画面のレイアウトが乱れる方へ


これから、スキーなどでアルファリゾートトマムに初めて訪れる予定の方、あるいは、久しぶりにいらっしゃる
方を対象にしています。
祝日、週末等、特に混雑が予想される時期に計画をされ
ている方は、ぜひ、御一読ください!

おことわり
 コメントは、数多いゲストの内のひとりとしての見解です。
 これまでわたし自身が見聞きし、経験したことを根拠に発言していますが、トマムは運営体制を含めて、この数年、流動的でした。当サイトのトマム情報をご利用になる時には、多少の変化があることを前提にとお願いして来ましたが、2005年10月を堺に、ここで提供して来た情報の大半が有益なものではなくなります。新たな運営会社は、自社の価値観に基づいて、新たなトマムを構築するようです。

 バックナンバーマークの付いたページのトマム情報は、2005年10月以前の『在りし日のトマム』の記録として,ご覧ください。


                                   05/11/21(改稿) 

     

レストラン 詳細コメント


 
レストラン事情は大きく変わりました。 09/03/05

おことわり(2005年10月1日)
 
各レストランの詳細については、わたしが実際に利用した店が主になります。
 最終利用日から時間がたっていたり、利用経験がない店では、(店の前を通ったりして)比較的正確な情報をお伝えできると感じた部分に関しては、その旨、明記してお伝えしています。
 2004年4月より、トマムは2社による分割、協調運営になった為、各レストランも所有、運営会社が異なる
状況我発生していましたが、2005年10月より、再び1社単独運営に体制が変わります。ただ、これを期に、トマムを離れる調理担当スタッフも少なくないようで、トマムが誇る『食』の変化は避けられないと考えられます。
 当、詳細コメントが変化に追いつかない自体も予想されます。しばらくはその旨ご理解の上、参考になさってください。

                                   05/10/01(改稿


ラウンジ モンドール(占冠村所有、2005/10/01より星野リゾート運営)

 スポルト内にあるセルフスタイルのカフェ、と言ったらいいでしょうか...。
 テイクアウト専用というわけではなく、店内での飲食も可能ですが、席数は多くありません。

 もともとはラウンジとして造られた施設で、日中のティータイムこそ、
ホテルタワー宿泊のゲストが氷点下のゲレンデから逃れて、暖を取る為に利用することもあったかもしれませんが、基本的にはスポルト宿泊の、限られたゲストを対象にしていましたから(トマムの各宿泊施設には、レストランはなくてもラウンジは用意されていたのです。夜のひとときは、それぞれの施設で、ということですね。)あまり広いスペースは必要なかったということでしょう。
 日本列島に不景気の波が押し寄せた頃から数年前まで、まるで忘れられた存在のように長く休眠していた
モンドールですが、新世紀の到来とともに復活を果たした様子です。最初はスポルト混雑時の夜食(?、遅い時間に到着した時に、シチューを食べることができました。)や朝食で、アプリコをサポートする感じの限定的な営業再開でしたが、最近ではもう、8時から16時の営業が当たり前になりつつあります。
 
スキーシーズンや夏休み期間などなら、モンドールの営業を当てにしても大丈夫かと思います。

 残念ながら種類が多いとはいえないメニューは、イタリアンティイストのサンドイッチ(パニーニフォカッチャ)数種とコロッケフライドチキンフライドポテト等の揚げ物の他は、スーパーでも買えるかもしれないヨーグルトや紙パックジュースなど...。サラダもありましたが、これはもしかしたら食券対応の朝食セット用で、単品での販売されていなかったかもしれません。
 温かいサンドイッッチはなかなかのボリュームで、パンだけを比べると
アプリコの朝食で並んでいるものよりも美味です。ただ、それ以上に感動できそうなのが、単価100円のコロッケ(肉じゃが、カボチャの2種)やフライドポテト! ついで、に注文したら、おいしくって....その後は、おやつ変わりにコロッケフライドポテトだけを買いに行ったこともありました。細めでカリカリのポテトはスパイスが効いていて、他で代用がきかない風味です。(かなり前、ヴィズであったものに似ています。)
 でも、利用者が増えてもスタッフはそのまま...なので、注文してからモノをゲットするまでは、たいてい待たされます。
モンドールを利用する時は、いくぶん時間に余裕を持つことが必要です。

 特にチェックアウト後、JR接続バスの時間まで20分ある...、それならコロッケを持って帰ろうか....などと、唐突な行動をおこしてはいけません。30分待たされることもありますからね。
 ガラス張りの店内は針葉樹の森の静寂と同化して、一枚板の重厚なカウンターが落ち着いた暖かみを伝えていたラウンジ時代.......同じ場所ながら雰囲気はかなり変わってしまいましたが、復活したモンドールには安定した賑わいが戻ってきているようです。

                                      02/05/01 
補足
 
2003年のスキーシーズン、モンドールには午後限定メニューでソーセージパニーニが登場しています。
 また、ケーキの種類もも少し増えました。(午後のみ)
                                      03/02/17 


レポート・2005

 
2005年のスキーシズン、モンドールからはテイクアウトサンドの冠が消えて、ラウンジの名称が追加されました。営業時間は10時から22時までで、18時以降はお酒を楽しむエリアとなるようです。アルコールの種類は未確認ですが..いはば、開業当時の形態に(幾分)戻ったという感じですね。
 
ラウンジとして,メニューも一新! パニーニも、
  100円にしては結構おいしかった揚げたてコロッケフライドポテトなどのスナック類もなくなりました。
 代わりに登場してきたのが、クロワッサンサンドイッチです。(上のイメージは生ハム、左下はポークソーゼージ。)

 
レストラン案内で“クロワッサンサンド各種”というのを見た時、わたしが、すぐに思い出したのがアーリーバードクロワッサンサンドイッチでした。自家製のクロワッサンにポテトサラダやハムを挟んだもので、朝食難民の西エリアのゲストの救済策として、カフェアビチで販売されていた時期もありましたから、我が家もよくお世話になりました。ただ、リゾート・トマム運営のモンドールアーリーバードのパンは届かないはず...となれば、問題となるのは、モンドールのクロワッサンの“氏素性”です。正直なところ、期待感は薄かったので立ち寄るつもりはありませんでした。

 ところが、ルミエールの夕食で出されたパンがおししかった...。昨年までのアーリーバード製とは違うものでしたが、十二分においしかった...。尋ねたところ、ハマナスで焼いているとのこと、つまり、リゾート・トマムの自家製ということでした。
 なるほど...と感心しつつ味わったパンは『文句があるなら言ってみろ』といわんばかりの強気のおいしいさだったもので...わたしはモンドールのクロワッサンが気になりだしたんですね。行ってみて、はずれるのは悲しいので、ルミエールのスタッフにモンドールのクロワッサンの素性を確認ハマナス製だということなので、チェックアウトの日、遅い朝食をモンドールで取りました。
 クロワッサンサンドの種類は3つ。スープやサラダ(など)がついたセットも3パターン、飲み物、ケーキ等の単品も種類が増えていました。
 で、ハマナス製のクロワッサンですが、うれしいサプライズとはこのことで、本当にキチンとしたクロワッサンで...久々に朝ご飯のパンで感動してしまいました。香ばしい色合いに、艶、幾重の層からはがれて落ちる生地は、パラフィン紙のように薄くて、どこを持っても、指はバターの脂で汚れるという...クロワッサンらしいクロワッサンでした。具材のグレードも申し分なく、満足度の高い一品です。
 バレンタイン時期ということで“ハマナスのブーランジェが作ったショコラディニッシュ”も販売されていて、こちらは、おなじみのアーリーバードのものよりも一回り小さめでしたけど、クロワッサン以外のアイテムも期待は持てそうに見えました。

 ただ、残念なことに、ハナマスではパンは量産できないようで、リゾート・トマムのおいしいパンは(現時点では)セミレアアイテムです。昨年までは朝食にもなんとか対応して、8時からオープンしていたモンドールも、今シーズンは10時から...。 ゲレンデからのアクセスがよいので、昼間の利用がいいかもしれませんね。
 
 クッキーとクロワッサンサンドはテイクアウトも可能ということでした。

                                       05/02/15 
補足 05/10/01
 
レポートのクロワッサンを焼いていたパティシェは2005年9月末でトマムを離れます。
 モンドールのメニューには変化があると思われます。


                                       

ティーラウンジ ハマナス
(占冠村所有、2005/10/01より星野リゾート運営)

 
ガレリアのロビー階にあります。
 入り口を入って左手、フロントデスクの前を横切ぎると見えてくるショップと通路を挟んで向かいあって位置位置している
ハマナスは、ガレリアの開業当初はコーヒーショップとして営業していた記憶があって、わたしはアザリア四季に通じるイメージを抱いていました。でも、確認の為に古いパンフレットをチェックしてみると、メニューはコーヒー、ケーキにデザートではなくて、朝食のセットと昼食の単品が数種紹介されていました。
 
ガレリアで、変化に富んだお昼ごはんを提供していた時期があったのですね...。

 わたしたちが初めて
ガレリアに宿泊した時には、朝食は31階のルミエールでサービスされていまいたし、32階のラウンジもティータイム、バータイムともに営業していたので コーヒーショップ ハマナスは“またの機会”に....となって中に入ることも、詳しくメニューを見ることもありませんでした。
 ところが、
ラウンジ  ラ・ ルミエールと前後して、ハマナスも長い休眠状態に突入した為に“またの機会”が訪れたのは昨年、2002年のことです。
 もっとも営業再開はそれよりも少し前からだったようで、シーズンパンフレット記載はないものの、2001年の2月のレストラン案内には、
ハマナスもベーグルサンドの店として紹介されています。メニューも一新、装いも新たな再開ですね。
 ただ、
ガレリアあるラウンジとしては、相当に雰囲気はカジュアルです。かつてのパンフレットで見る限りはかけられていたはずのテーブルクロスも撤去されて、注文は入り口を入ってすぐの場所に設置されたカウンターで、席につく前に行い、支払いも先に済ませます。
 でき上がったものは...基本的には呼ばれて取りに行くのかなあ...という感じです。店内が混み合ってなければ、スタッフが席まで持って来てくれる“場合”もあるかもしれません。

 ベーグルは、適度な弾力が味わい深い生地で、ボリュームもあるので満足度は高いです。でもセットでオーダーした
飲みものの量が、寂しかったです。カップ1杯のミルクティーでは、水分不足でベーグルの半分は喉に詰まりそうな気が...。パンのボリュームに見合うドリンクが欲しいですね。
 欲をいえば、32階のラウンジが休眠中の今、
ハマナスでケーキとポットサービスのお茶を楽しめるといいのですけど...それよりも(バスに頼らず)自力で動ける夏の営業を期待するべきでしょうか?
 2003年もグリーンシーズンのパンフレットからは
ハマナスの名前は消えています。現状は冬期限定営業の、半覚醒状態のラウンジなのです。
 オープン時期に居合わせたら、ラッキーと思って、ベーグルで顎を鍛えてくださいね。

                                      03/05/14 

補足 05/10/01
 
モンドール同様、運営会社、パティシェが変わります.10月以降は変化が考えられます。


アウト・ドア・カフェ

 
リゾ−トセンタ−前(キャビン発着所、スクール、レンタル等の受け付け)に広がる悪名高きフラット斜面はグリ−ンシ−ズンには乗馬やパ−クゴルフ等のアクティビティエリアになりますが、アウト・ドア・カフェもここに夏季限定で登場します。
 ピ−ク時、短期間のイベントとして営業していたものとは別枠で、2000年の夏のパンフレットのレストラン案内には、期間営業のレストランとして名前が記載されています。ただ、朝食の案内が始まるのは2001年からだったと思います。

 朝食券にも対応した1500円の朝ごはんメニューは、朝採りの野菜と焼き立てパン、ボリュームたっぷりの焼き物と、飲み物数種、2001年は缶振りアイスのデザ−トというユニ−クなものでした。
アイス以外は食べ放題という大盤振る舞いにも驚きましたが....1000円のアクティビティーの缶振りアイスが1500円のセットに組み込まれていたのには...悩みました。これでは缶振りアイスの立場がありません。いえ、立場を言えば、500円の差額で缶振りアイスと合体させられた食べ放題の朝食かもしれませんが...。とにかくも品数こそ(他のレストランの朝食ビュッフェに比べれば)少なめですが、味も量に不足はありません。

 胃は満腹を訴えるのに、口が欲しがる焼き物やパンをおかわりしたわたしたちは、これで(ちゃんと)利益があがるのかしらと余計な心配をしたものですが...当たらずとも遠からずだったのか、すぐに「焼き物以外はおかわり自由」というシステムに変更されました。
 それでも、価格設定に問題が残ったのでしょうか、翌年2002年のデザ−トには缶振りアイス(1000円のアクティビティー)にかわってかき氷(200円)の登場となりました。はじめにがんばり過ぎたのかもしれませんね。
 かき氷は引き換え券との交換になるので、朝1番にお腹を冷やしすぎるのはちょっと...という場合、午後のおやつにすることもできました。
 2003年のメニューは未確認ですが、かき氷が缶振りアイスにその座を譲ることはもはやないと推察します。
 ただ、個人的には、かき氷よりもアイスクリ−ムの方が有り難いと思っています。缶を振りたいとは申しません。トマムエリア内の売店で販売している各種のカップアイスで十分なんですけどね。かき氷よりは、溶けるまでに猶予があるので、少し落ち着いて味わえますし...売店での引き換えが可能ならば、ありがたみも増すというものですが.....そのかわりに焼き物やパンに変更が加えられるくらいなら(かき氷よりもアイスクリームの単価が高い)かき氷で手を打ちましょうというのが正直なところです。
 
アウト・ドア・カフェで味わうべきは、小麦粉の風味がうれしいパンと、素材が活きたシンプルな焼き物、キリギリスの気分も御愛嬌...の大胆カットのキュウリのみずみずしさなどで、アイスも氷もおまけととらえてくださいね。
 ジャムを食べに来るみつばちやパンを狙うカラスは、夏の空の下の開放感や朝の空気の爽やかさとセットです。
楽あれば(多少の)苦ありの精神で、お楽しみ下さいね。

 ※ イメ−ジは2001年7月のもの。焼き物のアスパラはこの時だけでした。夏の終わりの頃に、たまねぎの丸焼きがサ−ビスされたこともありました。

                                      
03/07/02  



  前へ       次へ