画面のレイアウトが乱れる方へ

これから、スキーなどでアルファリゾートトマムに初めて訪れる予定の方、あるいは、久しぶりにいらっしゃる
方を対象にしています。
祝日、週末等、特に混雑が予想される時期に計画をされ
ている方は、ぜひ、御一読ください!


おことわり

 コメントは、数多いゲストの内のひとりとしての見解です。
 これまでわたし自身が見聞きし、経験したことを根拠に発言していますが、トマムは運営体制を含めて、この数年、流動的でした。当サイトのトマム情報をご利用になる時には、多少の変化があることを前提にとお願いして来ましたが、2005年10月を堺に、ここで提供して来た情報の大半が有益なものではなくなります。新たな運営会社は、自社の価値観に基づいて、新たなトマムを構築するようです。

 バックナンバーマークの付いたページのトマム情報は、2005年10月以前の『在りし日のトマム』の記録として,ご覧ください。


                                  05/11/21(改稿) 


     

 
 レストラン事情は大きく変わり、エリアを動き回って選択に悩むほどの環境ではなくなりました。 09/03/05

エリア内移動

 広大な敷地の中に宿泊施設が点在し、リゾートセンター(キャビン発着、各種受け付け)やヴィズ(造波プール、サウナ、スパ等)が独立しているトマムでは、どの施設に宿泊しても移動は不可欠です。不便ですね。でも、せっかくいらしたのですから、ここはその不便さも楽しみましょう。
 ゲレンデ以外は、食事もお土産も(泊まっている)ホテルの中で済ますなんて、(済ませられない事もあったりして....)勿体無い話です。
 それしかないところなら仕方がありませんが、トマムには特色のあるレストランが各ホテルにありますし、取り扱っている商品(土産物)も、店によって違います。 おまけに、 360度、視界に入る範囲はみぃんなトマムなのです。冬期間、一面の雪景色に映える針葉樹の景観は、隔離された別世界です。動けば動く程、日常を忘れさせられる美しさに出会えるはずです。
 そこで、重要になってくるのが、移動手段です。方法はいくつかあります。
 
マイカー。今回はパスします。
 リフト、キャビンを乗り継ぎ、スキー等で。 ゲレンデを移動して各施設へ、というのは割と効率的です。目的地まで、スキーも楽しめます。ただし、スキーは初めての方や小さいお子さんにとっては急なスロープもあって、苦行になりかねませんから、お勧めできません。各施設のスキーロッカールームの出入り口から入ると、「ここから先はスキー靴は御遠慮下さい」の場所で室内履きをかりてレストランなどへ向かいます。リフトが止まってしまうと帰れなくなりますから、時間には気をつけてください。夜は、もちろんこの方法は使えません。
 徒歩。冬場は根性がいります。寒いし滑ります。ホテルからタワーへというような短い距離にお勧めです。また、タワーとヴィレッジ(海鮮市場というカニの食べ放題レストランがある。)の間は スカイウォークで繋がっているので、滑りません。
 スタッフに泣きついて送ってもらう。緊急事態発生時を除いて、やってはいけません!


 と、いうわけで、終日利用できる確実な移動手段となると、やはり、バスということになります。
 チェックインの時にエリア内無料循環バスの案内が渡されますから、運行時間のチェックをして下さい。9月15日の時点では17時までは無線対応(行き先をスタッフに告げて、バスを呼んでもらいます。)で17時以降の夕食時は30分ごとの定刻運行でした。冬期は終日定刻運行になる可能性があります。運行回数が増えるとは考えにくいので、30分に1本と思ってよいでしょう。
 普段、乗り物を待つ、という経験のない都会の方々、忙しい日常を忘れて、ここでは気長に行きましょうね。
 ただし、少しの工夫で待ち時間を少なくすることは可能です。
 お出かけの時、バスの発車時刻に合わせて、部屋を出ましょう。ものすごく混んでいて、ロビーにはバスを待つ人の長蛇の列ができていたとしても、積み残されて、次のバスまで30分待ち、ということにはなりません。ゲストが多くて、1台のバスに乗り切れないような時は増便のバスがすぐにやってきます。15分も前からロビーで待つ必要も、あるいは、そうして早くから待っていた人達を押し退けて、先を争って乗る必要もありません。発車時刻までにいれば、バスには必ず乗せてもらえます。
 目的の施設でバスを降りたら、そこの施設のバスの発車時刻を確認しておきましょう。
 出入り口付近に運行時刻が表示されています。帰りのバスが何分にでるのか頭の隅に入れておくことで、食事の後、口紅を直しに化粧室に寄っていてタッチの差でバスに置いていかれるという事態を避けることができます。逆に発車時間まで随分とある場合はロビーに向かってゆっくり歩きながら、店を覗いてみるのもいいでしょう。お泊まりの施設とそこは雰囲気も違っているハズですから、パブリックスペースで写真を撮っておくのも、良いかもしれません。
 レストランでの精算後、ブラブラ歩くか、足早に進むか、全速力でロビーに向かうか、判断できるのもバスの発車時間を知っていればこそ、です。乗り遅れて待たされる30分と乗らずに待つ30分はイライラの度合いが違います。1日の締めくくりでイライラしない為に、バスの運行時間とうまく付き合っていきましょう。

 さて、いいタイミングでバスがやってきました。
 必ず、行き先を確認してください。バスの到着を告げるスタッフが「☆☆経由○○行きです。」と
案内しているのですが、わたしはかなり頻繁に間違えて乗ってしまわれた方(乗ろうとする方 )に遭遇します。
  まず、どこに行きたいのかをハッキリさせましょう。トマムの宿泊施設はタワーもゲレンデ横のスポルトもゲストにとってはホテルですが、トマムの中でホテルと言った場合、それはエリア内中央に位置する低層の、ホテル・アルファリゾート・トマムを差します。タワーの前に「ホテル経由スポルト行きです。」というバスが来た場合、ヴィレッジやガレリアスィートタワーには行きません。ガレリアにお泊まりの方は「ガレリアに行きますか?」と聞きましょう。「ホテルにいきますか?」と尋ねられた場合、「行きます。」という答えが返って、逆方向のバスに乗ってしまう可能性がでてきます。行き先を固有名刺で覚えておきましょう。位置関係がわからなくても、行き先を正しく把握していれば、正しい方向のバスに乗って降りたい場所で降りられます。
 そして、バスは「循環バス」とはいうものの、休みなくグルグル回っているものではありません。
 「どのバスでもええのや。」とか「循環しとんのや。」とか言って不安のカケラもなく乗られるおじさんがけっこういらしゃるのですが...。関西のおじさんの注意力が無いと言っているのではありません。おじさんのように口に出さなくても、循環という言葉に同様のイメージを持つ方は多いと思います。が、バスは終点までいくと、時間調整をします。降りたくないところでも、一旦降りなくてはなりません。そこで、次ぎの出発時間まで、待つことになります。確かに、回り回って目的地には辿り付けますが、非常に時間がかかるという覚悟は必要です。
 確信に満ちたおじさんの言葉にも間違いはあります。
 つられて、
どれでも来たバスに乗らないようにしましょう。
 また、バスの乗り降りは前扉、中央扉、どちらからでもできます。先日も、前扉から降りなくてはならないと思い込んで、満杯のバスの中でひたすら前をめざすおじさんに会いました。
「そこから、降りられます。」と申し上げると、「路線バスと同じかと思った。」と言うお答えでした。
 バスは無料です。再度、念の為。                
                                
             

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西エリアから見た、ガレリアスィート タワー(左)と
タワー(右)。タワーの回りに見える屋根はヴィレッジ
とホテル。左手前はリゾートセンター。