センターオブジアース(ミステリアスアイランド)

アトラクションのステージはディズニーシーの中心にそびえ立つプロメテウス火山。
地底探検中に火山活動がはじまって、 さあ,大変という筋書きのライドもので、ゲストはエレベータで深く深く下りた地底の採掘所らしきところから、6人乗りの地底走行車に乗って出発します。地底走行車は乗り場では3台が連なってますが、探検中は1台づつに分かれるので、ベストポジションはやはり1番前でしょうか...。真ん中と後ろの席は、探検中はずっと横を向いている感じになります。で,その横からの景色は、進行方向に向かって右側、乗り場で言えば奥の席からの方が見応えがある気がします。暗闇で光を発する、地底の植物や生物は右にも左にも存在しますが(でも、右が多め)地底の海や怪獣は右側に現れるんですね。
良好な人間関係維持の為にも、 複数回乗る場合は、パートナーと左右入れ替わる心遣いをお忘れにならないでくださいね。
2001年の12月に初めて乗った時には“(火山の噴火という)アクシデント”付きのアトラクションだということは認識していましたが、走り出してすぐの水晶の洞窟や多様な発光体出埋め尽くされた、一見綺麗で、よく見ると不気味な雰囲気に魅了されて、アクシデントに対する心構えを忘れました。
火山活動の発生を知らされたあと、震動とお腹に響くような轟音の中を進むうちに「あ,そういえば噴火するんだっけ?」「噴き上げられるんだっけ?」「...ということは..落ちる?」と、思い当たった時には走行車はマグマの海で暴れる怪獣の横を通り過ぎて、一挙に加速! 態勢も整わないまま「キャ〜ァァァ〜。」と叫びつづけることしばし....最後には、やっぱりストンと落ちました。
急上昇した勢いのまま落ちるのは未体験のスリルでした。
通常、カタカタカタと落下地点までゆっくりと上って行く間に,ワクワクとドキドキに折り合いをつけて,その先に起こることに対して気持ちの体の準備を整えるわけですけど、その間がね....センターオブジアースにはないんですね。
もちろん、繰り返して乗るうちに、加速、急上昇のタイミングは分かってしまいますけど、直前まで 観るべき物があるので、クライマックス(噴き上げと落下)は突然に,と言う感じが薄れてしまうことはありません。
アトラクションの所要時間約3分の内、叫び声が似合うのは数10秒...かと思います。絶叫マシーンが得意な方には、時間的な物足りなさがあるかもしれませんけど、スピードも落下のスリルも濃縮されているので楽しめるはずですし、逆にこの種のアトラクションが苦手な方も、我を失うのはわずかな時間ですからね。前半と中盤の神秘的景観は一見の価値があるので、1度は挑戦してみてくださいね。落下を予測して、ストレスを感じる間がない分、一般的なジェットコースターよりも挑戦しやすいアトラクションです。
ファストパス導入のアトラクションの中で、もっともエントランス寄りにある為か、ここに立ち寄ってファストパスを取ってからその先のエリアに向かうゲストが多いようで、開園直後の(スタンダードラインの)混雑はあまりありません。
「今ならファストパスがなくても5分で乗れます。」とスタッフのお誘いがかった時に、ファストパス発券機に人が並んでいるようなら、ファストパスは乗る前ではなく乗った後に取る方がベターです。パスを取る間にスタンダードラインの待ち時間が増えてしまったりすると、せっかく取ったファストパスのメリットが半減しますからね。
定期点検は毎年ゴールデンウィーク明けの数週間。
連休中の混雑を避けた過去2回に加えて、昨年10月は地震の影響で臨時休止....我が家に取っては相性が悪いというか...稼働率の低いアトラクションです。3回連続の「損失」をとりもどすべく、2004年はゴールデンウィーク前半に入園し、9回乗って参りました。
ファストパスゲット(1枚目)、スタンダードライン(5分まち) スタンダードライン(20分待ち) ファストパスゲット(2枚目)、1枚目のファストパス使用 ファストパスゲット(3枚目)、2枚目ファストパス使用...の繰り返しでした。(開園後,しばらくはファストパス発券所には1方向からしか行けませんので,ご注意くださいね。)
アトラクションの入り口はプロメテウス火山の下、洞窟部分にあるので、直射日光や風雨にさらされることがなく、比較的楽に待てるアトラクションです。でも、地底探検ですからね。地底におりるリフトの足下からは熱気があがったりして...ありがたくない演出も付いてます。
暑い時期は地底の気温上昇に気をつけましょう。
04/05/26 
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海底2万マイル(ミステリアスアイランド)
海底2万マイルは、ミステリアスアイランド、プロメテウス火山の麓近くにアトラクションの入り口があります。
入り口から螺旋状のスロープ(左イメージの右側,グリーンの柵部分)を下りきった奥(イメージ中央の空間奥)から、6人乗りの潜水艇に乗って深海探索に出かけるというアトラクションです。
ゲストは,球形の小型潜水艇の窓から、海底の景色を楽しむ...と考えていたら、2004年5月、お気楽な海底観賞ではなく,自分たちは探索の任務を帯びていることを理解しました。
それというのも過去数回,最初は期待して,その後はとりあえず消化しておこうかという気分で乗った時には、所定の位置に座って,眺めるだけだったんですね。しかも、ガイド本のイメージでは、綺麗な景観を堪能できそうに思えたのに,あれれ?というほど海の底は無彩色の世界で(沈没船とか廃墟とか...)正直,かなりがっかりしたんです。
もちろん,お決まりのアクシデントはあります。“何者か”に襲われて、地上基地からのコントロールがきかなくなった為に浮上させることができないという、地上スタッフの会話が聞こえてくるので、トラブルの渦中にあるらしいことはわかるんですけど...ただ、潜水艇の窓から見える範囲では、状況が掴みにくくて...なんか、おっきいタコの足みたいなのが見えたけど...?という感じなんです。潜水艇が,転がるとか、逆さになるとか、大きく揺れるとかの体感的な緊迫感もありません。
そのうちにまた “何者か”が潜水艇を押し上げているという声が聞こえて、ゲストは深海から無事に帰還できるわけですが、ラスト間際に窓の突然半魚人の顔がへばりついて、びっくりした〜というのが数少ない衝撃で.....なんだか,よくわからないアトラクションでした。
帰還した時にネモ船長(の声)が「諸君、無事でよかった。しかし海の底は常に危険に満ちている..」今回のようなトラブルがいつ発生するとも限らないみたいなことを言うので、コントロール不可能とかで放置したくせに、悪びれない人だなあと思ったりして...基本的には、わたしには好感度の低いアトラクションだったんですね。
ところが、2004年5月、たまたま座る場所が違った結果、それまでとは全く違う情景を目にすることができました。
潜水艇に中には位置された椅子は正面向きにひとつ、両側面に、若干後ろより向きに二つ、二人用のものが配置されています。どこに座るかはスタッフに決められますから,素早く動いたもの勝ち,という訳にはいきません。そもそも潜水艇の乗船口、ひとりづつ順番にしか乗れませんし、その時に,「奥の席にどうぞ.」「正面の席に座ってください。」と指示が出るので、ま、言われた場所に座りますよね.
わたしも左右どちらかの側面ばかりに振り分けられてきました。特に心乱すでもなく、素直に側面に座っていたのは、アトラクションに対して醒めていたせいもありますし、どこに座っても条件はほぼ同じと信じていたからでした。
でも、違うんですね。
正面の席では,艇が進む先全体を見渡すことになって、視界の広がりが側面席とは別物でした。先を行く仲間の潜水艇もちゃんと見えます.少し先の景観の全体を見て、そこ向かって進むわけですから、一部分が窓の外を横切って行く感じの側面の眺めとは比べ物にならないくらい臨場感がありました。ひょっとして,立体映像を見せられているだけじゃないのかしら? と言う疑いもめでたく解消!
潜水艇を襲った“何者か”の正体はもちろん、突然に現れた半魚人の意図も、正面の窓からだとよくわかりました。
おまけに,この時は2度続けて正面の席に縁があったのですが、今までとぜ〜んぜん違うという驚きの後,落ち着いた2度目は、座席前のバーが飾りものではなく、海底探索のためのサーチライトを操作できる事実を知らされました。 さあ,出発と言う時に、ネモ船長からの説明があるにはあるのですけど、側面席の時には操作バー云々と言われてもバー自体がないんですから....意味のあるお話だとは思えなくなってました。
ラッキーなことに正面の席に当たった時には、船長のお話をボーと聞いてはいけませんよ。
見るだけではない楽しみ方ができるのは、3分の1の確立ですから、なすべきことをキチンと聞いて、臨みましょうね。
オープン直後はファストパスの対象外アトラクションでしたが、現在は導入されています。
04/06/05 
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ヴェネチアン・ゴンドラ(メディテレーニアンハーバー)
右イメージはデビュー前のヴェネチアンゴンドラ。
ヴェネチアサイドから運河を通り、ハーバに出てきたところを橋の上から撮影しました。1人前のゴンドリエを目指すスタッフの修行中の一コマですね。
実際にゲストを乗せてゴンドラを操れるようになるまでには長く、厳しい練習の積み重ねがあるそうです。
というのは、ゴンドラの舳先に立ってガイドを受け持つゴンドリエその1のお話。ゴンドラの操作は、後方のゴンドリエその2の腕一つにかかっているそうです。二人のゴンドリエはたいていの場合、巧みな日本語でややこしいイタリア名を名乗りますので、ゲストは無視せず、覚えてあげましょうね。「チャオ」という挨拶も実践させられますから、恥ずかしがらずに、声を出しましょう。11分少々のおつきあいですが、ヴェネチアンゴンドラは、なりきり、参加型のアトラクションです。水面を揺られながら、黄昏の美しさに声を失う....ようなロマンチックなイメージは一旦横において、ゴンドリエの“ノリ”に反応するのが,ゲストの礼儀というもの。「わたしをひとりにしないで。」などと、ゴンドリアその1に言われないように、心がけましょう!
ゲストの反応がよければ、ガイドのレベルの上昇して、楽しい楽しいひとときが体験できます。
当たりはずれを分けるのは、ゴンドリエその2の操作技術(修行を積んでるので,こちらは大差はなさそうです。)とゴンドリエその1の話術、そして、彼を雄弁にさせる ゲストのなりきり加減でしょうか。
ゴンドラの上からだからこその撮影ポイントもあるので、カメラをお忘れなく。
一度、乗り合わせたゲストがたまたま誰もカケラを持参していなくて、撮影を勧めるゴンドリエを困惑させたことがあります。ちょっと、期待にそえられなくてごめんなさい、の気分でした。
ファストパスは導入されていません。
04/08/09 
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リドアイル・ミート&スマイル (メディテレーニアンハーバー)
メディテレーニアンハーバーに突き出たリド島(リドアイル)にミッキーと仲間達が「ご挨拶」にやってくるという、ふれあいアトラクションです。
1日1回のチャンスなので、リドアイル前方はかなり早くからお子さん連れのゲストで埋まります。前方...手すりの柵で仕切られた部分よりも前は座って観賞するエリアで、柵の後ろからは立ち見になります。立ち見の部分は、段がついているので、手すりにかぶりつきでなくても、前のゲストの頭が(ものすごく)邪魔になって....とうことはありませんが、座るエリアは,よほど前の方でなければ、まわりのゲストの座り方と座高の影響を受けます。
わたしたちは開始30分程前にリドアイルに着いたので、柵の前にスペースはありませんでした。(最も、大人二人ではスペースがあったとしても遠慮した方が良いかしら...という雰囲気でしたけど...。)ただ、立ち見の最前列の真ん中どころを確保できましたから、視界は良好で、自分たちにとっては最高の位置での観賞ができたと思います。
ハーバーの遠くの方から、ミッキー達を乗せた船が近づいてくる様子もよく見えて、楽しい音楽に聞こえるし、今や遅しとミッキー達の上陸を待つ間にも、気分はウキウキ....。年を忘れます。
スタッフの案内を受けて最初に上陸したミッキーが、 仲間を一人づつ紹介する言う趣向ですが、仲間に規則性を読み取ることはできません。シーの7つのポートにシンボルとなっている中ではグーフイーとアリエルが欠席、アラジンはいました。それからピノキオ...ピノキオはシーでは割合に重要なホスト役を努めているようですね。(朝一番に、ミラコスタの専用ゲート前でゲストを出迎えてくれます。)
一人一人が順番に上陸して、全員が揃ったところで「ふれあいタイム」です。 ゲストとキスをしたり握手をしたりしながら前方エリアから左右の通路を駆け上って(立ち見の真上はシーの通路ですが、ハンデのあるゲストが観賞していて,ミッキーはそこ間で上がってました。)一回りして....で、さようなら〜と船で去って行きます。
ああ〜、よく見えた、よかったよかった...と満足したわたしたちは,年を忘れようともやはり大人....。この日,わたしの横にいた女の子は、柵を握りしめ「ミッキーに会いたいよおおお〜。」言って、泣きました。
幼稚園の...年中さんくらいでしょうか? 待っている間にも彼女は前に行きたいと主張してたのですが、前も、良い場所は残ってませんでしたし、お父さんもお母さんも、「ここ」が一番良い場所だといいきかせてたんですね。「前に行ったらミッキー見えないよ。ここの方が、よく見えるんだよ。」...と。正論です。でも、彼女は見るよりも会いたかったみたいですね。上陸したミッキーをゲストが拍手で迎えている時から、悲しみに耐えていました。ミッキーが他のゲストと握手したりするのを見せつけられて、限界を超えたという感じで、ご両親はびっくりですが、赤の他人のわたしも切なくなるくらいの...絶望のオーラー...でした。
リドアイルでのひとときは、悲しい記憶にむすびつく危険性をもはらんでいます。
小さなお子さんの為には見晴らしの良さよりは、ミッキーとの距離にポイントを置いた方がいいかもしれません。
(立ち見なら,真ん中よりも通路の横が無難かも...。)
05/03/05
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ポルト・パラデイーゾ・ウォーターカーニバル(メディテレーニアンハーバー)
ディズニーシー開業当時から続く、日中のエンターティメント。
カーニバルの始まりは(通常)14時30分から、ミラコスタのチェックイン手続き開始が15時からというわけで、客室からの高見の見物を決め込むためには、ハーバーが見渡せる部屋に連泊しなくてはなりません。うまく考えているというのか、意地悪な時間配分ですね。(チェックインを14時にしたら客室の準備ができないという理由ではないと考えます。)
2003年の10月に、ハーバービューに3連泊することができたわたしたちは,この機会を逃したら次はないとばかりに、パークからわざわざ部屋に戻ってカーニバルを観たことがあります。高い位置から全景を見渡せるので利点は少なくないと感じましたが、残念なことにこの時間帯は逆光になるんですね。窓越しの見学は(天気がよければ)必ずしも快適とはいえません。実際、まぶしくて、カイトを操るボートが水面に描いたミッキーも見損ねました。
イメージは、2枚とも2004年,パーク内、メディテレーニアンハーバー正面の立ち見エリアで撮影したものです。
15時には舞浜駅から東京駅へ向かうスケジュールで最終日をシーで遊んだあと、14時過ぎにホテルに戻ろうとしていた途中に「立ち見の最前列出観られますよ!」とゴンドリエ姿のスタッフに呼び止められて、つい並んでしましました。ちなみにカーニバル開催中はヴェネチアンゴンドラがお休みになるので、ゴンドラ担当スタッフがカーニバルの観客を仕切ります。
右イメージ、ゲストはハーバーに向かって“コの字”に並んで、陸上と水上のショーを観ることになます。
ハーバーの周囲数カ所に同様の観賞エリアがあって、担当のディズニーキャラクターが上陸します。(正面はグーフィーでした。)正面のエリアは,ハーバーに向かって左右が立ち見、正面は座っての観賞でした。
立ち見の位置は、ハーバーに向いた時に結果として最前列になる、ハーバー寄りの一番端がおすすめです。ただし、陸のショーは真横よりも幾分後方から観る感じになります。
ダンスを真正面からご覧になりたければ、座ってくださいね。
ディズニーキャラクターが上陸するいくつかの観賞エリアでは、ゲストもカーニバルに参加すべく、事前に手拍子のお稽古があります。
ゴンドリエの制服姿のスタッフのリードにあわせて...のお稽古ですが、わたしたちが参加した時は、スタッフがうまくリズムをつかみきれずにベテランスタッフと途中で交代しました。お手本に習ってゲストの手拍子がまとまりかけたところで、新人スタッフに交代したら...なんか変...ということでベテランさんが再登場なさいました。というくらいに、ちょっと変則的な手拍子なので、リズム感に自信のある方はともかく、いきなり1回目で手拍子を習得するのは難しいかもしれません。せっかく近くで観るならちょっと早めに臨席して、お稽古から参加された方が楽しめると思います。
カーニバルは、ポルト・パラディーゾの由来の説明から(パラダイスを求めて旅に出たお姫様が苦難の航海のはてにたどり着いたのは、ふるさとの皆とだったというわけで、そこをポルト・パラディーゾと命名。お姫様の帰港をお祝いして、カーニバルが開催されます。)始まって、仮面の人々のお祝いのダンス、ダニエラ姫(ミニー)と仲間達の登場、上陸、いるかのボートに操られたカイトの演舞と、お祭り気分も盛り上がります。
観賞エリア(手拍子のお稽古があるところ)が一杯になっていても、ヴェッキオ橋の上やプロメテウス火山の麓など、ハーバーのまわりには観賞に適した場所が多々あります。タララッタン...というリズムが聞こえてきたら、ハーバーを目指して集まりましょう!
05/04/15 
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インディ・ジョーンズ・アドベンチャー(ロストリバーデルタ)
12人乗りのオフロードカーで魔宮ツアーにでかけるたところ、神殿の守護神の怒りをかって「キャー!」という事態に...という設定。
2005年夏にレイジング・スピリッツが開業するまでは、センター・オブ・ジ・アースと人気を二分するライドもの、ということで、叫び声の準備(?)をして、乗り込んだのが、2001年の12月のこと。オープン後3ヶ月あまりということで、数10分の待ち時間の合間にもなお高まった期待感と共に出発しました。
かなり激しく揺れるとのことで、荷物は必ず前かごに収納、帽子、メガネはとばされないようにという案内を繰り返し聞かされた為、覚悟の乗車でした。
で、確かに揺れはしたんですが...本当にオフロード走行で、さほどのスピードは...でないんですね。急ブレーキに急ハンドルの連続に、あ! あ!うわ! うわあ、どうなるんだろ、何がおきるんだろ、どうなるの〜? と思う間に終わってしまったので、正直、初ライドは期待はずれでした。
時間にして約3分。スピードによるスリルを味わうアトラクションではないことがわかりました。
それじゃ、つまらなかったかと言えば、 こういうものだと分かって乗ると、意外に飽きることもなく楽しめるんですね。2回目よりも3回目、3回目よりも...という具合で、繰り返し乗っても、アラが見えないとでも言いましょうか、 いえ、見えないどころか、見学モード全開で目をこらせばこらす程 、なりきり魔宮ツアー の すごさを堪能できます。
視線がほとんど届かないであろうところまで(あまのじゃくなので、余裕が出てくると隅ばかり見てます。)手抜きのない造りは、さすがのディズニーです。リアルな雰囲気は、やはり、妥協しない設えからかもしれませんね。
宮殿内では2回、出発してすぐと最後にインディに出会えます。進行方向に向かって左側がおすすめですが、これはできれば運に任せましょうね。席のリクエストが多くなると「あ〜、そんなら、わたしだって...。」と思っても、口にしにくい“大人”が不利になるので、みんな、順番にいきましょうね。
インディのセリフも、クライマックス直前の守護神の怒声も、ワンパターンではなくて、連続乗りしても“さっきとの違い”を発見できることもあって楽しめます。大蛇に、吹き矢、立ち上る煙、巨大な岩石など、危険は盛りだくさんで、思えば.疾走を期待しすぎた初回は、ほとんど観ていなかったのでした。期待するものが違っていたのですね。
ジェットコースターの類いはダメと言う方も、大丈夫かもしれません。(耐えられるかも...。)
ファストパスが旨く作用してるのか、GW中でも、メチャクチャな待ち時間は発生してません。午後でもパスの取得は可能でした。
05/10/28 
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レイジング・スピリッツ(ロストリバーデルタ)
2005年夏にお目見えしたジェットコースター系のアトラクション。
360度の回転付きの、スリリングなライドものという認識で、かつて,ディズニーランドで、ビックサンダー・マウンティン10数回連続乗りなどをしてはしゃいだ身としては,期待も少なからず、5月には建築中の様子を見ながらワクワクしたものでした。
もっともスピードはへっちゃらでも、頭と足の位置が逆転する不条理な状況は許せないという主人にとっては,避けたいアトラクションというわけで、バケーションパッケージに付いている貴重なファストパスをここで使うのも、長時間並ぶのも却下。今回の体験は見送りの可能性もありましたが、金曜日のお昼過ぎの時点で、夜の時間のファストパスが残っていました。運が良いのか悪いのか、これも縁と判断して、360度回転に挑戦することになりました。
ファストパス利用で乗り場まではショートカット。気分を高める間もなく,目の前には円を描くコースと,以外に小さい貨車が登場しました。正直なところ、イメージしていたよりも規模が小さいという印象を持ったわたしは、自分の期待感を再調整しました。初めてのアトラクションで期待しすぎた結果「え...?」と思うハメになったことが何度もありましたから、いはば防御反応ですね。実際に貨車の動きを見ても,さほどのスピードが出ているようにも思えませんでした。
ところが,楽勝気分のわたしの横で,主人がイヤなことに気がつきました。
セーフティーバーの形状が...腰の位置で止めるものとは違うのですね。 肩から脇にかけて、上半身をカバーする、上からかぶるタイプのバーなのでした。TDRでは、初めて使われる型ですね。で、このかぶりタイプのセーフティーバーは,わたしにとっては天敵なのです。数年前に、大阪の万博公園で初体験、得意なはずのジェットコースターものにも、身体にあわないタイプがあることを認識させられたものです。
案の定、貨車に乗って、ポジションにつくと、バーと顔の間に拳ひとつと少々の隙間が空きました。これが曲者、と対策を思いつく時間も与えられずに、貨車は出発! イヤな予感は的中して、それなりのスピードに似合わない激しい横揺れ! セーフティーバーの隙間の中で、首から上がシェイク、シェイク! こめかみパンチに脳みそシェイクの(万博公園での)悪夢が蘇りました。TDR初日から頭痛に悩まされてはたまらないと,わたしは頭の揺れを押さえることに必至になりました。バーとの隙間に手をいれ、大揺れを阻止、小刻みシェイクははどうしようもないものの、相当踏ん張ったようで....この後,首と肩のこりがひどくて、翌日,ミラコスタでマッサージを受けました。
それ故、炎や水蒸気の演出はおろか、360度、いつ回転したのかも全く分かりませんでした。
あまりに鈍感、と主人にはあきれられましたけど、人間、何かに集中すると、他のことは見えなくなるものです。
好きな方にはたまらなく面白いアトラクションなのかもしれませんが、場合によっては,身体へのダメージも大きいです。興味よりも、自分の体調と体質を優先して、お楽しみくださいね。
05/11/28 
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特設ステージ ショー(アメリカンウォーターフロート)
開業から数年後に整備されたウォーターフロントパークでは、イベントにあわせて造られた特設ステージで、期間限定のショーが開催されます。これ以前は、シーのエンターティメントはいはば定番ものばかりでしたから、特設ステージの登場で、また初めて観るモノが増え続けることになります。
左イメージは、クリスマスイベント期間中の、ミニーのナットクラッカー。ミッキーとミニーのアイスダンスが見所というふれこみでしたけど、削り取られた氷が側まで飛んでくる席で、口あんぐり状態で観賞してまいりました。もっとも、近すぎると目に付かなくていい部分にも気がつくもので...横で主人が、スケートしてる時のミニーとしていない時のミニーの足の形(太さ?)が違うと申しておりました。何か発見しても、TDRでは分析、追求はしないようにしましょうね。
11月上旬から始まったこのショーは2泊3日のバケーションパッケージ(ディズニーホテル利用)では、観賞指定席券が付いていたので、わたしたちは待つことも並ぶことも不要でしたが、1回目と最終回(19時30分)以外は指定席制で、開園と同時に指定席券が配布されていたようです。約30分、見応えのあるショーはこの時期だけのものですから、アトラクションのファストパスよりはショーの指定席券を狙った方がいいような気がします。抽選式のディスニーランドのキャッスルショーの観賞券とちがって、シーの方は、いまのところは頑張れば何とかなりますものね。

ただし、競争率は、高いです。
右は、5月のリズムオブワールド (英文字では、of theが入ってRhythms of the World)のイメージですが、この時は、指定席制ではなく先着順の案内でした。ひたすら待つことと数時間...
しかも、数時間後の天候次第では中止もあり得るという案内を聞かされながら....。いっそ、抽選の方がマシかもとさえ感じました。
ランドのキャッスルショーと共に、シーの特設ステージ でのショーも、バケーションパッケージ利用のメリット(指定観賞券付き)になりましたが、共に屋外でのショー...ということで、中止になる可能性が常につきまとっているのが最大の、そして解決できない問題です。
5月、わたしたちが観賞した次の回は中止になり、12月、前日は木枯らし1番の影響とかでショー関係は全滅でした。
(ショー観賞券狙いで、パッケージを利用すると、中止の際に、ものすご〜く落ち込みます。)
06/01/27 
特設ステージ ショー 2010(アメリカンウォーターフロート)
2006年秋にタワー・オブ・テラーがオープンしたのを期に、噴水のあるウォーターフロントパークに切り替わっていた場所に、2010年(多分)秋に再び特設ステージが設置されました。
シーでは初めてのいベントとなるハロウィンシーズンに続いて、クリスマスのスペシャルショーが、復活した特設ステージで開催されました。....ですが、鑑賞エリア座席指定席券は抽選なんですね。
ブロードウェイ・ミュージックシアターのビックバンドビートが抽選方式になった1年前は、はずれれば時間の無駄とばかりに長蛇の列の横を通り過ぎたものですが、それは何度か鑑賞経験のあるレギュラーショーに対しての反応、イベント期間の限定ショーとなれば、話は別です。他のステージと違ってエリア外からの覗き見が期待できないロケーションで、しかも立ち見席までが抽選というのでは、(当選率は)低いといえども、観られる可能性に挑戦するしかないではありませんか。
ショー初日の14日は我家の最終日でしたから、選択できるのは初回(12時05分)のみです。当たれば観てから帰路へ、はずれれば都内で開催中のゴッホ展を観るべくお昼前には帰り支度をする段取りで、ディズニーランドホテルからシーのエントランスに到着したのは8時30分過ぎでした。どのみち混んでいるので、開園後、ゲストの入園があらかた落ち着いた頃にという予定よりも少々早めの到着で、パークインしたのが9時10分過ぎだったでしょうか。そのまま抽選会場に向いかけたわたしたちは、ショッピングアーケードを入ってすぐのあたりで、店の外に出来ている列に気がつきました。抽選を待つ列ですね...。
昨年のありさまを目撃していてなければ、一目散に抽選会場をめざしていていたところですが....きびすを返して列のしっぽに取り付くまでのロスタイムは数分だったと思います。この時点で抽選までの待ち時間が1時間半前後という案内がありました。当たらなければ単なる浪費になる1時間半ですが、それでも、数分の後には(いまからだと)12時5分の回の抽選には間に合わない場合があることを了承の上云々という案内を耳にしたわたしたちには、間に合った者の余裕で費やす1時間半でした。
右イメージは、9時32分40秒の撮影時間の記録がある1枚ですが、わたしたちはパークの奥へと向って進んでいます。イメージで後ろ向きに写っているゲストの列は、わたしたちの外側に出来た列で、最後尾は遥かパークの奥に延びているとご想像くださいね。
外の列はパークの奥からエントランスに向かい、まん中の列にいるわたしたちはこの後抽選会場を通り越して一旦ブロードウェイ・ミュージックシアターまで進み、ユーターンしてから内側の列を形成しつつ、随分前に通り過ぎた抽選会場への距離を縮めて行ったのでした。実際には1時間半まではかかりませんでしたし、待ち時間としては混雑時にはよく発生するレベルだと思いますが、ただ、並ぶように作られた場所ではないだけに......。“脇入り防止”のために間隔をあけないようにという注意事項もTDR では初めて聞きましたが.....3重の列を分けるロープ等の仕切りがあるわけでもなく、回れ右して進行方向を変えれば数十分かそれ以上の時間の短縮になるという状況では、不快なシーンも目撃してしまいました。
そして、鑑賞券が当たったゲストだけが立ち入ることができる会場が、左のイメージです。ベンチを並べただけというのは、ランドのキャッスルショーと同じですが、ステージの高さが今一歩...に加えて、指定の席に座ってみると、自分たちの席よりも右側、後ろ側の席が低くなっていることに気がつきました。噴水パークだったところですから、中心部分が一番高く、端にいくほど地面がさがってるんですね。イメージでは地面の色が違う円形の部分キャストが立っているところが一番高いわけでして、これより後方は、程度の差はあるものの、前の席よりも低いと言うわけで...左右もしかり。
我家は、中心部に比べると低くなってるんだろうねえ...というあたりで、かろうじて高低差を気にしないふりが出来る席でしたけど、シー開業以来、着席で観てきたショーの中では、今回の鑑賞環境が一番良くなかった気がします。例えば立ち見ブロックの後方などは、見えるよりも見えないシーンの方が多いに違いありませんし、また、比較的中央よりのイス席に当たってほっとしても、前の席のゲストがブランケットを折り畳ん作った分厚い偽座布団を使って5cm以上も座高の底上げをしないとも限りません。(斜め方向5列ほど前に実在した。)はずれるよりは当たった方が良いのでしょうけど、鑑賞券を手にしただけで大喜びするのはちょっとはやいかも....。指定席の位置、行儀の良くないゲスト...ストレスの要因の発生率が(同じ抽選方式のランドのワンマンズ・ドリームUに比べて)随分高かった気がします。
感激するのは、楽しく観終わることができてからでいいかもしれませんね。
ショーについては、百聞は一見に敷かず....沢山の動画がネットで配信されている時代になりましたから、内容の説明は不要と考えますが...プルートが不出場なんですね〜。シー開業当初は、7つのポートのひとつを担当していたメインホストのひとり(ミッキーの愛犬...ですけどね。)なのに.....いえ、別に我家がプルートをひいきにしているわけではないんですが、メインキャラクター総出演の中で一人だけはず(さ)れるのは、「あれ?」と言う程度には引っかかりました。
仲間なんだから、ちゃんと、出番を作ってあげて欲しかったです。
10/12/19 
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