画面のレイアウトが乱れる方へ

 

       
 
                               

 2013年、11月初旬、秋の気配が深まったパリ観光に出かけました。

 前回のロンドン観光と同じ理由で、関空発、エミレーツを利用しての6泊9日。2度目のエミレーツは、学習の結果、ドバイでの乗り換えや長時間フライトへの不安も無く、他社との比較も無く即決。チケットは、公式HPでの価格をチェックしながら、数ヶ月前に購入しました。


 ホテルに関しても、前回、ロンドンの旅に学びました。

 規模はほどほど、ただし、ホテル自体のランクよりは客室のスペース(快適さ)にはこだわり、価格との折り合いがつくところで、ドーブッソンを選択しました。オペラ地区以外でホテルを検討したことは初めてで、でしたが、不慣れな地区でのデメリットは,許容範囲に収まり、今後の選択肢を増やしてきた気がします。

 旅の目的は、改装が終わったオルセーと、記憶が薄れかけたルーブル再訪問、ショートトリップは、フォンテヌブロー宮殿とバルビゾンのコースを、出発前に申し込みました。
 街中では焼き栗り売りの姿を見かける季節、ポピュラーなショコラティエではマロングラッセがそろい踏みするには少し早い時期、マリアージュフレールキャッスルトンのオータムナルがスタッフのお勧めアイテム....未体験のパリの秋色を楽しんできました。

                                   13/12/04 

  
 更新日  23/09/17    

乗り継ぎと入国(FastTrackのカードの威力は....?)

 関空発ドバイ行きの機内では、ドバイ空港到着前に、Fast Trackと書かれた搭乗券大のカードが配られました。

 前回、ドバイ〜ヒースロー間でヒースロー空港着前に受け取った覚えのあるカードで、入国時に、係員に提示して専用レーンを利用した記憶があります。入国審査にまでクラスの優先メリットがあったのは初めてだったので驚きつつも感激したものですが...でも、乗り継ぎ時にはなかったような...。これって、ドバイに入国するゲスト用で、乗り継ぎには使えない(不要)んじゃないかな?と思ってたら、乗り継ぎの保安検査場にもしっかりとロープの仕切りが出来ていました。進行方向にむかって一番左側のレーンにFirst 、Businessの表示があったので、わたしたちはそちらに進みました。前にも後ろにもFast Trackのカードを持っているゲストがつづいてましたし、正しい選択だと思いました。
 ところが、進んだ先の左端(セキュリティーチェックの)のコンベアーもゲートも、動いていないじゃありませんか。他のゲートはちゃんとスタッフも待機していて、一般レーンを通ってきたゲストは数カ所のゲートに分散してチェックをうけはじめているというのに、左端のゲートは無人なのでした。しかも、スタッフがあわてて位置につく気配もないわけで....先頭近くにいたゲストがカードを高くかざして、スタッに呼びかけたところ(「これ! どうなってるの〜?」というようなアクションでした。)隣のゲートについていたしていたスタッフが、こっちに来いという身振りを返してきたのでした。

 こっちへたって、あなた、そっちはもうそっちでズ〜っと列ができてるじゃあないのよ....とも言ってられませんよね。スタッフの手は、こっちに並べではなく来いという動きだったし...ということで、わたしたちは、稼働中の各ゲートの先頭グループに合流したのでした。

 入り口で分けられてていたのに、出口が一緒....というか、他の出口に割り込むハメになろうとは!結局は殆ど待つことなく(並ばずに)、乗り継ぎの保安検査を終えることができたので、優先案内の恩恵を受けたことになるのかもしれませんが、それが正しいルートだったのかどうかは判りません。
空いたレーンを先へと進んで前方で横入りする後ろめたさを数%はいだきつつ、とりあえず、手には提示を求められないカードを持っての行動でした。
 
 やっぱり、Fast Trackカードは、入国時に有効なものだったんじゃないかという気もしましたが、肝心のドバイ〜パリの乗り継ぎ便内ではカードは配られず、入国審査に際しても、特に専用レーン等の設置はありませんでした。

 
                                         14/03/13 


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1日目 チェックイン後、マリアージュ・フレールへ 紅茶買い

 ドゴール空港到着。
 ドバイで回収されなかったFast Trackカードはすぐに出せる状態でしたが、専用レーンはなく、結局カードは記念品として手元に残りました。(下記イメージ)
 飛行機から早めにおりることができるので、混み合う前に入国審査前方へ....質疑応答なしのあっけない入国でした。滞在日数とか,分かりきっている滞在目的とか...もう、いちいち聞かれることもなくなりましたね。しかも、パートナーとは二人一緒でいいので、本当に時間がかからなくなりました。
 トランクを取ってから到着ロビー出口までのルートもイヤに短く(思っていたターミナルと違ってました)両替の予定を出口直前で思い出しましたが、出てからでもいいよねと安易に“境界線”を越えたところで、ネームカードを掲げたお迎えの面々に迎えられることとなりました。ロンドンの時ほど大勢ではなく、整列 も程よく乱れていましたっけ。
 前回の経験によれば、エミレーツからのお迎えはその面々の中にはいなくて、わたしたちは近くに設置されているオフィスに向うべきと思いきや、すぐに見つけてしまいました。我家の,ローマ字表記のファミリーネーム!
 就航数の違いでしょうか? 
 パリでは(ロンドンのように)特別感はなく、他者のお迎えサービスと同様に、手書きの大きなネームプレートが“合図”でした。わたしたちは、コンタクトをとる前に両替を済ませるべく、一旦『我家の名前』の前を通りすぎたものの、両替所らしき場所が近距離でみあたらず、手持ちの小額紙幣をチップにあてることにして、担当スタッフのもとにもどり、名乗りました。
 簡単な挨拶のあと、スタッフ(ドライバーさんですね)のあとについて、(たしか)2階下の駐車場へ....。で、エレベーターは複数機あったものの、当然混み合ってまして、わたしたちの荷物を乗せたカートを押してくれていたスタッフは、(自分は)次ので行くから降りたところで待っているようにと、わたしたちを(人間数人分なら余白のあるエレベーターに)先に乗せてくれました。ま..ね、先に行って待ってるから後から乗っといでと言うのは論外ですけど、先に下りるように勧められて従ったわたしたちも、ちょっと不用心だったかなと、後になって反省しました。そのスタッフを信頼する根拠は、手書きの我家の名前を持っていたと言うだけのことですものね。.......その状況で疑いだせばキリがありませんが、自分の荷物から目を話さないという自衛の原則はまもらなくちゃ.....今後は、先に..と促されても、一緒に行きますと言わなくてはと思います。

 ただ、トランクとは結構別れ別れになるんですよね。
 この後、わたしたちが自分のトランクに触れたのは、ホテルの客室に落ち着いて、少し経ってからというお決まりのパターンになるわけで,昔に読んだホテルでのトラブル実例をしっかり覚えているわたしなどは、植え付けられてしまった過度な警戒心を仇に感じる時があります。

 トランクを届けてくれたスタッフのチップに、貴重な小額紙幣を投入。
 タクシー代金を払う必要も無かったわたしたちの手持ちコインはゼロ....以前宿泊したブリストルでは,ホテル内で必要なチップの大半をフロントで両替してもらっっていたものですが、そこまで気を使うこともないかも...というわけで,明日、とにかく、スーパーで水を買うことで話は決まりました。
 問題は1日目のルームメイドへのチップ...ですが、前回のパリ旅行の時の諸情報(ホテル枕チップ不要論参照)をもとに、我家では、今回、日々のチップを置くべきかどうかをまよっていまして、コインが無いことで、置かない挑戦に踏み切リました。

 “挑戦”でした...ね。それまで海外のホテルでは常識と教えられていたことをやめるわけで、情報が正しくなければ、マナー知らずの客として取り扱われるリスクつきです。結論から言えば、その種のリスクを感じることはありませんでした。正情報の正否はわかりませんけど....。

 トランクを開けて、中味をクローゼットやバスルームにざっと振り分けてから、整理整頓は後回しにして、わたしたちはマリアージュ・フレールに向いました。
 16時前だったでしょうか。これまでのオペラ地区とはちがい、地理感が無い場所での宿泊...
日暮れも早いので、この日は動けても近場! その近場にマリアージュ・フレールがある、と言うのは主人が地図で確認していましたが...本当にすぐ側でした。ホテルを中心にすると、マリアージュ・フレールのリヴ ゴーシュ店は、一本裏通りにあるんですね。観光客の来襲による混雑とも無縁に思える店で、マレ本店よりも、印象が良かったです。(後日利用した2階のサロンが意外に広くて、需要があるのかしらと余計な心配もよぎりましたが、17時前後には初利用ではなさそうなゲストで埋まって来てました。

 至近距離に...具体的にはコートは羽織らなくても大丈夫かも...と思えるくらいの場所にあったマリアージュのお陰で、ホテルへの満足度も高まりました。
 スペースもとるし、それなりの重みもある茶葉を、持ち歩かなくてもいいんですものね。
 場所的にど〜かな〜(オペラ地区のホテルは高いし...)と言いつつ選んだホテルでしたが、初日にして、次回もこの辺りでいいかもという気分になりました。

 
                                         14/05/31 


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2日目 リニューアル後のオルセー美術館へ。日本語のオーディオガイドは無し ガイド紙在庫切れ

 久々の...というか、10数年振りの,つまりはリニューアル後初のオルセー美術館が2日目の目的。
 ホテルからはブラブラと歩いて向いました。

 前回は、並ぶ必要がないとの説明書きがあるカルトミュゼ(ミュージアムパス)を持っていたのに、スンナリ入れてもらえず,他国のおばさま達の押しの一手で『強硬突破』したことが思い出されますが(ブリュッセルとパリ、パリの2日目 参照).....今回は、入館を待つゲストの列は2箇所に分かれていました。ちゃんと誘導のロープもはられていてました。二つの列の片方は明らかに並んでいる人数も少ないので、一応、そっちの列の最後尾付近にいたスタッフに、どこに並べばいいのか尋ねるつもりで近づくと、わたしが持っていたパスが見えたんでしょうね、手招きして、ロープの内側に入れてくれました。察した通りに、チケットを未だ持っていないゲストと、既に持っているゲストとをキッチリと分けて案内していたのでした。...ただ、まあ、遠目にも分かる案内板はみあたりませんでしたけど...前のことを思えば、大改善ですね。

 わたしたちが並んだ方の入り口は、入ってすぐに手荷物のセキュリティチェックがあって、後はそのままチケット売り場を経由すること無く、館内に通じていました。
 で、館内、展示室手前には撮影禁止の立て札が出ていました。フラッシュ、あるなし関係なく禁止です。....昔のことは忘れましたが...そうだったっけ?と言う感じ。フラッシュはダメよということを推して、デジカメよりも使い易いかもと持参したビデオ(あとから写真機能付き)が単なる荷物になってしまいしました。
 クロークではコートと、主人のリュックを預けました。リュックは、預けさせられるという感覚ですね。リュックは、ガイド本やら、傘やら...日が陰って寒くなった場合のダウンベストやらを持ち歩くには負担も少なく便利なんですが、海外では持ち込み禁止になってる観光箇所も少なくなくて、面倒なアイテムでもありますよね。余談ですが、地下鉄の駅では、親切?なご夫人に,リュックを背負ってちゃ不用心よとアドバイスされました。一瞬「何?」ととまどってたら、側にいた男性が僕みたいにするんだと...大きなリュックをお腹側に背負った(?)実例をしめしてくれましたっけ。ああ、そういうことねと、その時は主人も前に担ぎ直しましたが、足下見えないし,歩きにくいし、鬱陶しいし...で、海外では必ずしも便利じゃないことを、あらためて思い知らされました。

 それはさておき、オルセー館内で身軽になったわたしたちは、オーディオガイド受付カウンターへ....。主人が、日本語ガイドが無いみたいな情報を読んでいたのの、そんなバカな話あるわけないよねとばかりに、受付前に立って....バカな話を見せつけられたのでした。日の丸マークが、ない! 欧米限定とかではなく、アジアの隣国対応のガイドはあるのに、日本語版がない!
 なんで? 需要がないってこと? ガイドツアーなど利用するゲストが多いから...? まあ、借りるためにパスポート(か、クレジットカード)を預けるというシステムが...日本人には抵抗が強すぎて、利用者が減ったとか?

 回答を得られない疑問に首をひねりながら、仕方がないので、館内マップと昔の記憶を頼りに...と思ったら、日本語の館内マップもない!こちらは一時的に切らしていると言う案内がありましたが(オーディアガイドも一時的だったかもしれませんが、その種の案内は目につきませんでした。)無いことにかわりなし! 館内マップなんて、“品切れ”をおこす程大層なモノでもないでしょうに、応急でコピーだってできそうな1枚ものなのに.....なんか、招かれざる客に位置づけられた気分で、イヤな感じでした。

 だからといって長居は無用とはまいりません。
 幸いオルセーはシンプルな長方形、館内で迷うことはありません。
 わたしたちは1階の端から順番に見て回りました。
 展示室は、作家、時代別に適度に仕切られた小部屋が連なった仕様です。10数年前とどこが変わったかといえば、壁の色..のはずですが、ここではさほどのインパクトを感じず、3時間30分あまり.....。中央の吹き抜け部分にベンチもあるので、休憩しつつの見学でした。
 13時過ぎに館内のカフェで、休憩がてらパスタランチ。
 相変わらず、テーブルの配置は密で、隣との距離も近いし、テーブル自体も小ぶりで
、くつろぐには難ありの環境でしたが、料理は、前よりも食べ易かった気がします。(昔はとにかく量も多かった...かな?)

 食後は、階上の展示室へ。
 こまかな仕切りも無く、広々とした空間に、印象派でおなじみの作家の作品が展示されていますが、ここは、ああ〜、変わったと、よくわかりました。
 深い群青やえび茶に変わった壁面の効果で、作品は記憶にあるよりも鮮烈に見えました。主張が強くなったと言いましょうか、ひとつひとつ、どれもが目立ってました。室内中央に設置されたボードには、教科書等でも見覚えのある作品が単体で掲げられていて、その1枚だけの観賞環境が整っていました。
 モネの日傘の女、マネのオランピア...他と隔離されてそれだけを見ると言うのは、なかなかいい体験でした。
 でも、ルノワールの田舎のダンスと都会のダンスは...案外2枚一緒に飾られててるんじゃない?と期待していたら、これが〜見当たらないじゃありませんか! え? 中央のボードじゃなく壁にあったのを(そんなはずは無いけど)見落としたか?と再回遊しましたが、やはりありませんでした。
 以前は、本来2枚が並べて展示されていた場所に、都会のダンスだけがあって、田舎のダンスは貸し出し中で、歯抜け状態だったんですよね。今度こそは...と期待していた初見の“大物”だったんですが....ない! で、その2枚だけでなく、もっともっと あったはずのルノワール作品が、殆ど見当たらないんですね。あまりに無いので、もしかしたら、階下に専用の展示室が出来たのかも(下も残らず通ってきたはずだけど)と、一応,館内を探索しましたが、基本、長方形のオルセーに、見落としてしまうような大物作品の部屋があるわけもないんですよね。ルノワール作品の発見ならず...ということで、念のために(しぶとい)スタッフに確認したところ、いとも簡単にイタリア(もっと具体的に説明してくれましたが理解不能。貸出先は2カ所だったかも...。)に貸し出してると言われました。
 ああ、そういえば、マネの『笛を吹く少年』が日本に貸し出されている時期に、わたしたちはオルセーで、「ないじゃん」と言ったものでしたっけ。
 なんでダンスを2枚とも貸し出すかなあ〜。ルノワールに特化した展示会が開催されてるんでしょうかね。
 オルセー美術館改装中に日本で開催されたオルセー美術館展には、ダンス、2枚とも来てなかったのに、そもそも、2枚の作品を一緒に観られるチャンスは稀!と、テレビの番組内で誰かが解説してましたっけ。

 稀なキャンスをいつか掴むことが,この先いつか叶うのでしょうか?  
 

 特定の作品を目当てにしてると、カラ振りのダメージも大きいことを再確認させられた1日でした。

 右イメージ右側、カフェのある階の大時計の裏側。時計の中にモンマルトルのサクレクール寺院が見えるとかで記念撮影ポイントになってました。

                                         14/06/14 


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3日目 バンブーの蚤の市でボタンショップの店主に再会 セーヌ川クルーズ

 日曜日、てきぱきと朝食を済ませて、ヴァンヴの蚤の市を目指しました。
 有名なクリニャンクールの...ではなく、ヴァンヴです。目的はアンティークのガラスボタン。上イメージ右の右上部に写っている紫系の透明なボタンは百貨店の催事、フランス祭会場で購入した物ですが、当時はこのボタンでこのサイズといえばこれだけ..と言う状況で(色まで特定すると3個しか無かったりする。)必要な数量を確保できなかったんですね。大小一緒に入ったかごの中から、店主が私の欲しい大きさのボタンをより分けてくれたのを全部購入したわけですが、その時に店主が、パリの蚤の市では毎週こんなボタンをい〜っぱい持ってきているから(おいで!)とネームカードをくれたのでした。次回は東京で催事に参加するからという話だとしても、遠いわ!と突っ込みたくなるところですが、東京よりも早く訪れることになった半年後のパリ、滅多にない機会なので、ネームカードを頼りに尋ねてみる計画をたてました。
 
 蚤の市開催は週末(土曜、日曜)の午前中(13時まで)と言うことだったので、滞在3日目の日曜は午前中に蚤の市、午後は前回予定していたものの未定に終わったセーヌ川クルーズで休足時間をとりました。
 
 蚤の市会場までは最寄りの駅から5分少々、人の流れが道案内のごとく、分かり易かったです...が、本気で買い物を楽しむには時間と度胸は不可欠な感じで、掘り出し物へ期待を捨てたわたしたちは、ズラリと並ぶ店舗の間を足を止めることも無くブラブラと歩いてボタンの店が出店している区域に向いました。
 上イメージが目的のボタン店。(わたしたちを)覚えていた様子の店主のリアクションは、足を運んだ甲斐有りの気分にさせてくれましたが、店はイメージのとおり...。この山の中から好みのボタンを探り当てるのは無理なので、催事場の時同様に店主に頼りました。
 大きさ、素材、色合い...わたしのリクエストをメモに書き留めた店主は、なるほど...とばかりにうなづいたのち、来週までに見つけて持ってくるから、土曜と日曜どっちがいい?と聞いたのでした。
 ちが〜う!  来週にはもうパリにはいないと言うと店主は「おや。」と意外な表情をみせましたっけ。そんなに長居出来るはずないじゃんと(こっちは)思うものの、このパターンは昔々にハイデルベルグで羽毛布団を購入した時以来何度か繰り返されていることで、我家が、急ぎ足の観光客には不向きな買い物をしようとしてるのかもしれませんが....。布団はその場で作ってくれましたが、ボタンは...持ってきていない商品は、ない。
 だからと手ぶらで戻るのも納得出来なかったので、私は、大きさと色合いはさておき、素材優先で、店主にいくつか選んでもらいました。いい感じの商品はいくつも見つかったので、それなりの収穫は叶いました。(イメージ緑や青のボタンがその一部)

 ただ、透明な仕上がりのものは無色の一種類だけで、店主の話でjは、催事場で最初に私が買ったのは、スロヴァキア製のボタンで、もう殆どないそうで...。今更ながらですが、原則がここにあるだけ...のボタンなんですよね。最初に買ったパステル系のガラスボタン...小さいサイズだけを選んだのが悔やまれました。

 一期一会の縁で手に入れたアンティークボタンの使い道は後日の課題として、わたしたちはその足でセーヌ川クルーズに向いました。
 チケットは入手済みなので、乗船口に並んで待つだけ。
 そんなに混み合ってないようにみえたものの、ちかづくと、やはり人が集まってくる気配が...。席は決まっていないため、早めの乗船がベターと思い、トイレは後回しに並びました。(スタッフに尋ねると、船内にトイレがあるということだったので。)
 乗船後、ゲッキへの出入り口近くの窓際の席を確保して、即トイレに。
 既に2〜3人待ちでしたが、私が用をたして出た時にはエ?っと驚く列が出来てました。観光客が抱える問題は共通してるようですね。 

 船内には言語を選択出来るイヤホンガイド(操作スイッテは座席の背もたれボード等に固定)が設置されていました。日本語を選んで、船内から川岸の景観を楽しむことしばし.....の予定が、緩やかな速度と小刻みな振動、それに窓越しの日差しの温かさに睡魔が来襲!
 休足変じて本気の休息時間になりかかりました。

 睡魔に無抵抗気味の主人に荷物を任せて、私は折角持ち歩いていたビデオを活かすべく、デッキに出て、しばらくを過ごしました。
  クルーズ...実は定期便だったテムズ川クルーズとはことなり、セーヌ川クルーズはイメージ通りのゆっくり航行。水面の空気を感じながら見学も悪くはありませんでした。ただ、船内で座っていなくちゃガイドは聞けない...加えて座席は指定ではないので、窓際に長く空席をつくるのも気になって、ノートルダムを観たところで、船内に落ち着きました。

 下船後に、すぐ側のワゴン販売でクレープを買いました。
 セーヌ川クルーズに参加するゲストが行き帰りについ...と誘惑されるルート上にあるワゴン販売....。おいしくなかったわけではありませんが、初パリ以来,積極的に通っている店のクレープとはやっぱり違うものだと感じ入りました。
 ハムとチーズ、同じトッピングなのに...シンプルなだけに仕上がりの差が分かり易いのかもしれませんね。
 あの店の、クレープ食べにいかなくちゃ! わたしたちは翌日の予定に『クレープ』を入れました。

                                                15/01/05 


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4日目 フォンテーヌブローとバルビゾン観光  午後はガルニエ宮内部見学

 自分たちの好みを優先して、自分たちのペースで過ごすことの出来る個人旅行は、旅の準備段階から事後処理までを含めて、高い満足度の維持が期待できるものの、行動範囲が限られてしまうのが、デメリットの一つです。
 もちろん、わずかな滞在日数...限りある範囲でも“新発見”に不足はありませんし、記憶にあるモノや場所との“再縁”を懐かしむのも贅沢な楽しみです。でも、はるばる訪れた地なれば、『観光らしい観光』も押さえておかなくては....ということで、おなじみのオプショナルツアー! 今回はフォンテーヌブローとバルビゾン、催行日が月曜と木曜、金曜日に到着して木曜日に出発する我家がツアーに参加出来るのは月曜日1日だけ、第2希望が無いうえ、現地で申し込み手続に時間をとられるのももったいないので、事前に予約をしました。ドシャ振りでも暴風でも、ツアー中止にならないかぎりは、仕方がないとのリスク付きの申し込みでしたが、当日の天気予報は雨・曇り、ただ、持参した傘はなんとか使わずに済みました。
 天気の影響か、あるいは週明けの事情からか、多少の渋滞もあって、スケジュールは遅れ気味だったようです。

 ミレーやルソーゆかりのバルビゾン村は、立ち止まることの無い“駆け足見学”でした。いえ、駆け足は時々lで、おおむね早歩きと言うところだったでしょうか。1本のびた通りの両側には画家達にゆかりの建物もおおく、それぞれに代表作のモザイク模写が掲げられているのですが、それを、立ち止まって観る余裕は無いくらいのスピード見学です。

 イヤホンからは「はい、ミレーの家です。コローですね。ルソーのアトリエです。」と説明は聞こえるものの、説明するガイドが立ち止まらないので、全体の雰囲気は印象に残っているものの、個別のアイテムは記憶に刻み付けること無くその前を歩いてきたという感じでした。内部に入ることができる建物もあったようですが、素通りですね。土産物店も...あったのでしょうけどね。村の見学は約30分の予定でしたが、そんなにいなかった気もします。村への到着時間がおくれても(メインのフォンテーヌブローには予約時間に到着しなくていけないので)出発時間は動かせない事情故、仕方が無いね...もう少しゆとりが...の本音は本音として、写真撮影もそこそこにわたしたちは村を縦断したのでした。(イメージは、主人が携えていビデオに写った動画を後から切り取ったもの)

 ところが、フォンテーヌブローに向うバスの中で、ガイドはいいましたね。
 宮殿に着いたら、まず最初にトイレに案内します....え? 過去の経験では予約時間にあわせて到着...見学後の自由時間に買い物とトイレを済ませて集合という段取りがスタンダードだったので、先にトイレと言うのは意外でした。先にトイレを済ませてしまわないと、出発前には行く時間がなくなるということ...?...観光地では団体客の見学時間がかさなったりすると、トイレも長蛇の列になって大変というケースも珍しくはないので、ここはガイドの工夫かなと思いきや、「はい、トイレはこちら。」と先に立って案内をしてくれたガイドが先に入ってしまったので...一同、あっけにとられつつ苦笑もちらほら...でしたっけ。
 バルビゾン村での時間配分は、まさかガイドのトイレ事情に起因していた...なんてことも、あったりして....という雰囲気でした。
 そういえば、ツアースケジュールでは、村を散策、希望があればミレーのアトリエ訪問(入場料はツアー代金とは別)との 説明がありましたけど、希望の確認も無く通り過ぎましたものね。

 宮殿内部の見学はごく普通のペースで進みました。
 ただ、最初にコースに入っていないらしい展示室(展示物は金銀細工物 撮影禁止)への案内があり、常には観られない展示物にガイドが重きをおいている様子がよく分かりました。わたしたちには一期一会の可能性大の非日常もガイドにとっては馴染みに馴染んだ“職場”....今回に限った構図ではないものの、今回はその温度差を感じさせられがちなガイドだったような気がします。

 歴代の王に愛された狩猟の館として紹介されるフォンテーヌブロー宮殿は、ナポレオンにゆかりのあ場所として、わたしの記憶に刻み込まれていたスポットです。

 勇姿を切り取ったアルプス越えの肖像画が、事実とは異なる設定のもと、極端に美化されていたなどとは知る由もない子供のころ、奇妙なカツラ頭の王様達よりもナポレオンの方が素敵と感じるのも自然のなりゆきでして、わたしは、一頃は関連書籍をひもとき、ルイ14世よりもナポレオンのことに詳しくなったものです。
 失脚したナポレオンが兵士達に別れを告げたフォンテーヌブローの中庭、馬蹄形の階段....のちに神保町の古書店でヨーロッパの宮殿や城を解説した写真集を見つけて以来、活字に加えて写真でも馴染んで来た地に立ち、直に見る刺激感は、ひとしおでした。
 本では実感出来なかった広い中庭を埋め尽くした兵士達から漏れ聞こえるすすり泣きの声....ナポレオン伝の一節を思い起こした私は、逞しい想像力のせいで、胸が詰まる気分でした。

 もっとも、ナポレオンがミツバチをモチーフにした紋章を使ったわけは...などという話し振りから察するにガイドのナポレオンに対する評価は低めのようでした。アルプス越え肖像画を基に構築された私のナポレオン像も創造と事実がないまぜの,いい加減な物にはちがいありませんが、目的は研究ではなく観光。あからさまに興ざめするような解説は...要らなかったかな。

 オプショナルツアー終了後は、クレープでお腹をみたして(通い慣れたと言うには大げさながら、初めてのパリ観光以来必ず立ち寄っている店)オペラ座内部見学へ。

 パッケージツアー参加して訪れた前回は、ホテルの部屋から眺めながらすごしたものの、お向かい的な近さに“観光”することを忘れてしまったオペラ座、ガルニエ宮ですね。
 内部の雰囲気とシャガールの天井画を見るためには....時間調整までしてガイドツアーに参加するまでもないよねと言うことで、入場のみを購入してフリー見学。
 視線の先に見える他の見学者に導かれるように大階段をあがると、ごく緩いカーブを描く壁に沢山の扉が並んでいました。劇場への入り口、だと考えますよね。一カ所に人の列が出来ているのを不思議に感じながら他の扉に手をかけたところ、ロックされていて、開かない。何カ所かためしたものの全て動かず!だったので、他者に倣って、わたしたちも開いている扉の前の列に連なりました。
 中から数人が出てくると、入れ違いに数人が中へ...コトはスタッフに誘導されて進んでいる様子でした。フリー見学といっても、どこでも見られるわけじゃない...でしょうけど、一カ所のみと言うのはどうでしょう...。混雑具合では2カ所、3カ所とあけてくれるのかなあ〜などと思っているうちに、次はわたしたちの番と言うところまで近づきました。
 そこで、スタッフからの注意事項(ささやく声でジェスチャーまじり)は、しゃべるな、撮影するな、音を立てるな...でした。
 で、中に入ってみると、暗い。
 桟敷席の一角なんですが、(ステージ上ではマンツーマンでダンサーが一人れリハーサル中)劇場との間には黒っぽいシアードの幕で仕切られていているじゃありませんか。禁止されなくても撮影出来る環境ではありませんし...そもそも天井画だってフィルター越しじゃ、色もわからないし〜。結局ガイドツアーに参加しなくちゃだめってことかな...(ショックのあまりり、リハーサル中という状況を失念)文句をいいながら、わたしたちは階段を下りかけて、外に出る前に館内でトイレを済ませておことにしてUターンしたのでした。 
 

 で、トイレの先に在るバルコニーにもでて、街並を撮影、以前に宿泊したホテルの部屋を特定してしばし懐かしんだあと、ホールにもどると、ついさっきは全く押しても引いても動かなかった扉が軒並み開いているので、驚きました。1箇所に出来ていた列もなくなっていて、どこからでもご自由にど〜ぞと、案内してくれるスタッフもいませんでしたが、開いてるんだから...入ってもいいんだよねと、覗き見加減に一歩ふみこんでみると、桟敷席からの視界が、何にも遮らることなく広がっていました!
 天井画も身を乗り出しての見放題、撮り放題! トイレタイムを取らなければ、目にすること無く終わった鮮やかな天井画、綺麗でした。フリー見学でもちゃんと見せてもらえることを知らずに帰ってしまわなくて、本当に良かった..とはいえ、状況判断が鈍っていたことを反省。言葉の壁は大きさを感じたプチトラブルでした。

                                                 15/03/04 


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5日目 ノートルダム内部見学 サン=ルイ島でチョコを買う ダマン・フレール キプリング

 初めてのパリ観光で見学済と思い込んでいたノートルダム寺院を、実は観ていなかったんじゃないかという話になり、今更ながらの内部見学とサン=ルイ島(セーヌ川の中州)散策とダマン・フレールの店舗チェックに5日目を当てました。

ノートルダムは、外観は何度も観ているし、そこを目指して行った記憶もあるのですが....そういえば、当時は寺院の前の建物にも見学者の列ができていて、なにげに並んで観たのはキリスト誕生のシーンを再現した人形飾りでしたっけ。クリスマスシーズンだったんですね...。ノートルダム寺院の前に作られたクレッシュはかなり大掛かりなものでしたが(小屋...というか、建物ごと作られてたんですから)わたしたちは格別の感動を抱くこと無く、人混みに疲れて早々に退散したのでした。寺院の中は....ま、いっかと、言ったよね、そういえば...などと、蘇ってくる記憶とともに近づいた2013年、秋のノートルダム寺院の前には、またもや、おそらくは臨時と思われる建造物が出来ていました。
 今回は見晴らし台か陸橋かという代物で、一旦その建造物を上って寺院正面を高い位置で観てから、正面に向って下るという、余分な労力を強いられる仕様でした。雨模様の天気でしたから、傾斜を上ったり下りたりは....普段と異なる目線で寺院を観られるとしても、遠慮したかった...。
 普段を知らないままに人の流れにのった結果の見晴し台経由をしてしまっただけだったのかもしれませんし、、混雑緩和の為に、一方向で誘導されていたのかも...何かのイベント期間中ではあったようでした。
 館内の混雑はいかほどと思いきや、意外に人は少なかったです。

 日差しの届かない日の館内は暗く、冷えた空気の中で浮かんだマリアの憂いも増幅して見えました。
 ステンドグラスはクッキリと美しく映えて、バラ窓も見応え充分でしたが、太陽の光が降り注ぐ時の様子も観てみたい気分にさせられました。


 寺院を出た後は、雨上がりのサン=ルイ島へ。
 セーヌ川の中州とはいっても、歩いていて川に挟まれている感じはありません。確かに橋は渡って入って来たものの、広い中州の反対側の(出口となる)橋はすぐには見えないので、もう殆ど陸続きと変わらない感覚でした。
 道路や、店の軒並みなどがコンパクトで、幾分素朴でクラシックなエリアにもショコラトリー情報ありました。通りにめんして在るはずの店を、番地をチェックしながらの探索でしたが、真ん前に来るまで見つけきらなかった(通り過ぎかけた)店は、町のお菓子屋さんという印象の可愛らしい色使いで、シックなショコラトリーを期待していたわたしの食指はにぶりましたが....マロングラッセやドラジェなど袋入りで並んでいる物を幾つか購入しました。
 一粒売のチョコレートも、とても美しいという程ではありませんでしたが、折角なので、8個...選んだ物はビニール袋にゴロゴロと大胆にまとめられて渡されました。
 ジャン・ポール・エヴァンやメゾン・デュ・ショコラを基準にすると、雑!と言いたくなりますが、日常使いの買い物をした気分を味わわせてもらいました。ビニール袋に並べ入れるのではなくて、ポンポンと放り込む入れ方は....どこでだったか、以前にも経験済で、ショックは受けずに済みました。
 .....が、印象に残ったのは,ありがたみの薄いパッキングで、味は、食べた時のことを思い出せません。見た目に影響され易いわたしにには、可もなく不可もなく...だったのでしょうね。
 そこから、ダマン・フレール、キプリング経由で、ホテルに戻るまで、揺られて、振られて..、袋入りのチョコレートは記念撮影時には右下イメージのような状態でした。チョコとしても不本意だったことでしょう。

 ダマン・フレールについては紅茶レポートをご覧いただくとして、立ち寄ってみるのも悪くないのがキプリングでした。
 ベルギー生まれのナイロン素材のバッグ類は日本でももう、イヤと言うほど見かける時代になりましたが、日本では展開されていないアイテムに出会えます。
 2年前のロンドンで見つけたiPadの専用ケーズ(着脱式ストラップ、フロントファスナーポケット付き)にかわる、iPad miniのケースがあるかもと言うわたしの期待はうらぎられたものの、コンパクトに収納出来る(収納カバーがバッグの底面になる)2色使いのトートバッグがなかなかおしゃれで、6色購入しました。4色はお土産としてとしての勤めを担って我家を離れました。
 帰国後、日本では取り扱われていないことを再確認して....満足感に浸りました。


                            15/10/07 


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6日目 ルーブル美術館半日観光  午後はホテルのラウンジでティータイム

 かつて丸1日を費やし(もちろん、充分な時間だったとは言えませんが...)文字通りに足を棒にしながらも、根性で観て回ったルーブル美術館でしたが、当時、見損ねていた名画がありました。
 モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールのポンパドゥール婦人、教科書でおなじみの、左イメージの肖像画です。
 モナリザ、サモトラケのニケ..やたら大きそうなナポレオンの戴冠式、などとともに、初ルーブルを前に、わたしの少ない予備知識に列せられていた肖像画でした。(画家のフルネームは記憶できないままに、婦人というからには誰かの奥さんだったろうに、王の愛妾になるの...??と言う疑問を、教師に質問せず呑み込んだモヤモヤ感を思い出します。決してテストには出ないだろう問題点に引っかかる子供でした。)

 ルーブルの館内案内図には、主な名画鵜揚彫刻とともに、ポンパドゥール婦人の展示場所も示されてはいました。ところがその展示場所が見つからなかったんですよね。この1枚の画のために展示場所を、正確には展示場所とされるところへの行き方を探して、館内の同じような場所を行きつ戻りつしたものでした。案内に記載の展示室が,壁の向こう側以外にあり得ないという不確かな確信(?)を抱くにいたって、係員に問い合わせたところ、修復中というんですから、わざわざ案内図に記載しておいて...あり得ない回答に驚かされましたっけ。

 それから*年、修復されて、おそらくはいっそう美しくなったポンパドゥール婦人の肖像画は、3辺を木壁で囲まれた独立した空間に展示されていました。専用の映像解説も設置されて、整えられた舞台でお披露目の時を迎えた印象でした。
 目的は、今回はこの1枚だったものの、前回の見学から時間が経ちすぎているルーブルでしたから、様々な絵画の再会にも時間を取られ、休憩時間なしでホテルに戻ることとなりました。今回利用したホテルには、知らなかったけど、セーヌ川クルーズのチケットなどと一緒に、ラウンジで頂くお茶のサービスもついていました。これが予約制でして、無料に惹かれて予約してしまったわたしたちは、マリアージュ・フレールの新店舗、ルーブル店もプーモング・アッパーの有無を確認しただけで、(ありませんでした。)ほぼ素通りでした。

 マリアージュ・フレールは、まあ、ホテルの真側にリヴ・ゴーシュ店があるので、興味はさほど...でしたが、地下鉄駅からルーブル美術館の地階エントランスを繋ぐエリアは、地下道転じて地下街となっていて、驚かされました。
 マリアージュ・フレールやラディレはサロンも併設しているようでしたし、パリ土産に手軽なロクシタンやメゾンデュショコラ、ポピュラーなブランド品にくわえて、文具や雑貨の店も見かけました。

 義理のお土産から自分用の旅行記念グッズまで、少ない時間と体力で一通りのものは揃えることができそうな、観光客にはありがたい省エネスポットというところでしょうか。我家の初ロクシタンショップも、ここでした。割とどこにでもあるように感じていたロクシタンでしたが、前日までの行動ルート上で出会うことがなかったので、ルーブルでの出会いが無ければ、今回も縁は無いままだったかもと考えると、ショップの拡げた網に見事に引っかかったという見方も出来そうです。
 店はさほど混んではおらず、観光客対応もバッチリ!入り口近くには『お土産最適品』が詰まれていて、ロクシタン愛用者でなくても、戸惑うこと無くパリ土産の調達が可能でした。

 ホテルサービスのお茶は、ホテルの感想と内容が重なるので割愛します。

                                         15/10/29 


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7日目 チェックアウト エミレーツのピックアップサービスで空港へ  

 お待ちください