PON PON JAPON(あみだ池大黒)の「pon pon coco」
2011年7月下旬に、TVのローカルニュース枠で、大阪土産に何を買うかと言うようなテーマで取り上げられたのが、昨日までPON PON JAPONだと思いこんでいた、pon pon coco.....老舗、あみだ池大黒から生み出された新感覚おこしです。京都や神戸に比べて存在感が薄いとも言われてきた大阪の土産の定番になるべく開発されたらしく、おしゃれ仕様のパッケージの中でコロコロ揺れるおこし自体もキュートです。
あみだ池大黒では、浪の詩という,お越しのイメージをくつがえすような美しいシリーズが今をさかのぼること...正確には思い出せないくらいに前から販売されていて、おこしと様々なのフレーバーの融合は、こちらのシリーズで展開されています。ただ、以前は、和風、洋風と分かれてあったシリーズの洋風フレーバーがいつの間にかなくなっているのを知った時に、ユニークでいい感じだったのに、やっぱりチョコレート味のおこしは、支持されなかったのかな...と、わたしは少し残念に思ったものですが、pon pon cocoは、よりハッキリと洋風化が進んだ印象を受けました。
いちごみるく、メープル、アールグレイ、木苺&チーズなど、フレーバーの中心は洋風で、抹茶や胡麻きんぴらなど、和の方が小数です。期間限定で塩昆布味などが発売されているので、今後の傾向はわかりませんけど、ネーミングから察するに、pon pon cocoは、洋菓子カテゴリーに参入すべく、変貌を遂げたおこしたちのように感じます。
お米の粒はそのまま、大きい状態で残されていて、口当りはかるいです。フレーバがキャラメリゼされているので、サクサクとまではいきませんが、従来のおこしとは、確かに,別物です。
とりあえずは、おこしには珍しいフレーバーを優先して、6種を発送してもらいましたが、風味づけはかなりしっかりしているのに加えて、ブルーベリーや木苺など、食感に影響する素材との組み合わせもあって、各種それぞれに特色のある一粒になっていました。
問題は、現時点での、購入の難しさ....でしょうか。
あみだ池大黒ではをpon pon coco独立した新ブランドPON PON JAPON(これがが店名)の専売にしていて、店舗は、難波の高島屋のみ。(ついでに言うと、高島屋からは、あみだ池大黒はいなくなりました。)
TVで見た翌日か、翌々日かに、高島屋を通ることがあったわたしは、興味があったものの、あみだ池大黒を見つけられず、インフォメーションで確認したところ、撤退したと回答で、高島屋じゃなかったのかな?という程度の理解で先をいそいだのです。用をたした帰り、再び通った高島屋で、たまたま、わたしの進路と店の位置が交錯した為に出会えたのがPON PON JAPONN....。一応、縁はあったんですね。次々と買い物客が集まってはいましたが、肝心の商品は、みるくちょこフレーバーを8袋残すのみで、他は完売でした。午前中でほぼ売り切れに近い状態になったとの話で、まあ.....メディア効果で、ブームになったんですね。出直すのも面倒なので、自宅発送の手続をして、2日後に、話題沸騰(?)の新感覚おこしを口にすることができたものの、いまは、高島屋開店前から、指定された入り口の壁にそって、列が出来ている状態で、しかも、郵送の受付も凍結されている様子です。
急激なブームは、収まるのも急...というのは、これまでにも繰り返されてきたことで、入手の難さは一時的なものだと考えますが、同時に寿命の保障もないんですよね。
発送手続の再開あたりを機に、なるべく早めのお試しをお勧めします。
11/08/17 
デメルの「ザッハトルテ」
イメージでは美しいフォルムを十分にお伝えできなくて残念ですが、ウイーンの名店、デメルのザッハトルテ(0号サイズ)です。
ホテル・ザッハとの間で7年にわたる裁判沙汰を繰り広げる原因となった銘菓の基本は、
チョコレートのスポンジにアプリコットジャムを塗って、 クーベルチュールチョコでコーティングというシンプルなもの。いうまでもなく、チョコレートが味の決めてです。
ウィーンのガイド本などで、ザッハトルテはホテル・ザッハの専売で、他の店では名乗ってはいけないことになっているという記述を見ることもありますが、それとは別のどこかで、裁判の結果として、ザッハトルテはいわゆる一般名称としての使用が認められて、ホテル・ザッハのものは、特にオリジナル・ザッハとして区別するようになったという話を読みました。
ウィーンの王宮のすぐ側で、デメルはザッハトルテを販売していますから、わたしの頼りない記憶も的はずれではないようです。もっとも、いつ頃、どちらから訴訟をおこしたのかなどはあいまいで、 ホテル・ザッハとしてはウチが本家というところだったと思いますが、デメルの言い分は何だったでしょう? トルテの生みの親のシェフがデメルと係わっていたような...?正しいことを御存じの方は教えて下さい。
とにかく、バブルの全盛期にデメルの国外初店鋪が東京、原宿にオープンしました。
もちろん、ザッハトルテという名のケーキは他の多くの店でもあって、既にケーキとしては珍しいものではありませんでしたが、いわゆる、本場との味の違いを期待したわたしたちは(当時は埼玉、和光市在住)すぐに飛びつきました。
違いは、チョコレートの甘さと固さ、でしょうか。日本ではよくケーキを評して「甘過ぎなくておいしい」とか「見た目よりさっぱりしていて、おいしい」という表現を聞きますが、デメルのザッハはやはり甘いです。でも、くどくはありません。 しっかり固めのコーティングチョコは口の中でスーと溶けていく感じです。この時、柔らかくなったチョコレートにほとんど粘りがなくて、いつまでも口の中に残って、己の存在を主張するようなことはありません。この潔さがわたしは好きです。
尾を引かない甘さがおいしいチョコレートケーキです。
カロリーは気になりますが、たっぷりの生クリームは必需品。クリームと一緒になることで、口当たりはなめらかになって、チョコレートのおいしさが引き立ちます。
切り分けて食べる大きなホールがポピュラーですが、わたしはイメージの0号サイズを買ってます。
チョコレートを割らずに切る為に包丁を暖めたりするのが面倒なことに加えて、切った後、三角形になったケーキの側面にチョコが付いていないわけですが、その分、コーティングされている部分のチョコレートに厚みがあります。この厚みが、けっこう自己主張するので、わたしの好みとしてはチョコが勝ち過ぎ。
また、ホテル・ザッハのものは、ウィーンで一度、それから何年か前、直輸入で売られていた頃に幾度か食べましたが、デメルの0号と比べて、ジャムが多い分ちょっと甘過ぎるかな、という印象が残っています。残念ながら、直輸入の試みは良い成果が得られなかったと見えて、翌年にはなくなってしいました。
デメルのものはその後、高島屋(日本橋、新宿、難波)や銀座の松屋などにも出店して求め易くなりました。
発送を依頼する時、0号サイズのものは日持ちが(他の大きなサイズ と比べて)短いという理由で抵抗にあう場合がありますが、がんばると道は開けます。
日本橋の高島屋が比較的、スムーズに話がまとまります。
原宿の店は電話での注文は受け付けず、本社の番号を教えてくれるはずです。
代引、振り込みのシステムはなく、現金書留による先払いなので、高島屋カード等を持っている場合は、高島屋を窓口にした方が、簡単ですね。
00/10/25
アルションの「紅茶クッキー」
< イメージは2種類の紅茶クッキーとサブレ(左手前)です。
紅茶のクッキーはアルションブルー(だったかな?)というオリジナルのリーフを使った定番と月変わりのものがあって、わたしは1月アールグレイが好きです。この、紅茶の香りがなかなかのもので、クッキーの生地は同じかな?と思わないでもないのですが、味はやはり異なります。
食感も形も売られ方も素朴で、店ではガラスの容器に入れられて販売されてます。そこから、好きな枚数をカゴにとって袋に入れてもらいます。他のクッキー類はもちろん、マドレーヌやフィナンシェなどの焼き菓子も同様の買い方ができます。いろんな種類を1枚ずつ、袋ではなく箱にいれてもらうと「お菓子のおもちゃ箱」みたいになって、結構うれしい!.....いえ、自分で食べるのなら袋で十分ですが..。
丸いサブレは、紅茶ではなくカラメルの香ばしさが他に類を見ない程の逸品です。サクサクっという歯ごたえですが、固さの表現は難しい...。どちらかと言えば目が荒くて力を加えずに噛むことができる固さですが、脆くはありません。おいしいです。ここのは、ガレットも香ばしい。
以前は、難波の高島屋に出店していましたが、残念ながら帰ってしまいました。大阪、難波の千日前店が本店のようです。(ティーサロンもあります。)
発送される時、サブレ類は2枚がひと組になって透明な袋に入れられます。よそ行きになるわけですね。この場合、店のスタッフはひと袋を一枚と表現することが多いようです。つまり、一枚の袋にサブレは2枚入ってます。確認が必要ですね。代引で配送してくれます。
00/11/03 
高橋ソースの「カントリーハヴェスト」
埼玉県本庄市にある高橋ソース株式会社のカントリーハーヴェストが、テレビの料理番組の特選素材として登場したのは数年前のことです。こういうことに敏感な主人がその週の週末に西武デパートの地下で見つけました。
ラベルには、りんごの殺虫、殺菌剤の使用回数まで書いてあって、原材料へのこだわりが伝わってくるようです。
とんかつソースの色は、ビンを通して見ても赤味がかっているのが良く分かります。トマトが、いっぱい入ってるのかなあ、という感じです。甘味が強くて、フルーティーです。
中濃、ウスターと3本揃えば恐いものなし、です。
取り扱い店鋪は少なく、スーパーよりもデパートを見る方が早いかもしれません。
川越市の真南風(まはえさんでは、全国発送もしてくれるそうです。
00/11/09
東洋オリーブの「トレア 小豆島産エキストラバージンオリーブ油(手摘み)」
オリーブオイルの本場がどこかと言うのはさておき、イメージ右側が、小豆島産エキストラバージンオリーブ油。加工のみならず(イタリア産オリーブを使った製品もある)原材料も小豆島産オリーブという、100%の国産オイルのようです。
輸入品、ポピュラーなメーカーの同等レベルかそれ以上のオイルに比べて、かなり高めのお値段は,気になりますけど、お値段なりに、違いはすぐに見て取れました。
まずは、何と言っても、きみどりがかった色合いの濃さ!これまでであったオリーブオイルの中でナンバー1でした。まさに濃厚と言うのがピッタリの液体は、ナッツに何か...(言い表せない)スパイスをブレンドしたような芳香を放って、主張の強さも、トップクラスです。ただ、意外に口当りは軽く、後を惹くクセもありません
のひとつといえそうです。
前に、おにぎりあたためますかの小豆島ロケで、お造りを食べる時にオリーブ醤油なるものが紹介されていたのを思い出しました。へえ〜、と思って見ていたものですが、こういうオーリブ油が手にはいると、試してみようかという気にさせられます。
オンラインショップ機能のある東洋オリーブのHPでは、SOLD AUTの表示がでていますが、今年度のものは商品はこれからです。販売時期も取り扱い数にも限りがあるので、購入のためには、早めにアプローチして、発売時期等の情報チェックが必要かもしれません。
東洋オリーブ オンラインショップページ (2010年10月22日確認済み)
10/10/22 
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