
ホテルアルファトマム閉鎖。 氷の巨大オブジェや雪だるまは冬期定番ではなくなりました。09/03/05
イメージは2005年2月11日に,水の教会内部からガラス越しに撮影したものです。
星野リゾートがトマムの運営に参入してから迎える初めての冬、星野リゾート担当エリアからはイルミネーションの多くが消えました。“WHITE X'MAS VALLEY TOMAMU”のキャッチコピーと共に、クリスマスイメージに彩られたトマムに見とれたのは、もう一昔も前の話...。その後も冬のクリスマスの飾り付けは続けられましたけど、いつのまにか“WHITE X'MAS VALLEY TOMAMU”のフレーズが使われることもなくなってました。
それでも、
例えば夕食時のエリア内循環バスの中では,闇の中に点在するツリーの輝きに感嘆の声が上がったものですが、2005年は残念ながら...外は暗闇状態....窓の向こうには自分の顔...というわけで、トマムの夜は少々寂しい方向に向かっています。もちろん,すべてが闇に閉ざされたわけではありません。リゾートですものね“魅せる”サービスもなくては、せっかくの自然が逆に泣いてしましますものね。
水の教会そのものではなく、白樺がライトアップされたのをわたしが目にしたののは、昨年の10月のことでした。
(左イメージ。ホテル6階、窓を開けての撮影)プロモーションビデオ撮影中の、文字通りの演出の景観でしたけど、演出されることで際立つ美しさには、言葉を忘れました。(情けないことに「綺麗」で単語しかでてきませんでした。)
偶然の恵みを喜びつつも、ひとときの景観美を惜しんだものでしたけど....なんと、演出は冬も継続されていました。(クルーはいませんでしたけどね。)
鏡のような水面も銀の雪で覆われた極寒の地で、白銀の枝の先まで映し出された白樺の...静謐な美しさ....。心踊る華やかなイルミネーションとは、また別の....トマムならではの景観ですね。
教会内部にはいることができる時間は限られているので、タイミングを逸した方は、ホテル6階,メイフェアの前へ足を運びましょう。夜の6階もまた静寂のだと思いますが、窓からは上のアングルでの眺めが楽しめます。
右はアイスドームビレッジを取り囲む白樺。
こちらは、色づけされていました。直接間近で見ることができるので、なかなかの迫力でした。2005年はアイスドームビレッジでも、光のオブジェ(赤、青、緑の電飾ツリーや光る鹿の親子など...6ページ目を参照)が撤去されて、昨年までとは少し雰囲気が違ってきたようです。
まあ、イルミネーションはどこででも見られるといえば見られますが、トマムで見る光り物はやっぱり“ステキ”だったので、残念ですね。一方、キラキラと目をひくものが少なくなったからこそ、白い木の枝がこんなにも美しく感じられたのかもしれません。これもまた,トマムならではの景観ですね。
大きな氷のオブジェと巨大なツリーのイルミネーションは、アイスドーム入り口のシンボルでしたけど、2005年は、同じ位置ながら、ヴィレッジの入り口がずっと先になった為に、無料の撮影ポイントになってました。以前は大小のイルミネーションが点在していた遊歩道エリアも、ヴィレッジへのアプローチとなって、フリーエリアになっています。
ドーム自体は有料エリアの中ですが、氷の中でともる灯りに照らし出されたアプローチも風情がありました。ほんの数分でも戸外に出て、天空の星星と、地上を覆った雪の結晶と、オブジェと、そして肌をさす冷気を楽しむことができる、フリーエリアの拡大は、ゲストにはうれしいサービスですね。
右は、西エリアの朝の風景。
過去にはインフォメーションセンター前にいたり、リゾートセンター前にいたりしていた大きな雪だるまは、2005年はヴィズの横に登場しました。2体の間には雪のベンチも作られていました。
イメージの真ん中に群生してるのは....白樺なんでしょうね。冬季は雪化粧した針葉樹ばかりに目がいってましたけど、トマムには白樺が多かったんですね。
この辺りも、ライトアップしてくれたら...美しいでしょうね。いつか魅せて欲しいです。
ベンチから雪だるまの大きさを推察してくださいね。
この他にも、各リフト乗り場横にも、雪像が登場しています。トマムのシルキースノーでの雪像作りは、雪を固めるところから...で、1月下旬は単なる塊だったものが、少しづつ“正体”を表します。
時に、ドラえもんの予告がアンパンマンに仕上がってたりと、苦労を感じさせられるエピソードも...。
トマムの雪像は難産のたまものです。見逃してはいけませんよ!
05/02/24
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