突然の計画は平日プラン、でもミラコスタは一杯、電話は話し中..........焦りが優越感に変わるまで 
2001年9月1日、海をテーマにしたディズニーシーがオープン。東京ディズニーランドはディズニーランドからディズニーリゾートに....。
実際にはディズニーランドはディズニーランドのままなので、昨年何度も見聞きしたこの言い方は誤解を招きやすい部分がありますね。ディズニーシーのオープン前後はテレビでも随分と特集番組が放映されましたし、ガイド本もよりどりみどりの今、ディズニーシーとディズニーランドとディズニーリゾートの関係は周知のことかもしれませんが、わたしはディズニーシー計画を小耳に挟んだ時からオープン間近まで、海に関係したアトラクションがディズニーランドにできるらしい、と思っていました。
基本的には、ミクロアドベンチャーやブーさんのハニーハントと同じことで、ディズニーシーは、ニューフェイスのアトラクションで、その規模がそうとう大きいので、ディズニーランドはディズニーリゾートとしてリニューアルされるのだと.....思った方、いらっしゃいません?(主人にいわせると、わたしくらいだそうです。)
ところが、開けてビックリ、とはこのことで、ディズニーシーは(ディズニーランドの)ニューエリアでもニューアトラクションでもなく、全く別のテーマパークだったのですね。ディズニーランドの横にディズニーランドのようなものがもうひとつ.....まだ未経験のアトラクションではなくて、行ったことのないテーマパークができちゃった...。
北海道ではファンタジーランドもカナディアンカントリーも天華園も閉鎖したというのに、不公平なことですね。
でも、こういう時の情報は公平に提供されるもので、遠くてそう簡単に行けやしないわよ、という場所にまで、ディズニーシーの特集番組は放映されました。
最後にディズニーランドに行った時にはイクスピアリもできていなかったのに.....と思うと、急に景気のいい“遊園地”が恋しくなりました。ただ、9月、10月の連休はゴルフが優先だし、1泊2日では欲求不満になりそうだし、土日に繋げて主人が休みを(確実に)取れそうな時は、というと、右から左に計画は立たないものです。
(気候等を考えてもベストと思える)翌年、5月の連休までは、長いなあ...とため息をつきそうなところへ、誘惑のハガキが届きました。ANAの超割り案内です。東京まで片道10000円!このおいしい交通費のお陰で、急きょ12月のディズニーリゾート(ディズニーランド+ディズニーシー+イクスピアリ+etc)行きが具体化しました。
ただし、この時期、主人は無理なのでわたしだけ。来るべき5月にふたりで行く時の為の下見を兼ねて、とりあえず、わたしの欲求だけを満たしてこようということになったのですが、遊園地(テーマパーク)は、ひとりでは遊べませんね。
そこで、今回は東京在住のTomokoさんに話を持ちかけました。
「ミラコスタに泊まって、TDRで遊びましょ。」と..。
Tomokoさんはノリがよくて、話しはすぐにまとまりましたけど、おもしろいことに彼女は「ああ〜、こんなに早く行けるとは〜!」と興奮状態。日帰り圏内に住んでいてもTDRは特別、のようですね。しかも、今回はお泊まり付き!
ただ、ミラコスタ(ディズニーシーの敷地内にある、ディズニーブランドホテル)の室料は、お手軽とはいえない価格でした。(“です。”と言うべきでしょうね。しばらくは室料が下がる要素も見当たりませんし....。)計画した日程は通常期の平日でしたが、一般的なツインの最低価格は36000円(税、サ、別)で窓からの眺め次第で40000円、44000円という設定ですから、躊躇しなかったとは言い切れません。でも、行くと決まっってからは、ミラコスタ以外での宿泊は全く考えていなかったのは事実で、興奮状態の中では躊躇する余裕もなかった気がします。
それでも、(主婦ですから)正規価格以外に、朝食付きとかパスポート付きとかの、お得なプランがあるかもしれないという、あがきにも似た期待が捨てきれずに旅行会社発行のパンフレットもチェックしました。残念ながら、札幌や千歳で入手できるのは、移動手段も込みのパック商品ばかりでしたから、宿泊のみのパンフレットはTomokoさんが集めて持ってきてくれました。
ところが、500円(くらいだったと...)安のひとつを除いて、各社見事に横並び! 税金とサービス料が込みの値段表示だったので、一瞬、正規料金よりも高く見えましたが、最終的な金額は....「みんなで、相談したでしょ?」と言いたくなる結果に! ですからね、(先のことは分かりませんが...)ミラコスタでの宿泊を御考えの方、お値段の比較検討は、あまり意味のある作業ではありません。ほどほどに、というよりも、予定をたてたら即予約、をお勧めします。
朝ゴハン付きプランなどを探していたわたし(たち)は、思い立ってから予約の電話をかけるまでに1週間くらいは費やしましたけど、9月下旬の申し込みでは、旅行会社にミラコスタの空きはありませんでした。
「そんな、バカな...。」
「2ヶ月以上先のことなのに...。」
「12月の平日なのに...。」
と、呆然としたのは、一瞬のこと! 後で考えれば、宿泊予約はオープン前から受け付けているわけですし、12月はクリスマスシーズンで、平日とはいっても1日のお休みで3連休にもなる月曜日が含まれてましたし、しかも、全国どこでも1万円の超割の期間(ANA)に 重なっていたのですから、混んでいるはずがないと思う根拠は、どこにもなかったのですけどね。でも、思っていたわたしたちにとっては、信じられない事態でした。
こういう場合、A社になくてB社にあるということは....期待できません。念の為に、特別枠でホテルの部屋をキープしていることもある、カード会社にも問い合わせましたが、玉砕、でした。
残された道は“直接予約”です。ホテルではなく、ディズニーリゾートの予約センターが窓口になりますが、ここが...簡単には.繋がりません。
気をつけてくださいね。つまり、誰かと行こうという話になって、ホテルなり、レストランなりを予約しなくちゃという時に、「あ、じゃあ、昼休みにでも、電話かけとくよ。」と、自主的に請け負わない方がいいと思います。お昼休みが1時間あったとしても、繋がらない可能性が大きいですからね。下手をすれば、お昼ゴハンも食べ損ねて、なお、目的達せず、ということになりかねません。TDRの予約センターには、数日がかりでコンタクトをとる余裕と覚悟が必要なんですね。
幸い(?)通話中の音ばかりを聞かされて焦りが頂点に達しようとしていた時、Tomokoさんはトマムで遊ぶ為に来ていた時で、わたしたちはふたりで並んで過酷な状況を受け止めたのでした。(ひとりだと、プレッシャーとストレスで,TDRなんか、嫌いだ!ということになってたかも...。)
結局、この日、電話が繋がったのはトマムに入ってからのことでした。
それも、すぐにオペレーターが対応してくれるのではなく、ディズニーのテーマと、ディズニーランドやディズニーシーの開園時間等のインフォメーションを交互に聞かされるという、欲しくもないおまけ付き。
実はWEBページで空室の有無のチェックはできたのですけど......一刻も早くコンタクトを取ることに集中してしまった為にチェックにまで気が回らずにトマム行きの列車に乗った後、電話の向こうで生身の人間の声を聞くまでの数時間は、長かったです。あまりに、通話音ばかり聞かされたので、呼び出し音を聞いた時は、番号を間違えなかったかと不安になったほどでした。
でも、これほどまでに心を乱した1日(本当に1日、でした。この日、トマムでは夕食を食べただけでした。)の終盤は、あっけないもので.....ミラコスタの部屋は、すべてのタイプの予約が可能というではありませんか。
今度は感動のあまり気が抜けました。
すべてのタイプと言われても、もちろんスイートなど論外です。選択肢は、いわば、眺めの異なる3つのタイプということになりますが、 数分前まで“部屋の希望など言ってられない”状態だったので、わたしたちはこの時、かなり安易な選択をしました。選んだのはヴェネチアサイトの部屋で、いわゆる、上、中、下、の中の料金です。後で、主人に“中途半端な中だ”と言われた選択でした。中途半端かどうだったかはミラコスタのページでのお話として、とにかくもホテルの予約は完了です!
最大にして困難な目標を達成したわたしたちにとっては、これで一件落着だったのですけど、実はこのあと、“簡単な御案内”(とオペレーターは言いました。)を聞かされるのですね。ひとりのゲストに対する所要時間の長さも、電話がつながりにくい原因のひとつかもしれません。
案内は到着からホテルチェックインまでの流れが中心でしたが、パスポートの種類やエリア内の移動方法、ホテル宿泊者のみが受けられるサービス等にも触れられました。メモを片手に、平常心で聞いても、行ったことのない人には分かりにくい話だと思います。
わたしたちは、 東京ディズニーランドでは何度も遊んでいて、それなりにエリアのレイアウトがイメージできましたけど....平常心ではなかったので(やはり)インフォメーションのありがたみは薄かったです。
そもそも、到着予定時間や、レストランの予約の希望等をきかれても、答えられませんしね。何ごとも、まずはホテルが決まってから、と思っていたのが甘かったのかもしれません。もちろん、レストランの予約等はこの時以降でも、空きがあれば受け付けてくれますが、通話音との根比べ再びですし......根比べに勝利した時には希望したレストランの予約は一杯でした。じっくり検討してると、遅れをとるのがTDRということですね。
それでも、とにかくミラコスタの部屋は確保しました。
“TDRに行く”というより“ミラコスタに泊まる”ということを強調したくなる興味の対象、ホテル・ミラコスタにチェックインまで約2ヶ月、焦りが彼方に消え去った後には、優越感が芽生えました。
02/05/30
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学習の効果、2002年5月の話(ホテル予約編)
ミラコスタは、とにかく予約がとりにくい......。
12月の平日ですら焦りに焦った経験は、5月の本番(?)にむけての危機感をもたらしました。
生半可な気持ちでは、ミラコスタ宿泊は叶わないということを悟ったわたしたちは、気合いを入れなおして半年後の計画をたてました。主人は、“ゴールデンウィークは、祝日の谷間の平日も休み”という前提での計画でした。
ところが、どれほど気合いをいれても詰めの甘さが、あったのですね。
わたしが、ひと足お先に...の偵察から戻った2001年12月5日、その日の内にミラコスタのHPを訪れて空室状況をチェックしたのが、後で思えば失敗だったかもしれません。数カ月先までの予約状況がカレンダー形式で表示されるそのページに、翌年5月のカレンダーはまだ未掲載だったのです。その時は3月分までのチェックが可能だったと記憶していますが、未掲載だった為に、とりあえず安心してしまったのが誤りでした。もっと徹底的にチェックすれば、宿泊予約受け付けは6ヶ月前から、という案内を見つけることができたのかもしれませんが、勝手な判断で「予約受け付けは、まだみたい...。」と思ってしまったのです。
2、3日して、遅れを取らない為に予約受け付け開始日を尋ねようとかけた電話で(例の繋がりにくい予約センターです。)すでに数日の遅れをとっていたことに気付かされた時の“焦り”は12月の上をいくものでした。4月28日から5月6日までの全日、満室だというのですから。
バブル期の北海道スキーのチケットさながらの状態ですね。あの当時も1年目2年目と学習を繰り返して、チケット入手の対策を練ったものですが.....ただ、キャンセル待ちしか望みがなかった北海道スキーとの違いは、旅行代理店のミラコスタ宿泊プランはまだ販売されていないということでした。つまり、12月とは逆で、直接予約分は満室だけども、代理店割り当て分の室に関しての争奪戦は2月*日の一斉発売日に、というわけです。
もちろん、プランとなると部屋だけ、というわけにはまいりません。飛行機か列車がついてくるんですね。
北海道発着にすると、10日間(の予定)のGWが2泊3日で終わってしまいますから、帰省も抱き合わせで考えていたわたしたちは、大阪発着プランに賭けました。
道内では関西発着のパンフレットは手に入りませんから、カード会社のリザベーションサービスと電話予約部門のある代理店を掛け持ち....。
5月のパンフレットはまだできていなくて、値段も未定という状況なので、電話のむこうのスタッフには“まだ、先の話”という雰囲気がありました。事前の予約預かりはできないこともないけれど、早い者勝ちではないので....と。
あら? でも、同時期の予約が重なったら、受付時期の早い方が有利じゃないの?と、わたしは信じていたので、 発売されたら予約をとって下さいと、強く強く事前預かりをお願いしました。
結果.....執念が実ってようやく確保したミラコスタの部屋は、主人の仕事にスケジュール故にキャンセルすることになりましたが、この時も代理店のスタッフからは“もったいない”を連発されました。珍しく予約が取れた部屋だったのかもしれません。
新たに主人の休みが決まった時に、それでも諦めきれずにミラコスタに予約を試みましたが、予想通り、平日でも空室はありませんでした。
この時点で、6ヶ月後の秋にかけることも考えられましたが、部屋が確保できても休暇の確保は先の話.....。キャンセルは、つらいですしね。優先順位はホテルよりも行くこと、という主人は最初からアンバサダーも選択の内だったのですが、抵抗していたわたしが(偵察はミラコスタだったんです!)ここで(力つきて)折れました。理由は、アンバサダーのお風呂もジャパニーズスタイルだと分かったから....。
幸いアンバサダーの予約はすんなり、でした。
02/06/28
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2003年5月の話(ホテル予約編)
ゴールデンウィーク明けにちょっとTDRに...と思いたったのは3月も終わりに近付いた頃でした。ミラコスタ宿泊を目指すなら手遅れといわれそうな時期ですね。
ただ、ホテルの空室状況に合わせてスケジュ−ルはたてられないわけで、今回はミラコスタひとつに執着するつもりはありませんでした。実際に利用してみて、いい面ばかりではないことも実感しましたから、機会があれば(つまり、ミラコスタの予約がとれなければ)他のホテルを体験してみるのも悪くないと思っていました。
ところが“落ち着く”のはわたし1人ではないとみえて、空室状況を検索したところ、5月6日は青色ミッキーでした。(空室が十分にあるということです。)1年前のことを思い起こせば、驚くような変化ですね。
連休明けの平日ということも関係があるでしょうけど、すでに予約の受け付けが始まっている7月、8月の夏休み期間でさえ、満室を示す赤色ミッキーはわずかでしたから、予約は多少は取りやすくなってるのかもしれません。
2001年の12月、“中途半端な選択”と主人に評されたヴェネチアサイドからの眺めは、本当に中途半端だったので、今回は部屋からの眺めを考えるのはやめました。予約をしたのはミラコスタでもっとも安いカテゴリーになるトスカーナサイドのツイン(スーペリア)です。
12月の予約時に“パ−クの外に面していて、駐車場が視界に入る”という説明を受けたサイドですね。安くはない料金をはらって、駐車場を見るのも興醒めということで、その時は選択外だったサイドですが...じっさいに宿泊した部屋からの眺めが上のイメ−ジです。(人が集まっているところにミッキーがいます。)
窓が、片面がほんの少し開くだけなので、ガラスを避けた撮影は不自由でしたが....ガラス越しでなら地球儀全体が楽に見える位置でした。
確かに駐車場が見えてしまう位置でしたが、そのかわりに20周年記念のペイントが施されたリゾートラインやアンバサダーも視界の中というわけで、悪くはない景観です。
トシカーナサイドがディズニーシーには背中を向けているとすれば、壁で視界が遮られるヴェネチアサイドは横を向いているわけで、パ−クの全景と縁がないのは同じこと。TDRに滞在している気分が満喫できるという点では、わたしは今回のトスカーナサイドの方が印象が良かったです。
眺めがウリのパラディーゾサイドに割高な室料を払うだけの価値があるかというのは....次の話になります。
03/06/20 
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2003年10月の話(ホテル予約編)
2003年10月16日から3泊の日程でミラコスタの予約を取りました。
行動をおこしたのは6ヶ月前、予約受け付け開始日に電話の前で時計の秒針と対面しながらの“アクション!”でしたけど....オペレーターに到達した時点では(希望していた)テラスルーム、ハーバールームには空きはありませんでした。
予約ができたのはポルトパラディーゾサイドのスーペリアルーム、窓から港の全景が見える位置にあるというハーバービューの部屋です。
実は当初は2週間早い10月2日からを予定していて、予約センターへの電話は(ついうっかり)予約開始時間を過ぎてからの電話にもかかわらず短時間で通じた上に、通常の客室ならサイドとビューの選択は可能でした。それで、2周年を迎えて競争率も緩和されてきたかとも思ったものですが...甘かったです。
1週間後に(その時期は)主人が休みを取りにくい状況になりそうだと言う話になったんですね。なにぶん6ヶ月も後のことですから、確実なことなどありませんけど、すこしでも可能性の高い方にということで、10月9日からの日程変更を試みたのが4月9日のことです。主人が“イヤな予感”を持ち帰った夜のことで、予約受付け開始からは数時間経ってはいましたけど、それでも開始日当日です。わりと簡単に考えて問い合わせたところ、ものの見事に撃沈という結果になりました。
もとより期待もしていなかったテラスルームなどはいうまでもなく、スーペリアルームもハーバービューは既に満室...。数時間の差は大きかったです。
結局ハーバービューに固執して、さらに1週間延期。勝負は4月16日に持ち越されたわけですが、予約が取れた感動よりも、予約に関わる疲労と不快感の方が大きいというのが正直なところでしょうか...。
電話の繋がりにくさにも閉口しますけど、繋がったあとも時間がかかりすぎませんか〜? 予約センターにコンタクトを取るのも何度目かになると...テープのように同じことを繰り返し言っていることに無駄を感じます。丁寧..というのとはちょっと違いますね。
“現時点での予約状況”の確認の為に、代表者名、通話している本人の名前、電話番号を尋ねられるのはお決まりなのげすが、プッシュホンの自動案内のごとく一つ一つ順番に...なので「一度に言わせて」と何度思ったことか...。結果レストランの希望時間が取れなかったりすると、マニュアル作成者はNTTと結託して用を為さない長電話を助長しているのかしら、と吠えたくなります。
これ、ごく普通に考えれば、相手のリクエストに対応できるかどうかの確認の方が先になるでしょう? 国内外のホテルの予約で、いえ、ホテルに限らず鉄道、飛行機、レストランも含めての話ですけど、こちらの情報は(希望する)サービスの提供が可能なことが分かってから尋ねられるのが常で、TDRのようにリクエストは一旦横に置いて、「まず、お名前を...」から始まると、例えば希望の部屋が取れないなら名前を言っても意味ないじゃないと言いたくなるのは、わたしだけでしょうか?
4月2日から半月あまり、幾度か意味のないやりとりを強いられたわたしは、相当に嫌気が差しています。(現在進行形)
でも、今回のメンバーは義父母と父母と義父母の知人とわたしたち...という平均年令がかなり高めの7名なのです。(3部屋!)ミラコスタの立地と、洗い場付きの独立したお風呂は必要項目でした。暑さ..はないでしょうけど、寒さや人込のせいで両親が音をあげた場合を計算に入れれば、客室からどこが見えるかも大きなポイントだったのです。
つくづく売り手市場なんだと痛感せずにはいられませんね。
ついでにいえば、開業当初からパークに面しているメリット故、高くても先に(予約で)満室になるというパラディーゾサイドの客室は、パークのどの部分が見えるかでなお細分化されてしまったようです。過去2回はパラディゾーサイドを希望しなかったので、細分化には気がつきませんでしたが....初めてパーク内からミラコスタを見た時に「あっちの端とそこの部屋が(パラディーゾサイドと言う区分で)同じ料金なら、当たりとハズレの差が大きいよね〜。」言ったことを思い出します。言い換えれば、“あっちの端”になるリスクをおかしてまで割高の室料を払いたくはないとう話をしたのですが、今は払った料金に見合う眺めは保証される様子ですね。ただし、港が見える位置の部屋はますます高くなりました。
同じディズニーブランドホテルでもアンバサダーの一部のレストランでは直接予約ができたので、それだけはありがたかったです。メニューの詳細も聞けますし、予約確認書を見る限りは通常の予約扱いになっていました。(パークお呼びミラコスタ館内のレストランは優先案内。)
03/10/15 
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2004年5月の話(ホテル予約編)
クリスマスにお正月、トマムスキー等のイベントが続く為、5月の連休の計画はどうしても遅れがちです。それでも、春の気配を感じ始めた頃に意識すれば、通常は遅すぎることはありませんよね。
ところが、ディズニーホテルの予約開始は6ヶ月前....11月下旬には行動スケジュールを立てなければ客室争奪戦には乗り遅れます。で、我が家でも話が出なかったわけではなかったのですが、ゴールデンウェークはね....と盛り上がりにかけて、そのまま新たな年へと突入。
トマムでゴルフ、の方が気持ちも体もゆったりできるのは確かですし、連休後半(前半はコースに雪が残ってるかも...)は北海道に飛んで、TDRはまたそのうちにということで落ち着くはずだったのですが、CSでね、ディズニー情報が流れるんです。で、主人が、センター・オブ・ジ・アースに取り付かれました。
前々回は定期点検で休止、前回は地震の影響でトラブル発生で休止..で、主人は未体験なんですね。混雑覚悟で、センター・オブ・ジ・アースに挑戦しよう!ということになったのは、2月もそろそろ終わる頃だったでしょうか。
丁度、義父母と一緒の秋のTDR行きの計画が具体化してた頃で、刺激を受けた感があります。
ディズニーホテルに空室を期待するのは...と諦め半分で電話をしたところ、案の定、暦の上での連休中は満室でした。 ただ、4月29日、30日の2泊だとアンバサダーもミラコスタも予約が可能で、なぜか、(ミラコスタはトスカーナサイドしか空いていませんでしたが)アンバサダーよりもミラコスタの方が安かったんですね。
目的、センター・オブ・ジ・アースの我が家としては、悩む手間が省けてありがたかったです。客室タイプさえ選ばなければ、予約は取りやすくなってきてるということでしょうか?
(イメージは、この時期のシーのスペシャルイベント のグッズ。ファスナートップもクリアファイルもお菓子の缶も、すべて同じデザインで統一されてます。)
04/12/20
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2004年11月の話(ホテル予約編)
義母から、また行きたいね....という話があったのは、年が明けて間もなくのことでした。
とはいえ、眺めの良い部屋を確保できる可能性があるのは、6ヶ月前の9時ジャスト! 挑戦できるのは7月分から...ということになります。暑い時期を避けて..寒くなる前に...となると、やはり、9月下旬から10月の間が理想的ですが、それだと、イベントが昨年と同じになるんですね。せっかくなので、もう少し頑張って、11月4日からのクリシマスイベントを観に行こうということになりました。
実は、昨年、 ミラコスタの客室の窓から、夜中にハーバーでキャンドルライト・リフレクションズの練習をしているのを見てしまいまして、かなり...わたしたち自身が見たかったんです!
今回は、義妹一家(義妹と、娘4歳のMちゃん、 義妹の夫でMちゃんのパパ、Y氏)の同行も決まって、3家族、3世代のグループになりました。(義母の予定では、わたしの両親も一緒だったようですが、今回、こっちは秋のトマムへ...。)Mちゃんのお陰で、昨年よりはグループの平均年齢はかなり若返りましたが、新たな問題も発生しました。
まず、Mちゃんのパパは平日にお休みが取りにくい。でも、混雑必至の休日のTDRは、義父母には過酷。
せっかくだから、Mちゃんにはアンバサダーのシェフミッキーで、 朝ご飯を楽しませてあげたいけど、義父母にはアンバサダーは相当に不便...。
ということで、義妹一家は初日はミラコスタ、2日目と3日目はアンバサダーに宿かえすることになりました。同じディズニーホテルでも、シェフミッキーの朝食予約ができるはアンバサダー宿泊ゲストのみなんですね。
木曜日出発で、 義父母は土曜日に帰宅。Mちゃんのパパは金曜日の夜にアンバサダーで妻と娘に合流。主人とわたしは、土曜日に義父母を見送った後、もう1泊して、日曜日も頑張って遊ぶと言うスケージュールができあがりました。
義父母には、今回も知り合いが同行しますから...、ミラコスタのトリプルルームが1室2泊、スーペリアのハーバービューが1室3泊、同じくスーペリアのハーバービューが1室1泊と、続けてアンバサダーのスーペリアが1室2泊必要というわけで、6ヶ月前の8時55分には、わたしは臨戦態勢にはいりました。時計とにらめっこしつつ、9時に向かってカウントダウン...で、ジャストに繋がったはずのTDRの予約センターからは(順番に繋ぐので)このままお待ちくださいのテープ案内が繰り返されること、しばし...。
この時、確保できたのは、トリプルルームのピアッツァビュー(トリプルルームはハーバービューの設定はなし)が1室2泊、スーペリアルームのハーバービュー,ただしスペチアーレレーム設定が2室、それぞれ1泊、スーペリアのピアッツァビュー1室2泊でした。
スペチアーレルーム設定のハーバービューというのは、朝食やバスローブ付き、チェクイン、チェックアウトの手続きは5階のサロンで、ウェルカムドリンク付き等々のサービスが組み込まれているものの、部屋自体はミラコスタの標準タイプと違いはありません。お値段の差はサービスの差ということですね。こちらとしては、必要なサービスでもないので、スーペリア希望だったのですが、スーペリアのハーバービューは満室でした。
面倒なのは、スペチアーレルームは連泊での予約ができないということ...。義妹一家はアンバサダーに移るので、問題はないのですが、わたしたちは部屋替えを強いられることになります。(翌日も、また翌日も受話器を握りしめてスペチアーレルームの予約にエネルギーを費やす気はありませんし、そもそもスペチアーレルームでなくてもいいのですから...。)ハーバービューでなければ、この時点で3連泊が可能な部屋の予約はできるのですが、(スペチアーレといえども),1泊でも予約が取れたものなら、「眺め」を諦めるわけにはいきません。
念のために言うと、1泊目の「眺め」は高齢者世代の義父母の為です。混雑具合や天候は当日まで分かりませんから、シーのハーバーで行われる夜のショーは、部屋から見ることができるのが理想的。トリプルルームにはハーバービューがないので、わたしたちが眺めのいい部屋を確保しておかなくてはならないんですね。
部屋替えに関して、わたしはふたつのことを確認しました。
まず、荷物の取り扱いをどうしたらいいのか、そして、通常のチェックアウト時間12時から,チェックインの15時間までの、いはば空白の3時間は、部屋の利用はどうなるのか、ですね。同じ部屋での連泊なら無用の懸念ですが、まさか、手荷物を一旦クロークに預けて...所定の時間までにチェックアウトをして、再びチェックインの為に,並んだり待たされたりでは...眺めのメリットよりもロスタイムのデメリットが大きすぎます。
でも、手荷物は部屋に置きっぱなしでいいとのこと、移動はスタッフがしてくれるということでした。(ミラコスタからアンバサダーへのホテル替えの場合も、チェックアウトの際にベルスタッフに預けておけば、手荷物は運んでおいてくれるそうです。逆パターンも同じでしょうね。 )
客室の利用に関しては、次(当日)の客室の準備が整うまで、チェックアウト時間に関係なく、それまで(前日)の客室を継続して利用できるという説明を受けました。 例えば、13時か14時頃に、休憩したくなって戻って来た時には、フロントに寄って、部屋替えが完了してるかどうかを確認、完了済みなら新しいキーを受け取り、ピアッチャビューの部屋へ、まだなら、手持ちのキーでハーバービューのスペチアーレルームへ...とかなり具体的に話をして、デメリットは最小限と判断した結果、2日目以降(わたしたちは)部屋を移ることで予約を確定しました。
が、実際のチェックインの時の、部屋替えに関する段取り説明は予約時のそれとはは異なっていて「まったく、もう!」ということになります。(この話は、ホテルサービス編でご覧くださいね。)
なお、ミラコスタとアンバサダーは予約を受け付ける電話は同じでも別のホテル故、1日目はミラコスタ、2日目はアンバサダーという両方のホテルにまたがっての連泊予約はできないことがわかりました。つまり、ホテル替えをしようとすると、翌日にまた(予約センターに)電話をかけなくてはならないんですね。 その時、予約が取れなかったら...というリスクがゼロではありませから、本音を言えばホテル替えの予定は胸に秘めて、どちらかのホテルで必要日数の予約をした後に、後日、空き室の確認が取れた時点で変更する方が無難ですね。
今回は、ホテルを移っても連泊は連泊の感覚で、先にこちらの行動予定を伝えてしまった為に(え〜と、3組が一緒に到着して、1組は2泊、1組は3泊、一組は1泊してアンバサダーで2泊...と)わたしは、翌日のアンバサダーの予約確定まで、ストレスを感じました。
今後は、キャンセル前提での予約も視野に入れて、うまく立ち回らなくてはと考えます。
(左上イメージは、ミラコスタ、ハーバービューの客室から見たクリスマスイベント。小雨の中での、 キャンドルライト・リフレクションズ。)
04/12/20
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2005年〜2006年の話 (ホテル予約編)
ホテル(ミラコスタ)の予約はすべてオンラインで済ませました。
そのうち、3度は(この時期)オンライン限定販売のバケーションパッケージの利用で,申し込みと同時にカード決済が行われましたが、ホテルの予約に関しては、カード入力はギャランティーの為。支払いは現地にて常と同じ手順です。
おかげで、 繋がりにくい電話と...つながった後のなが〜い道のりへのストレスはなくなりました。
自動音声対応でも、案内の途中でも操作が可能な時代に...TDRの予約センターのオペレータのテンポは、正直....相手するには苦行でした。名前と住所くらい一度に聞いて、一度に確認できるんじゃ無い?と何度思ったことか。いえ、別に分けてもいいんですが、分ければ分けるほど、区切りに余分な言葉がはいりますからね、(例えば「※※でまちがいありませんか?」を1度で済ますか,2度口にするか...。)ロスタイムが増えるばかり...、過ぎれば、丁寧さも評価できなくなるものです。
つながらなくて待っているゲストがいっぱいいるのよ〜、電話代こっち持ちなのよ〜....などとの心の声を抑える必要もなく、自分のペースで予約できるオンライン予約は、変更,キャンセル,日にちを少しずらしての予備予約(何しろ6ヶ月後の話なので。)も自由自在で、本当に便利でした。
ただ、オンラインで予約ができる客室タイプと客室数 が決まっています。ハーバービューも禁煙ルームの設定もありません。ミラコスタは,どうやら禁煙ルームの割合が少ないようですね。
08/02/06
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2007年5月、12月の話(ホテル予約編)
便システムの見直しかなにかで,オンライン予約サービスが中断された為に、2007年の宿泊予約は再びつながりにくい電話との格闘となりました。
オンライン予約のスムーズさを経験したあと故、電話予約のストレスは以前にも増して....でしたが、久しぶりの電話予約では、多少の変化がありました。自動音声ガイタンスによって、あらかじめ目的別に振り分けられるようになっていたのです。新規の宿泊予約、既存の予約の変更、レストラン等の追加の予約,また、新規の予約の場合は、予約受付開始日の予約か、それ以外の日にちの予約かなど、オペレーターにつながる前に用件がしぼりこまれるので、『会話』の効率はUPしたように思います。もっとも、自動音声に従っての作業が終わってから、オペレーターにつながるまでの待ち時間の長さは相変わらずでして....自動音声導入のメリットは,ゲストにはお裾分け程度....と言ったところでしょうか。オペレーターの負担を減らす目的だったのかもしれませんね。
5月にはつい『改善』を喜んだものの、その後の長い道のりの前に『改善』の文字は砕け散りました。
実はこの年、11月の連休にもミラコスタの予約を試みました。
予約の開始は6ヶ月前の5月、当然ながら予約センターの回線は大混雑です。携帯電話を片手に時報を聞きながら、電話番号の最後の数字をピ....ポ....パ...ポーンの音と同時に押しても順番待ちなんですから、もう、どうにもなりゃしません。10分,15分....しびれを切らして受話器を置いたら、あとは2時間「おかけになった電話番号は、たいへんつながりにくくなっています。しばらく経ってからおかけ直しください。」のアナウンスを聞かされることになります。
しばらく経ってからじゃ用が足せません。順番待ちに食い込めたら、インターフォンがなってもも無視して、待つのみです。ただ、連休中は連泊の予約枠も、あっというまにおしまいなんですね。
9時20分頃に順番が回ってきて予約できたのは、この日予約開始の一泊分だけでした。翌日の分はまた翌日の9時以降にあらためてというわけですね。我が家は3泊の予定をたてていたので、わたしは3日間、携帯を片手に(時報をチェック)9時前には電話の前でスタンバイ..がんばりはしましたが、毎日部屋を変わらなくてはならない結果となりました。部屋どころか、2日目はホテルも変わってアンバサダーに...。1日目、ミラコスタトスカーナサイド、2日目、アンバサダースペリアルーム、3日目、ミラコスタヴェネチアサイドです。大混雑(だから希望通りに予約もとれない)の3日間に、この効率の悪さは致命的ですね。
やむなく12月に計画を変更しました。
3泊...といっても、師走の週末に2日間の休みは難しいということで、(最終的には)主人は木曜の夜にミラコスタ入り、先に到着するわたしがチェックインも荷解きもすませ、お土産も、あらかじめ購入を予定のものは買ってしまって、翌、金曜日の朝から遊びに専念しましょう...と。
ところが、そうなると(宿泊予約の)代表者が主人だと、よろしくなさそうなんですね。
宿泊の代表者の変更はできないというのは、予約の旅に念を押されることですが、同行者の情報は、いつの間にか聞かれなくなってるんですね。予約センターとのやり取り(変更や問い合わせ等)については、実際に電話をかけて予約をしたわたし(名前を提示)と、代表者(主人)に可否の別は無いようですが,代表者本人不在の状況でのチェックインの手続きは....予約センターのスタッフの見解によれば、できないそうです。ま、それがスムーズにできるなら,代表者変更不可のルールもあって無いような話になりますからね、できないと言われれば、そうでしょうねと思いますが....
予約の時にはそこまで考えていませんでした。 何しろ6ヶ月先のことです。(主人は)木曜日から休める可能性も未知数の頃です。
ですから、予約時、代表者として、わたしは当然主人の名前を伝えました。社
後日、 往路別行動で、わたしが数時間先に...と案をたてた時に、念のためにと問い合わせたところ、 『代表者名』がネックになって、こちらの計画に支障が...。予約センターのスタッフが事情をホテルに話して,『特別措置』(と、念を押されました。)で、代表者を主人からわたしに切り替えてくれました。
.....“柔軟な対応”に、感謝すべきなのでしょうか....。
08/04/25
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