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の上層階、ゲレンデとは反対側の客室の窓から、夜になると見える綺麗な灯りは?というお問い合わせに対して、 わたしは、正面方向のものはトマムスタッフの「宿舎」、左手遠くのものはペンションが集まる「トマム共和国」では..と答えました。
 タワーのほぼ正面、ゴルフ場の向こうに建ち並ぶトマムカラー(茶色いレンガ色)の5、6階建ての建物は、やはり
スタッフの「宿舎」のようですが、タワーの上層階からは、「トマム共和国」よりも遥か左手に位置する「上トマムの町」が見えることが確認できました。
 わたし自身は、ラ・ルミエールで朝食時に見た為、夜の町の状態は分かりませんが、スタッフの話によると、長く連なる街灯の灯りのせいで滑走路かと思う人もいるそうです。 小学校と中学校が一緒にあるという上トマムの町灯りが、それほどに人目を引くものだとは思っていませんでした。
 日常と隔離されたと思えるトマムの広大な敷地の中にいて、見える「日常」が美しい灯りで、なによりでした。
 
 この、お問い合わせを機会に、トマムの景観とトマム自体の様子をイメージで紹介するページを作りました。グリーンシーズンのトマム情報、及び、トマム最新情報も合わせて御覧下さい。    
                            

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 『在りし日のトマム』の記録としてご覧ください。


 

 晩秋のトマム。

 針葉樹に囲まれたトマムは、真冬でも木々の緑が鮮やかですが、それでも秋は紅葉の季節です。
 山の色も変わりました。グリーンシーズンの喧噪がウソのように静かな時間がゆっくり流れるこの時期、澄んだ空気も冷たくなります。
 
  12月のスキーシーズンまで、トマムはいはばオフ・シーズン。西エリアの宿泊施設もしばらくお休みのようで、灯りがつくのはヴィズひとつ。ガレリアから見ると、日中は箱庭のようにかわいらしい建物も、夜の闇の中ではシルエットを探すこともできなくなります。
 イメージは、左からヴィズ・スパ・ハウス、クローズが長引きそうなオスカー・スィート・ホテル、ヴィラ・スポルトはまん中と右奥の茶色い建物2棟を差します。依然はスポルト1、2という言い方をしていましたが、最近は特名称を分けてはいないようです。そして、右手前がアビチ。ヴィラ・マルシェという総称で、アビチを基点に施設が増えて行くはずでしたが....。長期滞在に便利なキッチン付きのゲストルームがアビチのスタンダードですが、現状では、そのキッチンを活用できる環境は整ってはいません。ただ、部屋はスポルトよりもいくらか広いようです。

 ゴルフ場の営業は雪が降らなければ、通常は11月3日ころまで...。
 右はクローズを半月後に控えたコース。


 冷たい風もプレイ中は心地よくなる秋、北海道ではゴルフおさめのシースンです。トマムでは翌年のゴールデンウィークまで、芝は雪の下で眠りますが、ゴルフ場はクロスカントリーエリアに変身して、ゲストを楽しませてくれます。ゴルフバッグと一緒でなけりゃ、歩くことなど考えられない距離ですが...足に板をつけたら、また、元気がみなぎるのかもしれませんね。
 スピードを楽しむスキーの快適さとは別の、
自然と向き合う心地よさが、体験者には好評のようですね。わたしは、まだ、参加したことがありませんが、雪に閉ざされたゴルフコースに一度足を踏み入れてみたい気がします。


 その、ゴルフ場のむこう、もやの中で霞んでいますが...
トマムタワーに比べれば、低層の建物が点在しているのがお分かりになるでしょうか?
 トマムスタッフの宿舎です。
 開発初期のトマムカラーと言われる、茶色いレンガタイルの建物のようです。
 帯広方面から車でトマムにやってくると、ゴルフ場とスタッフ宿舎エリアの間を通る道路を走ることになります。
 近くで見ても、スタッフ宿舎はなかなか雰囲気のある建物で、外見からは日常生活の色は感じられません。知らなければ、洒落たペンションかコテージかに間違えそうですね。

 トマムカラーは当初、村の公共施設にも反映されていて統一された落ち着き感が印象的でした。


 10月21のホテルとスキーコース、エキシビジョンです。
 このコースに雪が積もるのはまだ少し先ですけど、次に天気が悪くなったら、朝晩はもう雨ではなくて雪になるかもしれません。
 


            00/10/18

        改稿日 01/07/23
                

 

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