので、せっせとストックを溜め込んでますが、数年後にはプレッツィオーゼロスで騒いでいるかもしれません。

イメージ左からサン・パオロ・フォリ・レ・ムーラ大聖堂のショップで販売されていたゼリー、プレッツイオーゼ(箱入り)、プレッティオーぜ(袋入り)、ボワシエのミニパートドフリュイ。
22/06/26 
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