画面のレイアウトが乱れる方へ | |||||||||||||||||||||
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2009年6月下旬、9月連休にルスツリゾートで遊んできました。 |
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ティーラウンジ・アトリウム(ルスツタワー 1F) アトリウムは、タワーロビー階、フロントデスク前にあるラウンジです。カラス張りの屋根の下、木々のカーテンとせせらぎの奥に位置して、店内の様子は外(通路)からはわかり難いですが、結構スペースのあるラウンジです。左イメージは 2階踊り場から撮影したもので、人口のせせらぎを渡った先、右手下がアトリウムの入り口です。解放感と隔離性を兼ね備えた、なかなか魅力的なロケーションですよね。 朝食、夕食の営業時はビュッフェレストランになるようですが、6月下旬は、夕食営業はありませんでした。食券対応の和洋中ビュッフェにはもとより興味はありませんけど、朝食は.....チェックイン時にもらったレストラン営業案内によると、この時期タワー内の朝食営業レストランは各日1店のみ、日替わり制(?)で、興味の有る無しにかかわらず、選択の余地はありませんでした。(アトリウム営業日は風花は休業、風花営業日はアトリウム休業) 結論を先に言うと、アトリウムの朝食営業日に当たって幸いでした。 驚くなかれ、久しぶりに“販売されていないけど、持ち帰りたいパン”に出会えたではありませんか! トマムの雪花(SEKKAの前)の夕食で(利用が続いたため)炙り鮪の握りに代えて焼いてもらった時のパン以来の“持ち帰りたいパン”です。当時はシェフの好意に甘えて、本当にお土産にいただいてしまいましたが....これは夕食での話。朝食のパンとなると、思い出すのは初期アウトドアカフェのカイザーロール...ずいぶんさかのぼってしまいます。 もちろん、ミラコスタやディズニーランドホテルの朝食のパンもおいしい。でもそれは、例えばデパート内にある有名ベーカーリーをはしごすれば、見つかるだろうおいしさなので、 持ち帰りの誘惑にかられたことはないんですね。満足と感動はちょっと違う...とすれば、ビュッフェのパンで感動させられるとは思ってなかったわたしたちは、パン以外のラインナップ、特に和食の内容がどうでもよくなるくらいのインパクトを受けました。 利用したのは6月30日。 和洋混在ビュッフェなら和食を選ぶ方が無難...というのは、アーリーバード閉店下のトマムで学習してきましたが、翌7月1日の朝食は風花の和定食に決まっている状況だった為、できればご飯ではなくパンを食べたい希望はありました。29日夜のベルビューで出てきたパンがおいしかったので、希望は夜から朝にかけて期待に変わっていたように思います。 それでも、防衛本能とでもいいましょうか、「普通においしかったらいいとしようね。」とTomokoさんとも再確認。 ちなみに普通においしいというのは、別の目的で出向いたスーパーやコンビニで、口寂しさに促されて、ついでに買かってしまった、当日入荷の、ビニールパッキングされたクリームフィリングやスチーム系のパン類をイメージしてくださいね。袋入りが仇にならないしっとりタイプの生地のパンです。 リゾートの朝食ビュッフェに対して、ずいぶんな覚悟で臨んだものですが、それを笑い話にしてくれたのが、丁寧に盛りつけられた10数種類のパンでした。 籠とお皿にはスモールサイズのパンが各種、パンケースには定番の山食、イメージを見ていて気がついたのですが、保温ケース内には全粒粉ミニパウンドやホットケーキもあったようです。 トースター(左イメージ)はセミオープンの稼働式で、 トースターの口に入れたパンは焼かれながらベルトで奥に運ばれて行き止まったら下に転がり落ちてくるという優れものでした。混雑時には、焼き加減はみんなと一緒になるかもしれませんが、個別使用に伴う待ち時間が発生し難い利点の方が大きいに違いありません。一般的なオーブントスターだと『相席』がしにくくて....3個のパンが焼けるスペースがあっっても、1個づつ順番に...ということで、もちろん人様のパンが焼かれている最中に、短時間でいいからご一緒させてねなどとトースターの扉を開けたりも出来ないものです。待つのも待たせるのも仕方がないと思ってましたけど、ねぇ、これなら1台で(一般的なオーブントースター)数台分の働きをしそうではありませんか。 焼き上がったパンがコロンコロロンと転がり落ちてくる様子には....慣れましょう。 右イメージはお皿に置かれていたクロワッサン(とメロンパン)のアップです。お皿には3〜4個、空きが出来れば随時補充されていました。 見るからにおいしそう!とはこういう事ですね。テリの出た、パラリとはがれそうな表面を割くようにして内側から表われた生地から漂う弾力感が何ともいえません! クロワッサンと、メロンパンと、ミルクロールとソーセージ パン....TomokoさんがメロンパンNO1に認定したメロンパンは、たっぷりとかぶせられたビスキュイにも劣らない生地の自然な甘さが印象的でしたし、ロールパンは、『水分』をさえ感じさせる蜜な生地。そしてクロワッサンは、極薄のクレープ生地を重ねたかのような、サクサクの合間に感じるしっとりとした食感にやられました! これは...クロワッサンに定評のあるベカーリーやブーランジェリーのものとも異なる仕上がりで、どれが好みかは別として、評判のいい店巡りをしたとしても、同じ感じのクロワッサンは簡単には見つからないと思いました。だから、販売されていないのがおしまれて、持って帰りたいよね〜という執着に繋がるわけです。 アトリウムのパンが、 配合や一次発酵の段階からの100%のオリジナルかどうかは知りませんし、わたしはどちらであっても構わないと思っています。最終的にテーブルに並べられたパンがどれもおいしそうに見えて、口にしたものには満足ではなく感動を自覚させられたというのが事実。帰宅後、ルスツの公式HPに、「ルスツリゾートのパンは全てヤーコンの煮汁を使用しているため、しっとりとした食感に仕上げられています。」との記載を見て、その感動が再燃しました。 そこそこの期待だったから7の感動が10になったというケースを考慮したとしても、ルスツのパンは、まれに見るおいしさだったのです。 朝ご飯を洋食で摂る場合、パンがおいしければ、わたしはコンチネンタルでも十分、いえ、むしろコンチネンタルで勝負できるところが最強と思っているので、アトリウムでの朝食の唯一の悔いは、温野菜やエビのフライを取ってしまったことでした。 それがおいしくなかったというのではありませんよ。それよりももっと他の種類のパンを味わいたかったという話です。翌日も営業していれば、連日アトリウムか、和定食の風花かでずいぶん迷うことになったと思いますが、幸か不幸か、滞在中のアトリウムの食事営業はこの日の朝食1回だけでした。 パン以外のビュッフェの内容は、すぐに興味がなくなったせいか、実はあまり印象に残っていません。 温野菜は期待通り、エビのフライは意外においしく.....でも玉子料理は、このところプラチナム(トマム)で焼きたてオムレツに恵まれていただけに、「何か違う。」と感じたのを覚えています。ルスツHPの食材情報には宮永アイファームの赤鶏(地鶏)の卵が紹介されていますけど、朝食ビュッフェで使われているとは書かれてません。違うと感じた自分の味覚を信じれば、長時間あたため続けても黄身が固くならないという『不思議なたまご』を連想してしまう粉っぽさがありました。 フルーツの盛りつけは美しく、食べ易い形での提供でした。 和食のラインナップについては、一枚のみのイメージが、なぜが漬け物コーナー(綺麗だったんですね。)でして、紹介する内容を見いだせません。 ルスツの朝食、和食編は風花和定食を参考にしてくださいね。
09/08/06 左イメージは9月20日朝のパンコーナー。
09/10/27
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