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ショップ一覧 | ||||||||||
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我が家の日常に紅茶をもたらしてくれたマリアージュ。そのサービス精神には常に感心させられるレピシエ。長く現在までおつき合いさせてもらっているこのふたつのティーブランド以外にも、最近気になる店や、嘗て夢中になった店なども合わせて紹介させていただこうと思います。 それぞれの特色がうまく伝わって、おつき合いの扉を開く参考になれば良いのですが...。近くにお店がないという方も、御覧下さいね。 01/05/16 ![]() |
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トレゴスナン(TREGOTHNAN) ![]() ただ、紅茶は... ダージリンの春摘みが我が家のスタンダードになってからひさしいので、英国ブランドへの食指は鈍りがちでした。つい立ち止まってしまったものの購入するつもりもなく「英国紅茶はブラックで飲むには、わたしにはちょっと重くて...ごめんなさいね。さようなら。」のはずだったのですが、スタッフも熱心でした。言葉の壁などものともせず、オレンジラベルの缶を取ると、「こっちはブラックで大丈夫!」と....。大丈夫な紅茶を探しているわけではないのですが...何を根拠に大丈夫なのかと缶を裏を見ると、なんと、原産国イギリス、インドと記載されているではありませんか。スタッフの言う『イングリッシュティー』は、英国産茶葉をアピールしていたのですね。 後でわかった事ですが、トレゴスナンは初めて国産茶葉の栽培に成功したコーンウォール地方の茶園のようです。初の英国産紅茶...最初の収穫が2005年らしいので、昨年はもしかしたら、ひとしきりニュースになったのかもしれませんね。英国の消費者にとっては、感動の国産紅茶ということになるのでしょうか...。わたしも感動して..と言えば嘘になりますが、確かに興味は覚えました。同じダージリン地方でも農園が違えば茶葉の風味もちがうのですから、イギリス産の茶葉の紅茶は、未経験の味を楽しませてくれるに違いありません。 ということで、スタッフの言うところのミルクなしで大丈夫なアフタヌーンティー(オレンジラベル。しっかり、ミルクティーを連想させられるネーミングですが...。)とミルクティーにピッタリのクラシックティー(赤ラベル)を購入。レジで、ほぼ1万円の請求を受けて、一瞬たじろぎました。強気の価格はやはり...希少価値故でしょうか。 ![]() 缶の中に密封されたアルミ袋。(実は60グラムでした。うう〜ん、キャッスルトンよりも高値!)茶場は、他のポピュラーな英国ブランドのそれと同じくブロークンタイプでした。香気は...説明がむつかしいです。 我が家はミルクティーを常飲はしていないので、それ用の茶葉のストックはわずかです。グラン・ボワ・シェリとアッサムのCTC、シロニバリ。甘い香りが特色のこの2品種と、トレゴスナンのクラシックティーは、かなり異なる香りでした。霧か煙の中に立ちこめる香ばしい匂いをイメージしてください。いぶしたチップとトーストがブレンドされたような感じ...。甘みを連想させるものはありません。 水色はさすがの濃さ! でも、多くの英国紅茶を日本国内で味わった時に、私が苦手としてきた渋みは、不思議なほどありませんでした。感激の発見です。うっかりしていて、長時間放置のミスもやらかしましたが、つい眉をひそめたくなる渋みは発生しませんでした。 ノンホモミルクとの相性も悪くありません。ちょっとパンチのきいた、メリハリのあるミルクティーになりました。 これが、英国産茶葉ならではのメリットなのかどうかはわかりかねますが、トレゴスナン紅茶が従来の英国紅茶とは少し異なる印象を提供してくれるのは確かかと感じました。 茶葉の種類もわずかで、価格の問題は残りますけど、これからが楽しみです。 シンプルなHPでは、オンラインショップのシステムが稼働しています。 http://www.tregothnantea.com/index.asp (トレゴスナンHP 2006年10月15日確認済み) |