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我が家の日常に紅茶をもたらしてくれたマリアージュ。そのサービス精神には常に感心させられるレピシエ。長く現在までおつき合いさせてもらっているこのふたつのティーブランド以外にも、最近気になる店や、嘗て夢中になった店なども合わせて紹介させていただこうと思います。 それぞれの特色がうまく伝わって、おつき合いの扉を開く参考になれば良いのですが...。近くにお店がないという方も、御覧下さいね。 紅茶関連の全リストは右の専用ボタンからどうぞ。 01/05/16 ![]() |
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フォション(FAUCHON)![]() といっても、多少でも紅茶に興味がある方なら、いまさら...というほどポピュラーなブランドですね。 高島屋はもちろん、(変わっていなければ)銀座の松屋などでは広い専用スペースが設けられていて、いわゆる紅茶コーナーとは切り離された場所で販売されています。 リーフもティーバッグも基本的には缶に閉じ込められていますが(愛媛のタオル美術館内のフォションショップでは、小袋いりの茶葉やクッキー、キャンディもありましたが...。)、密閉度の高い透明な小瓶に茶葉のサンプルが入れられてそれぞれの種類の先頭に置かれていたと思います。専用スペースを持つ強みかもしれません。もっとも、札幌の、とあるデパートでは、各メーカーが雑居している紅茶コーナーでもサンプル小瓶を置いているところもあるので、スペースの問題ではないかもしれませんが....。 連想ゲームでフォションと言えば、アップルティーという答えが予想できるほどで、わたしを、(そしておそらく多くの紅茶ファンを)フレーバードティーというニュージャンルに導いてくれたブランドです。 え?でも、アールグレイだってね、とおっしゃりたい方、お気持ちは分かりますが、この場合は忘れてくださいね。なにしろ、フォションに出会った当時のわたしは、オレンジ・ペコが紅茶の種類のひとつだと疑ってもいなかったのですから...。アールグレイを知っていても、フレーバードティーという言葉には繋がらなかった。だから、フォションのアップルティーは、わたしがそうと認識して飲んだ初フレーバードティーなんですね。 ところが、それがいつ頃のことだったかというと、あまりハッキリとはしません。 日本上陸当時のフォションは、高島屋が正規輸入販売代理店になっていたようで、高島屋でしか手に入らないものでした。短い学生時代をおくる為に上京するまで、わたしの居住地域に高島屋はなかったにもかかわらず、上京以前に、フォションとの出会いはあったように思います。 最初はおそらく頂き物だったのでしょうね。 缶と同じ、金色に濃い茶のFのロゴも華やかな包装紙が印象に残っています。 販売場所が限られていたわりには、フォションの知名度は地方でもそこそこのものがあったように思うのは気のせいでしょうか? フォーション、あるいはフォーチュンと表記しているところもありましたが、フォートナム・メイソンやトワイニングではなく、あえて「フォーチュンのアップルティーあります。」「フォーションの紅茶を使っています。」とと書かれたメニューを高島屋がない町でも見かけました。 知人に、フォションの紅茶と言わずに高島屋の紅茶という人がいるのですが、旭川に住んでいたその人を尋ねる際にフォションの紅茶とクッキーの詰め合わせを手土産にしたところ、「メジャーなものに憧れていた〜!」と歓喜されたことがあります。 「フォションはまだ、こっちにはないかな、と思って...。」というわたしに、「ないない〜! ああ、高島屋の紅茶だ〜!都会の紅茶だ〜!」という具合...。(最後まで、フォションの紅茶とは言ってもらえなかった。) その、高島屋の紅茶も、今は様々な場所で見かけるようになりました。 直輸入グッズを定価よりも幾分安く販売するショップで、金色の缶が積み上げられているのは珍しくもありませんし、また、高島屋以外のデパートやスーパーでも、フォションを置いているところがあります。 輸入者、販売元は株式会社グルメール、となっていて、正規の手順をふんで輸入されたものも、高島屋の専売ではなくなりました。もっとも、高島屋に並んでいる缶の側面のシールにはグルメールではなく、高島屋と表示されているのではないかと考えていますが、最近は高島屋で買う機会がなくて、確認ができていません。 いづれにしても、フォション、イコール高島屋の紅茶というイメージは、もう、随分前に崩れてしまいましたね。紅茶だけではなく、松屋ではベーカリーも併設していますし、現在はアンデルセンにかわったらしいものの、池袋の地下には高島屋よりも充実したフォションのブティックもありました。知人の反応を思い出すと、稀少価値が薄れたことを、少しだけ残念に感じます。 ![]() イメージは98年の年末に訪れた時のもので、ニューイヤーズ・イブ・ディナーの準備でしょうか、フォションも、それに向かいあうエディアールも食品の買い出し客で一杯で、店内に入る気力を奪われました。 老舗の食料品店で、紅茶がどんな風に販売されていたのか、見てこなかったのが悔やまれます。 フレーバードティーの缶の側面にはフランス語と英語でミルクを入れずに、というアドヴァイスが明記されていて、なかなか頑固なこだわりを感じさせられますが、商品(茶葉)の説明は簡潔ですね。オリジナルのフレーバードティーもイメージが掴めずに、無難なものに手が伸びてしまいます。サンプルかわりにもなるミニ缶のラインナップを充実して欲しいと思うJUNでした。 01/09/25 ![]() |
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