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 山の中のスキ−場にありながら、味、だけではなく雰囲気も堪能させてくれるレストラン“ラ・ルミエール”。
 単なるスキ−場ではなく、リゾートとしての立場をアピールするトマムが、上質さを追求して営業を開始したガレリア・スィート・タワー の31階にあるこのレストランは、エリアの中心部からは遠く、クローズしていることも多い為、ガレリアのゲスト以外には利用しにくい印象があるかもしれません。
 もう少し、身近に“ラ・ルミエール”を感じてもらう為に、個室にデジカメを持ち込んでまいりました。
                     01/05/23


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 バックナンバーマークの付いたページの情報2005年10月末まで有効期限とした、『在りし日のトマム』の記録としてご覧ください。



星野リゾート単独運営後、ルミエールは雪花(後にプラチナムに改名)にメインダイニングの役割を譲渡して実質閉店となりました。繁忙期対応のビュッフェレストランとして現存しています。09/03/05

 左のイメージはガレリア?の30階にあるレストラン
ラ・ルミエールの個室です。
 ラ・ルミエールそのものは31階になりますが、ここで夕食を堪能できる時期は、限られています。昨年暮れからのスキーシーズン中は毎日夕食営業もしていたと聞いて、驚くくらいのもので、年によっては、週末と連休の時しか開いていない時もありました。夏休みまでは少し静かなこの時期は、週末営業も危ういので、利用したい時には事前の確認が不可欠です。で、「あいにく、その日は休業中でして...。」と言われても、それでも食べさせて〜!ごねる人は(ウチみたいなのね。)個室に案内されることになるのですね。
 かなり、落ち着けます。
 休業中の場合はメニューがありませんから、好みや予算等をハッキリと伝えて、シェフにおまかせということになりますね。 今回、こちらからのリクエストはひと品の量を少なめに、デザ−トの前のチーズはパス。温前菜にはフォアグラのソテーを、カボチャは使わないで(主人がダメ)ということ。予算は1万5千円くらい(これは、以前、1万3千円、1万6千円というコースがあった為。ただ、ここ数年は定番メニューもリーズナブルになってきています。)と伝えましたが、じっさいの請求は1万2千円でした。
 個室のイメージは、入り口付近に立ってフラッシュを使いましたが、お料理は席座った状態で撮ったもの。
  距離が近すぎる為にあえてノーフラッシュで撮影しています。照明の加減で、色は正しくお伝えできないの
  が残念ですが、全体のイメージを御覧くださいね。


 前菜です。
 たらばがにのガレット、うに添え、と言ったらいいんでしょうか。お料理名はハッキリと聞いたような、聞いていないような....。
 たらばがにと香草をガレット仕立てにしたものの上にプルルンとしたうにが乗っています。アワビのカクテルやホタテ貝のマリネなど、ルミエールの最初のひと皿は北海道からイメージされる素材が良く使われるようです。(メニュ−構成によっては、この前に「ルミエールからの小さなプレゼント」というようなひと品が出される場合もありますが...。この日、は...もしかしたら、いただいたかもしれません。)
 小樽沖の春マスの生マリネ仕立て、などというのもありました。


 温前菜、フォアグラのソテー。下にはホワイトアスパラが隠れていました。
 温前菜というのは最近ではコ−スからカットされる場合が少なくないので、(お値段が安くなってきてますからね。)わたしたちにとっては、リクエストが欠かせないひと品です。
 わたし、フォアグラのテリーヌやパテは苦手なのですけどね。
 おいしいものだな、と思って食べたのは、相当前になりますけど、西麻生のクィーン・アリスだったでしょうか。つけ合わせの大根との相性が抜群で、病みつき状態になって結構通いました。
 ルミエールのものは、それよりも表面がカリっとして、甘味があります。蜂蜜の甘味と聞いたような記憶が.....。


 光が反射して見えない部分もありますが、左のイメージ、フォアグラの表面のいい焦げ具合を御覧ください。中はもちろん、レア。
 そば粉のクレープに包まれてきたり、いちじくと一緒になってたり、軽いムースの上に乗ってきたりと、毎回異なるアレンジに期待が膨らむひと品です。


 スープは珍しく、コンソメ仕立てで登場。
  ふかひれ風味ということで(中でふかひれが泳いでました。)薄味でもコクがありました。 ルミエールはでも、クリームスープもとってもおいしいので.....困りますね。
 スキーシーズンにルミエールを利用した方もお料理、景色、雰囲気に満足したなかで、特に感動したのは「ごぼうのスープ」という書き込みをくださいました。(KUNIさんの、トマム日記 参照)クリームスープといっても、サラサラとした口当たりの軽さが嬉しい仕上がりになってます。
 あとに続くお料理の、邪魔をしない軽さ、ですね。「ごぼうのスープ」は、わたしも、また、飲みたい、と思うのですが....リクエストしないでいると、あらたな感動に出会えます。

魚料理は、からすかれい(だったかな?)とイカのコンビネーションでした。
 白身の淡白さとイカの甘味を引き締めるのが、酸味のあるトマトソースとアンチョビーソース。魚が座布団にしているのは、トマムで採れたての三つ葉のソテーです。フレッシュなだけにこの三つ葉が結構な存在感を主張してました。
 .......わたしは、三つ葉の香りが苦手なの。
 集団で登場されるとは、予定外でしたが...味はおいしかったです。
手前に見えるチリチリしたのは、するめではなくて、なんとかというもの(覚えてません〜。)をカリっと揚げたもの。

 すぐに食べてしまったので、イメージがありませんが、お肉の前の口直しのシャーベット、この日はオレンジでした。ルミエールのシャーベットはかき氷のような食感です。

 メインは、牛フィレのロースト。(で、いいんでしょうか?)
 ソースが別添えになっていたのは、初めてだったかもしれません。グラスの中は和風ティストですが、軽く胡椒だけをつけて食べてもおいしかったです。
 


 

 デザートは色合いを見ていただきたくて、フラッシュを使ったイメージです。
 なんとかかんとかという(覚えられない)古典的なお菓子だそうで、しっとりとした口当たりのスポンジケーキ(?)とベリ−類の組み合わせ。スポンジの向こうに光って良くわからないのは、繊細な飴細工です。


 桃里も見てね

  いづれ、きちんとページを割いて、のつもりですが.....。
 ホテル5Fにある桃里でいただける、ふかひれのスープとペキンダックのイメージをどうぞ。山奥のスキ−場のゴハンには、期待できないと考えている方の為に ....。

ふかひれにまとわりついているのは、中華ハム。
 指の出演、Tomokoさん。


 右イメージ。
 コ−スの中に組み込まれていたペキンダック。
 単品メニューでは1羽、半羽がありますが、半羽で8枚分です。


   01/06/15