画面のレイアウトが乱れる方へ  ナンバー
ザ・タワーの上層階、ゲレンデとは反対側の客室の窓から、夜になると見える綺麗な灯りは?というお問い合わせに対して、 わたしは、正面方向のものはトマムスタッフの「宿舎」、左手遠くのものはペンションが集まる「トマム共和国」では..と答えました。
 タワーのほぼ正面、ゴルフ場の向こうに建ち並ぶトマムカラー(茶色いレンガ色)の5、6階建ての建物は、やはり
スタッフの「宿舎」のようですが、タワーの上層階からは、「トマム共和国」よりも遥か左手に位置する「上トマムの町」が見えることが確認できました。
 わたし自身は、ラ・ルミエールで朝食時に見た為、夜の町の状態は分かりませんが、スタッフの話によると、長く連なる街灯の灯りのせいで滑走路かと思う人もいるそうです。 小学校と中学校が一緒にあるという上トマムの町灯りが、それほどに人目を引くものだとは思っていませんでした。
 日常と隔離されたと思えるトマムの広大な敷地の中にいて、見える「日常」が美しい灯りで、なによりでした。
 
 この、お問い合わせを機会に、トマムの景観とトマム自体の様子をイメージで紹介するページを作りました。グリーンシーズンのトマム情報、及び、トマム最新情報も合わせて御覧下さい。    
                            

「トマムから見えるもの、見てみてトマム」のペ−ジ別の内容説明、リスト一覧へ

 『在りし日のトマム』の記録としてご覧ください。

 


ヴィズのシンボル、ロゴプールは浴場施設に立て替えられました。 09/03/05

 左イメージは、ヴィズのアウトドアロゴプール。2004年、10月下旬撮影のものです。

 中央に大きく浮かび上がって見えるのは、北海道のシンボル花、ハマナスで、イタリア製のモザイクガラスタイルを惜しげなく使って生み出された美しい作品です。(ヴィズの設計、製作関しては、当HPヴィズ10年今昔物語で言及しています。合わせて、ご覧ください。)正面の三角屋根は、今はサンテラスゲッキとして解放されていますが、オープンからしばらくの間は、プラス5000円で利用可能な大人のためのスペースでした。
 リラクゼーションコテージという名称に,懐かしさを覚えるゲストは、現在のトマムでは少ないかもしれませんが、開発者のこだわり...というのでしょうか、目指していたものを、我が家は時々、今は別の使われ方をしている建物を見て思うことがあります。
 手すりが見える手前がサウナコテージで、3種のサウナ(低温、高温、ミスト)が今も稼働しています。 右のプール棟(ヴィズ本館)からロゴプールへの出入り口はいつの間にか閉鎖されてしまったので、室内からロゴプールへのアクセスは両サイドのコテージからとなります。冬季は、湯気でかすむハマナスを目指して、マイナス10〜20度の空気に晒される勇気が要求されますが。,雪景色の中で、一瞬に髪を凍らせながら、湯気に包まれるのも、悪くはありません。夜は、文字通り幻想的です。



 
  右がサウナコテージの内部。
 全体低温から中温に設定されていて。イメージ左位置にミストサウナ、右側ロゴプールへの出口手前に高温サウナがあります。
 ちなみのコテージ中央に位置するバイブラバスは、冷水です。サウナで開いた毛穴を引き締める為のものですから、コテージに入って、いきなりここにドボンはいけませんよ。身体が驚きます。身体だけではなく、「覚悟」ができていないと心も飛び上がります!我が家は、何度か、お子さんが落ちてパニックになった現場に居合わせました。(親御さんも、温水と思っているのか...慌てないんですね...。)気をつけましょう。





 サウナコテージ、サンテラスデッキとはウェーブプールを挟んで反対の位置に、 ジェットスパコテージがあります。
 プールサイドとコテージを繋ぐ水路も,アイテムのひとつ。端を歩いてみてくださいね。
 
 ヴィズの計画を知らされた時、泳げない為にさほどの魅力を感じなかったわたしに、水着になる覚悟をさせたスパコテージは、その両横にアウトドアジャクージーを備えていますが、この数年は...ジャクージーは稼働していません。

  一時期は、スパのアイテムも半分くらいがストップして、かつを知る者にとっては、寂しい限りでしたけど、2003年(だったと記憶しています。)には、スパコテージは、開業当初に近い状態に戻りました。(もっとも、水路の先、コテージの角に見張り役のスタッフは戻って来ませんでしたけどね...。) 



 開業時よりも改善されたこともあります。

 もともと、スパコテージには目的別に3つのコースが設定されていました。アイテムにはそれぞれ名前が付けられていて、 プログラム通りに体験することで、効果も期待できるというわけです。
 ところが、アイテムの順番を覚えられない...いえ、それ以前に、目指すアイテムがどの位置にあるのか把握できない、(というのも、ネームプレートが全部泡ブクブクの水に隠れて、見えない...。)問題があって、プログラムの実体験は、なかなか困難な状況でした。

 存在も忘れられかけたスパ・プログラムは、現在は初めてのゲストにも分かり易いように、防水加工されたカードで紹介されています。
 カードはスパの入り口にぶら下げられています。効果はともかく、コテージのアイテムレイアウトを把握するために、利用されるといいですね。リラクゼーションコース、アフタースポーツコース、シェイプアップコースの順にコースのアイテム数が多くなるので、見落としなく、すべてを体験したいという方はシェイプアップコースのカードをお取りくださいね。 

 造波プールは、光を反射して水を美しく色づかせる(らしい)ドイツ製(らしい)の白いタイル張りです。ヴィズが計画された時代の豊かさを思わせられますね。

 左イメージの正面奥、カフェテラスとプールの間には、天井から降りてくる大型スクリーンも設置されているのですが...稼働したのを見たのは2、3回だったでしょうか。今は巻き取られたまま..ですね。特定日にヴィズでイベントが行われたという話も聞きませんし、インパクトのあるアイテムなので、いつかまた、活用していただきたいものです。




 ヴィズ10年今昔物語でも触れましたが、かつてプールサイドを彩っていたラフィングハートのフラッグは、今は撤去されてしまいました。

 フラッグのあるイメージと見比べていただくと、寂しい感じは拭えませんが...右のイメージは、10月下旬の,トマム休眠直前の時期のもので、通常はゲストが持ちこんだ様々な色が,ヴィズを飾ることになります。
 
 ただ、個人的には、そろそろとまた、ヴィズのオリジナルアイテムを企画していただきたいと願わずにはいられません。
 ラフィングハートは...版権の問題があるのかもしれませんけど...アウトドアロゴプールのハマナスのグッズなどを、揃えて欲しいですね。このステキな空間で遊んで、記念になる物がないのは(ヴィズロゴショップは,現在ゲームコーナーになってます。)なんとも、もったいない話に思えます。

                                     05/06/21 

補足
 2005年11月21日、当ページはバックナンバー入り。
 ヴィズのシンボルでもあったロゴプールは,露天風呂へと改装。この美しい景観はもう見ることはできません。

「トマムから見えるもの、見てみてトマム」のペ−ジ別の内容説明、リスト一覧へ