パリ16区(PARIS16)
本店は札幌市内のどこかにあるようですが、尋ねたことはありません。
千歳在住の頃に我が家が利用していたのは、駅前のスーパー内の店でした。
モロゾフ、ユーハイムなどともにガラスケースの一角を分け合う形の簡単な店構えでしたが、一般的にスーパーで見かけるケーキ店としては抜きん出たレベルだと感じましたし、千歳市内の独立店鋪のケーキよりも、我が家の評価が高かったのが、パリ16区だったのです。
チーズケーキはスフレ、レア、タルトと、今回紹介するカマンベールチーズケーキがありました。
1ピースの形がちょっと太め(他と比べて側面が短かめ)のずんぐり三角形のカマンベールチーズケーキは、レアとスフレの中間のチーズケーキがヴァニラ風味のスポンジに挟まれていて、酸味はほとんどなく、ミルク味にチーズ風味が隠れているようなやさしい味わいが楽しめます。
取り寄せできるのはホール(左イメージ。上は自宅でカットしたもの)単位ですが、直径が12センチ...ですから、大きくはないですね。ホールだと食べきれないから...と言う心配は無用です。
丸い箱も、箱の中身も、カマンベールチーズを模した作りになっていて、大きさもチーズと見紛うサイズです。チーズ同様、持ち歩きに気を使わなくても耐えてくれるので、野菜や果物と一緒にスーパーの袋にポンッと放り込んで帰ることもよくありました。長期移動にも持ちこたえるうれしいパッケージなんですね。
ホームページ上からオンラインでの注文もできますが、スキーシーズンに北海道行きを予定さてている方は、千歳空港でも購入可能なので、販売場所を確認のうえおでかけくださいね。
空港で購入の際は、こちらの意思に関わらず保冷袋(有料)に入れられますから、空港の暖房が効き過ぎていても、ケーキのコンディションは守られます。帰路の疲れを、帰宅後のカマンベールチーズケーキで癒すのもいいでしょう?
空港ショップでは、ひと昔まえのクラッシックなアイスクリームケースに入れられていることが多く(保冷袋にはいってしまって、現物が見えないことも....。)そのつもりで探さなくては見つけにくいので御注意くださいね。
買えなかった...と言う方はパリ16区のHPへ...。
同形態のチョコレートケーキやカボチャのケーキ(一時休止中)もお薦めです。
http://www.b-brain.net/pari16/top.htm
(パリ16区HP、2003年12月3日確認済み)
03/12/03 
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リトル・エンジェルズ
リトル・エンジェルズは、掲示板の書き込みによってその存在を知ることになった長崎のフランス菓子店です。
頂戴した書き込みの内容は、テレビで紹介されたリトル・エンジェルズのチーズケーキをぜひ食べてみたい!という主旨のものでしたが、そのテレビ番組に縁がなかったわたしは、書き込みに感謝しつつ、早速に取り寄せました。
注文の際に得た情報によると、昨年はいくつかの番組で紹介されたようですね。しかも、「日本のベスト100」なる番組で「取り寄せグルメ」の第10位に選ばれたということですから、ただ者ではありません。...と期待しますよね。注文から到着までは通常は1〜2週間だそうですが、3週間ほどかかりました。今はわかりませんが、昨年の秋は、問い合わせ殺到で生産が間に合わない状況が続いていたようです。
冷凍で届いたケーキは、割合にスレンダーで小さめでしたけど(10切れ入りの箱があんまりコンパクトなので、数を間違えられたのでは?...と思ってしまいました。)生地の密度は高く、自然解凍後もわたしにとっては重さを感じる仕上がりでした。
店のHPでは『お口の中でゆっくりと溶けるように広がるクリーミーな味わい』と紹介されていますが、“ゆっくり”の度合いが好みの分かれ目かもしれません。いえ、“第10位”の結果を考慮すれば、相当数の人がこの食感を支持していることになりますから、1部の人の好みには合わないと言うべきでしょうか...。
困ったことに、主人もわたしも“1部の人”に属していたようで、ふたりして、しばし沈黙してしましました。
美味しくないとは申しません。普通に美味しいんです。
ただ、
我が家の(チーズケーキに限定したとしても)ベスト10には入らないと感じたので、世間様と自分たちとの評価のギャップにほんの少しだけ戸惑いました。でも、まあ、こればかりは好みですからね。一時は行列ができるので有名だった某フルーツ店のメロンパンも自分の好みの圏外だった経験がわたしにはありますし、“ずれ”は仕方がありません。
甘さはかなり控えめです。口当たりの濃さのわりには、酸味の効いた風味はさっぱりしているといえるかもしれませんが、一方でチーズそのもののくどさも感じました。特色は確かにありますね。本気でチーズが好きな人には、究極のケーキになるのかもしれません。
http://www.nagasaki-littleangels.com/ (リトル・エンジェルズHP、2004年2月9日、確認済み)
04/02/09 
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パティスリー・カッサレード
左イメージは、焼き上がりの表情から名付けられたという、パティスリー・カッサレードのロックチーズケーキ。
ファーブルトンの取り寄せ作業中に目にして興味を持っていたところ、契約している宅配週刊カタログに載って来たので、いい機会だからと注文してみました。
薄いクッキーをカップに見立てて,流し込まれたフィリングの素材はオーストラリア産のチーズだとか....産地によるチーズの風味はともかく(よく分からない...)ほとんど気泡の無い引き締まった仕上がりに、多少の重さを覚悟しての味見となりました。商品紹介にも『濃厚なチーズの風味』とありましたしね。
スフレやレアタイプ(半熟,半生表示を含む)とはもちろん別もの、昔よく食べたモロゾフのクリームリーズケーキを思い出しましたが、記憶にある限りでは、それよりもう少し水分が少なめ....本気で焼きました!というところでしょうか。ナイフを入れるときに結構な抵抗感がありました。
薄いとはいえ、クッキー生地にしっかりとした甘みがあるおかげで、フィリングの重さも緩和されて、クセの無い味に仕上がっている気がします。チーズの酸味も、あまりありません。
いわゆるどっしりとした食感も、このサイズならOK.......というより、これで充分な満足感がえられるので、わたしはこれ以上の量になると一度においしく...は無理かもしれません。
ただ、ロックチーズケーキはパティスリー・カッサレードオンラインショップでは常温発送となっている商品ですが(保存は冷蔵、冷やして食べるようにとのアドヴァイスもありますが...)今回は店舗から直接ではなく、阪急の宅配での入手だったので、果物や牛乳とともに、冷蔵で届けられましたし、パッケージも本来の発送用とは違っているのではないかと考えます。(左下イメージが届いたパッケージ。実際は箱に一段に並べられて発送されるようです。)
商品説明に使われている『しっとり』というイメージと現物の食感がフィットしない気がしてなりませんが.....もしかしたら、冷やし加減が、少なからずフィリングのコンディションに影響したかもしれませんね。
http://www.patisserie-net.com/patisserie/sweetsdetails.asp?Tcd=023&Scd=007
(パティスリー・カッサレード ショップ 2008年2月17日確認済み)
08/02/17 
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