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ザ・タワーの上層階、ゲレンデとは反対側の客室の窓から、夜になると見える綺麗な灯りは?というお問い合わせに対して、 わたしは、正面方向のものはトマムスタッフの「宿舎」、左手遠くのものはペンションが集まる「トマム共和国」では..と答えました。
 タワーのほぼ正面、ゴルフ場の向こうに建ち並ぶトマムカラー(茶色いレンガ色)の5、6階建ての建物は、やはり
スタッフの「宿舎」のようですが、タワーの上層階からは、「トマム共和国」よりも遥か左手に位置する「上トマムの町」が見えることが確認できました。
 わたし自身は、ラ・ルミエールで朝食時に見た為、夜の町の状態は分かりませんが、スタッフの話によると、長く連なる街灯の灯りのせいで滑走路かと思う人もいるそうです。 小学校と中学校が一緒にあるという上トマムの町灯りが、それほどに人目を引くものだとは思っていませんでした。
 日常と隔離されたと思えるトマムの広大な敷地の中にいて、見える「日常」が美しい灯りで、なによりでした。
 
 この、お問い合わせを機会に、トマムの景観とトマム自体の様子をイメージで紹介するページを作りました。グリーンシーズンのトマム情報、及び、トマム最新情報も合わせて御覧下さい。      
                             

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 『在りし日のトマム』の記録としてご覧ください。

 


メイフェア、ルミエールともに、トマムの定番レストランから外されました。 09/03/05

 4月下旬からのゴールデンウィークは、気候も最適の行楽シーズン...とはいえ、トマムはまだ肌寒い早春の気配に包まれています。

 雪解けの影響はあちこちに残っていて、散策路が整うのは,もう少し先ですね。オープン直後のゴルフ場も、良好なコンディションとは言えない場合がありますし,他の多くの地域とは違って、この時期のトマムは、満喫するには早すぎるというのが正直なところでしょうか。 滞在客よりも道内観光のツアー客が多く思えるのも、気のせいではないかもしれません。
 
 各種、行楽に関わる価格設定が何かと割高になる春の連休ですが、トマムはリーズナブルなプランも容易されていて、オフ...ではないしにしてもオン期前なのだと感じさせられます。例えば、ゴルフ目的なら狙い目の時期ですけど、クローズ中のレストランも少なくありませんし、多少の不自由はつきものと、理解して利用するのが無難ですね。


 2004年は、積雪量が多かったようで、山にも森にも、かなりの雪が居座ってました。
 それでも、水芭蕉は群れて(上イメージ、水たまりの中の点に見えるもの)咲き、ゴルフ場にウサギが見学(?)に出てきます。 厳しい冬がようやく終わりを告げた解放感は、この時期ならではのものかもしれません。
 ゴルフシューズがグチャグチャになっても、許せるくらいには、おおらかな気分になれます。(汚れが落ちずに、後でショックを受けることもあります。新しい靴を5月におろすのは禁物!)

 1泊で次の観光地に移動して行くツアー客が増える時期、ゴルフはゆっくり楽しめても、朝食時の混雑は覚悟が必要な時があります。レストランの選択幅も狭まっていますしね。
 2004年5月は、テナントレストランは休業中で、それ故かどうか、フォレスタモールにあるトマム直営店も
全面的にお休みでした。今回、ホテルに宿泊して久々に(フォレスタモールの)ベイクブレッドを利用するつもりだった我が家としては、ベイクブレッドのみならずアーリーバードのクローズも痛手でした。つまり...トマムの自家製(か、焼きたて)パンが期待できないことになります。

 そんな状況で、スタッフが勧めてくれたのが、タータンジャンクションか、あるいは一部アーリバードのパンも混ざっているメイフェアの利用でした。
 ゴルフ場に隣接するタータンジャンクションのことは、別の機会に回すとして、ビュッフェスタイルのメイフェアで提供されていたパンが、右のイメージです。“違い” がお分かりになりますか?
  察するに,右寄り、カットされているのがアーリバード、トマム自家製のクロワッサン、左側が外注のものです。パンは5、6種類が籐籠にもりつけられているのですが、内2、ないし3、4種類(日に酔って違ってました。)がアーリー製のものと、わたしたちは判断しました。
 自家製パンがカットされていない日もあるので、生地の色艶が見極めのポイントです。外注さんに恨みはありませんが、相当に風味に差はあるので、選びましょうね。
 ちなみに、西エリアのアプリコにアーリーバードのパンが提供されていると言う情報は,今のところはありません。
 
 メイフェアでは、 トースト用の食パンやプチケーキ(左下、イメージ)が出る日もあって(ない日もあります。連日利用すると、割と楽しい...?)ビュッフェスタイルではアプリコとの内容差が、また広がった気がします。

 一方、例年ならば,この時期はクローズしている割合が多いルミエールは、朝、夕食ともに営業していました。

 リーズナブルなガレリアプランなども販売されているので、オープンの必然性があったのかもしれませんね。
 4月から、2つの会社による分割所有、共同運営となったトマムで、路線変更の噂もあるルミエールですが、現時点では、雰囲気も料理も,今まで通りのグレードが維持されています。

 右のイメージは,そのルミエールで使われていた珍しい食材、紫アスパラ(一番手前)です。
 肉料理の付け合わせに出てきたもので、“...と3色のアスパラ”と説明を受けたものの、どこが3色か分からなかったわたしは、不審な表情で料理をにらんでいたのかもしれませんね。
 スタッフがすかさず,素材を持ってきてくれました。見事に3色です。
 
 紫色のアスパラは食べるのはもちろん見るのも聞くのも初めてでしたが、面白いことに、ゆでると緑に色変わりするそうです。左下イメージは、アスパラの3色を確かめるべく、わたしが料理の盛りつけ崩した後のもので、幾分緑の色が黒っぽいのが、紫アスパラなんですね。
 繊維質が少なく、甘みが強い希少品種とのことで、まだ市場には出回っていない様子です。

 つい先日、テレビの料理番組の特選素材で紹介されたこともあって、既に知っていることがうれしくて、遅ればせながらの紹介となりました。
 トマムでは、素材にも,注意を向けてみてくださいね。

 
                                     04/07/13  

補足
 2005年11月21日、当ページはバックンナンバー入り。
 2005年12月より、トマムの各レストランに変動があることが予想されます。

 

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