2019バレンタイン催事で探す...
ルビーチョコ&
 懐かしさ漂うチョコレート菓子 

 バレンタイン催事期に無条件で購入していた我が家にとっての定番ブランドの大半が、日常の入手に不自由がなくなるにつれ、催事では期間限定フレーバーを中心に食指を動かして、何年になるでしょうか。
 『次はない』レア度に刺激はある一方、たいそうなパッケージや、箱の中のプラスチックトレイが抱え込んだ余剰スペースにしらける頻度も増えるばかり...なので、もう、定番ブランドはいつでも買える定番フレーバーでいいね、と、咋シーズンは、海外有名ブランドやポピュラーなパティシェの作品が並ぶエリアには近寄らずに終わりました。それでも何かあるかもとわざわざ足を運んだ会場で見つけたのが、フランソワ・
ジネメースのボールチョコでした、(下イメージ左)いわゆるドラジェよりも大きなチョコボールに注意が向いたのは、ローマの旅でよくわからないままに買ってきたサイードのチョコボールに酷似していたからでした。帰国後に取り寄せが可能かどうか画策はしたものの、打つ手なし状態だったところに現れた酷似品です。
 中身もやはり、パード・ド・フリュイで、食感も風味も (我が家の味覚レベルでは)ほぼ同じだと喜んだものの、ジネメーズ自体が....バレンタイン催事場限定(?)の様相で、
サイード以上に情報がなく、補充は早々に諦めました。が、あれこれ検索していた途中で、出会ったのがフランソワ・デュッセ(イメージ右側)だったんですよね。手元のカタログにりんごのピューレを使用したパード・ド・フリュイをヘーゼルナッツのジャンドゥーヤとホワイトチョコレートでコーティングと言う説明があったので、他にも何かと期待してブランド名で検索したら、色々ありました。こちらはオンラインショップ環境も整って、入手は容易でしたが(国内サイトに限って言えば)販売期間は3月いっぱいくらいだったでしょうか。
 それゆえ、2019年のターゲットは、まずはフランソワ・
ジネメーズ、ネット販売再開を待ってフランソワ・デュッセ、それと、類似のチョコレート菓子でした。
 ところが、もともと京都、大阪の催事場でも伊勢丹のみでしか取り扱われていないジメネーズの、新作(?)はリキュール漬けのカシスをミルクチョコレートでコーティングした、大人商品!う〜ん、カシスか、3ヶ月もお酒に付け込まれたカシスか...と悩みながらも、1年待ったのですから、とりあえず、京都店での催事が始まる前に、伊勢丹のオンラインショップで確保したのが、下のイメージ。

 引き出し仕様の箱にゴロゴロと詰め込まれたチョコボールは、銀箔のアクセント付きの紫色で、小ぶりなサイズも綺麗でした。カシスは柔らかく、それなりに風味の主張はありますけど、ミルクチョコレートの甘さにはちょうどいいバランスで、フルーツゼリーのセンターとはまた別の魅力を感じました。
 と言うのは、ネットでオーダーしたのが届いてからのことで、伊勢丹の催事場で現物を見てから状況次第で補充しようと思っていたレカシス ・ノワール・ドウ・ブルゴーニュ(と言うらしい)は、バレンタインイベント開催翌日には見当たらずで、スタッフが、バックヤードに(会場に出されていないものが)あるかどうかも探してくれた結果、完売とわかり、その段階ではネットのラインナップからも外れてたという....

 試食どころか、現物を見ることも叶わない、レアアイテム.....。ついでに言えば昨シーズンのゼリー入りボールチョコは最初からなく...カシスボールも、これきりなんでしょうね。
 フランソワ・デュッセの方は、無事に通販も再開され、新商品とともに昨年も購入したものもショップに並んでました。こちらのチョコレート菓子は、これきりの危機感は抱かなくても良さそうです。

 そして、もうひとつ、類似もの発見とばかりにちかづいて、実は違うものだったけど...試しにと購入したのがカカオマーケットのチョコレートボール各種。センターにパート・ド・フュリュイが入ってるのをさがしてるんですけど....それはないんですけど、ドライブルーベリーが入ったものやプレッチェルやクッキーが入ったものとか、との説明を聞いてアーモンドとヘーゼルナッツ入り以外を量り売りで購入してきました。
 味も食感も見た目も様々で、『とっておき感』は薄いけど、フランスの基準ならチョコレートじゃなく子供のお菓子ねと言われそうだけど、お菓子は、気軽に手をのばせるのが嬉しいじゃありませんか。
 京都に路面店があるマリベルのプロデュースによるブランドだというので、店に行けば通年販売されている商品なのかと確認したところ、「あります。」という回答をえて一安心。
 でも、実は京都にはマリベルとは別にカカオマーケットのショップもできていて、マリベルにはカカオマーケットの商品は取り扱われていないということが、雨天の京都、マリベルに行ってわかりました。傘が不要の時にカカオマーケットには仕切り直して...と思ってたら、オンラインショップがオープンしたので、110グラム単位ながら各種購入はできそうです。
 ブルーベリーはみあたりませんが、これは現在店に行っても品切れ中らしく、急所、量り売り対応中のバレンタイン会場(大阪 阪急のみ 京都 高島屋はミックスのみの取り扱い。他会場取り扱いなし)に再訪、補充しましたが、その時点ですでになくなっている種類もあって、好みのチョコボールがいつでも販売されているかは怪しい...ですね。
 
 でも、完売の商品があったスペースには、前回はなかった別のチョコボールが おさまってましたから、その時々のラインナップの中に、好みは、数種類はあると期待してもいいかもしれません。

 そして、今期のピックアップアイテム、ルビーチョコ。
  天然のカカオ、着色風味づけなしで作られたピンク色のチョコレートは、催事会場によって、注目度にひらきがありましたし、商品も、目立つほど供給はされていない印象でした。
 公式サイトでは UK外への発送未対応プレスタは、英国展やバレンタイン催事がいい機会なので、我が家にとっては、今日でも無条件購入ブランドの一つす。
 で、 ルビーチョコを知る前に、各店のバレンタインサイトでプレスタの取り扱い店を探して見つかったのが右イメージのふたつでした。伊勢丹サイト(オンラインのみ。京都会場に取り扱いなし)でルビーチョコトリュフ、三越サイトで扱われていたのが薄型のルビーチョコ!(一緒に扱えばいいじゃないのと言いたくなりました。)
 注文時はプレスタの新商品...?という理解でしたが、(事前に入手していた阪急のバレンタイン冊子では触れられていませんでしたし)話題になっているらしいのでもう少し....と思った時には、こちらもサイトのラインナップからはなくなっていて、催事会場でも見かけなかったシアイテムです。プレスタの公式サイトではルビーコレクションとして、独立したページも設置されていますが、日本では広まる前になくなったような印象.....。

 国内メーカではエスコヤマやタイチロウモリナガなど数社でルビーチョコの扱いがありましたが、限定で終わるか定番化されるかは、様子見でしょうか?

 下記イメージは、左の2枚がそれでもしつこく探し求めたパート・ド・フリュ使いの¥タブレット。取り扱いがあった催事場では初日に完売だったため、興味に突き動かされてパリから取り寄せました。今季の新作はクロゼイユでしたが、無難にブルーベリーバーションを選択、ごく薄のクーベルチュールの中は、チョコとブルーベリーのバート・ド・フリュイ(かなり柔らかめ)で、予想外にしっかりとした濃い風味、というか、子供のチョコレート菓子でではない仕上がりでした。ボンボンショコラ仕様の方が向いている気がします。
 右側が昨年広尾にブティックをオープンしたらしいアルノー・ラエールのキャラメルショック。マカロン型(取り出してみて、ハーフサイスマカロン型と知る...)のチョコの中見はビスキュイ入りのキャラメルで、とろけるキャラメルの割合は....たっぷりでした。上側がパリから取り寄せた16個入り、9フレーバー。下が国内催事場で入手した6個入り5フレーバー。6個入りで、何故フレーバーがダブルのかという不満はともかく、日本仕様は、やっぱり内側にチョコの型に合わせたプラスチックトレイ付きで、箱も大きめでした....。

 

 ちなみに咋シーズン、箱入りになったら価格が!!と驚いたヴェンキはどの会場も見当たらず、オンラインショップでも取り扱いはありませんでした。が、ティラミスのシリーズにはカプチーノ、エスプレッソなど種類もふえて、近くのスーパーで販売がはじまってます(単価10円増し)。

                                       19/02/13 

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