晩秋のトマム。
針葉樹に囲まれたトマムは、真冬でも木々の緑が鮮やかですが、それでも秋は紅葉の季節です。
山の色も変わりました。グリーンシーズンの喧噪がウソのように静かな時間がゆっくり流れるこの時期、澄んだ空気も冷たくなります。
12月のスキーシーズンまで、トマムはいはばオフ・シーズン。西エリアの宿泊施設もしばらくお休みのようで、灯りがつくのはヴィズひとつ。ガレリアから見ると、日中は箱庭のようにかわいらしい建物も、夜の闇の中ではシルエットを探すこともできなくなります。
イメージは、左からヴィズ・スパ・ハウス、クローズが長引きそうなオスカー・スィート・ホテル、ヴィラ・スポルトはまん中と右奥の茶色い建物2棟を差します。依然はスポルト1、2という言い方をしていましたが、最近は特名称を分けてはいないようです。そして、右手前がアビチ。ヴィラ・マルシェという総称で、アビチを基点に施設が増えて行くはずでしたが....。長期滞在に便利なキッチン付きのゲストルームがアビチのスタンダードですが、現状では、そのキッチンを活用できる環境は整ってはいません。ただ、部屋はスポルトよりもいくらか広いようです。
ゴルフ場の営業は雪が降らなければ、通常は11月3日ころまで...。
右はクローズを半月後に控えたコース。
冷たい風もプレイ中は心地よくなる秋、北海道ではゴルフおさめのシースンです。トマムでは翌年のゴールデンウィークまで、芝は雪の下で眠りますが、ゴルフ場はクロスカントリーエリアに変身して、ゲストを楽しませてくれます。ゴルフバッグと一緒でなけりゃ、歩くことなど考えられない距離ですが...足に板をつけたら、また、元気がみなぎるのかもしれませんね。
スピードを楽しむスキーの快適さとは別の、
自然と向き合う心地よさが、体験者には好評のようですね。わたしは、まだ、参加したことがありませんが、雪に閉ざされたゴルフコースに一度足を踏み入れてみたい気がします。
その、ゴルフ場のむこう、もやの中で霞んでいますが...
トマムタワーに比べれば、低層の建物が点在しているのがお分かりになるでしょうか?
トマムスタッフの宿舎です。
開発初期のトマムカラーと言われる、茶色いレンガタイルの建物のようです。
帯広方面から車でトマムにやってくると、ゴルフ場とスタッフ宿舎エリアの間を通る道路を走ることになります。
近くで見ても、スタッフ宿舎はなかなか雰囲気のある建物で、外見からは日常生活の色は感じられません。知らなければ、洒落たペンションかコテージかに間違えそうですね。
トマムカラーは当初、村の公共施設にも反映されていて統一された落ち着き感が印象的でした。
10月21のホテルとスキーコース、エキシビジョンです。
このコースに雪が積もるのはまだ少し先ですけど、次に天気が悪くなったら、朝晩はもう雨ではなくて雪になるかもしれません。
00/10/18
改稿日 01/07/23

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