画面のレイアウトが乱れる方へ
  23/09/17

 

 ここではその気になれば誰でもが購入可能なものを中心に取り上げています  全国に普及していると考えられるもの、お店が発送を受け付けてくれるものを選んでいますが、一度注文したら、次回からは顧客番号で..などという「通信販売」のシステムが整備されているとは限りません。また、発送専用の電話番号もないところも多く、各店の電話番号を記載することに、わたしは抵抗を感じます。 代わりに、店の所在地や出店しているデパート等をお知らせしていますので、興味のある方は、後少し、手間をかけていただければ幸いです。

 閉店、あるいは製造・販売中止等が明らかになった商品については、コメント色と商品タイトル色をグレイに切り替えていますが、消息不明も含め,存在しなくなったことが確認出来ない商品に追記措置はしていません。紹介日時を参考のうえ、経年にともなう情報劣化をご了承ください。

 なお、各店のHPアドレスに関しては、確認日時を明記しました。                   
                                  00/09/27(改稿 02/09/30 )




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カルビーの「GRAND Calbee (グランカルビー)」

 2014年5月下旬、話題のグランカルビーを購入すべく、3時間30分待ちの苦行に挑戦してきました。

 別の目的で出かけるついでに、そろそろ買ってみようかということになって、百貨店の開店前を目指して自宅を出たわたしたちが。グランカルビー購入希望者列の最後尾に到達したのが、開店直後だったでしょうか。予定通りに開店前に着いたつもりでしたが、列の最後に向っている内に(たぶん)開店してしまったという時間帯でした。つまり、10時の時点で、3時間30分待ち!これまでに何度か、通りがかりに、どのくらい並んでるのかな〜と思ってスタッフに尋ねたことがあったのですが、列の最後はあちらの、店の外なんですが、本日分葉完売になっていてこれからお並びいただくことはできないんです,ということで、どうやら午後になってからでは遅過ぎるらしいとは察っしていましたが、10時で3時間30分待ちって...コトは一刻を争うとばかりに、まず並んでしまってから、わたしは、じんわりと、異常事態を自覚しました。商品を手に取ることができるのは午後1時30分...お昼も抜きで、3時間30分って、TDRでさえ並ばないよねと言いつつも、しっかりと整列させられ(4列)後ろにも人が並びだすと、勢いで覚悟を決めたという感じでした。
 実際には、わたしたちの後に並んだのは20人そこそこだったでしょうか。目指してくるゲストは少なくありませんでしたが、待ち時間に驚いて諦めるゲストが多数...あたりまえでしょうね。その日の予定が吹っ飛びますもんね。
 
 行くべきところが一カ所だけだった我家は、“午前中に用事を済ませてお昼を食べたら早々に帰宅”の予定を数時間ずらして並んじゃいましたけど、その時点(10時です!)で、6種全部を購入出来ない可能性があるとの案内も受けました。
 1時間程立った時点で、アソートボックス(6種類の詰め合わせ)が完売、12時頃に焦がしミルク味、ついでイチゴ味の残りがわずかという
案内があって、実際に我家が購入出来たのは5種類でした。(焦がしミルク味は直前で完売)

 購入個数に制限がありました。一人1種類につき5個まで....って、トータルで25個、主人とあわせて50個買えるということを(並んでいる時に)聞いて、幾らなんでもそんなに要らないわと...当初は思ったんですけどね。3時間30分も並ばされるとですね....権利は最大限に使わなくてはという気分になってしまうわけで、左上イメージのような大荷物となりました。3箱、6箱のギフトボックスに詰め合わせた場合にのみ発送が可能で、我家も幾つかギフト仕様にしてもらいましたが、それ以外の数十個は自分たちで持ち帰らなくてはならないので、結局は全てギフト仕様にしたものも自力で運ぶこととなりました。(即帰宅したいところ、遅い昼食をとって、本来の目的地テーラーに寄って帰宅。)
 他にはおやつもおかずも物色する気力も無く、大変な1日になりましたが.....並び始めが5時過ぎと言う話で、先頭でも4時間待ちだったとすれば、3時間30分待ちはマシだったと考えるべきでしょうか?

 540円の箱には袋が4つ、袋の中みが右と左下のイメージです。
 15g単位なので、大きさや枚数は不定ですが、カルビーがこだわった厚みのお陰で、割れや欠けも割合にすくなく、少量ながらも1枚1枚がそれなりの存在感を保ってました。ポテトチップスとは言わずポテトクリスプという根拠となった食感は、確かに、今まで無かった....、でも、ちょっとじゃがほっこりに近いかも(今となっては、グランカルビーの食感にじゃがほっこりが近いと言うべきかもしれませんが、一応、世に出たのはじゃがほっこりが先ですから)と感じました。じゃがほっこりを知って以来、これを越えるポテトスナックには出会えない気がしていましたけど...待てば、出てくるものですね。
 ザクザクという歯ごたえとともに、広がるフレーバーは、オーソドックスな塩味、香りもインパクト大のチーズ味、甘みも隠れたバター味...この3種はおいしいんだろうなと想像ができて、想像通りでした。権利分(2人で10箱)を買うかどうか迷ったのが、トマト味でして、酸味が苦手でなければ,意外とおいしいかも...と思える味でした。フルーツトマト類しか食さなくなった我家にとっては、馴染みが薄くなりつつあったトマトの香りがしましたっけ。

 そして残る二つ、焦がしミルクとイチゴのフレーバーは、片面にチョコレートがかけられたタイプでした。

完売だったミルクについては味見も出来ていませんが、甘いチョコレートとポテトの塩味の融合は、北海道の土産でもポピュラーになっていて、目新しさは無い...気がします。グランカルビーなればこその(他社製品との)違いはあるとしても、我家の好みで言えば、やっぱりチョコレートの主張が強すぎて....ホテト好きには不要のチョコレートという評価に落ち着きました。

 日持ちはチョコレート使いの2種が2ヶ月、他は3ヶ月。大量買いに耐えうる期間ですね。


 半分位は知人に配って、手元に残った20数箱.....早々と好みの差が出て、賞味期限の短いイチゴ味が残り気味です。
 ブームが落ち着くのを待って、次の機会には、イチゴと焦がしミルクは、1箱か2箱でいいねと思ってたら、6種のラインアップは夏バージョン(?)になったようで、宇治抹茶と、スウィート苺味が、焦がしミルク味とイチゴ味に代わって登場していました。同じ苺味でもチョコレート使いじゃ無くなっている様子....。抹茶も人気がでそう...。
 秋冬バージョンに戻る可能性は、...あるんでしょうね。暑い時期に宇治抹茶狙いで並びに行くべ気か否か....悩むところです。

                                                            2014/07/11 

 


カルビーの「GRAND Calbee (グランカルビー) 春夏バージョンポテトフリッツ」

 

 上記レポートの後、宇治抹茶を入手すべく、平日の9時過ぎに並びに行きましたが、並ぶ場所も変わっていて、なおかつ、整理券配布方式に変わっていたのが、ありがたいやら面倒やら...。整理券は9時40分頃から配られたのですが、わたしがもらったのは12時〜12時30分の時間帯でしたから、この頃は3時間待ちはあたりまえだったのかもしれませんね。指定時間になるまではどこで時間を潰してもいい...とはいえ、購入までの道のりは、やっぱり険しかった....。 
 その、険しさをものともせずに....といいたいところ、ものにしちゃいまして... 遠のきました!
 カルビーのオンラインンショップで、じゃがポックルじゃがほっこりもオーダー出来る時代です。グランカルビーの為に数時間を費やす気力も体力も維持は出来ませんでした。
 
 ただ、百貨店内売り場の近くは通りますから、 1年を過ぎて、そろそろ勢いは鈍ってきたかなという印象はありました。
というのも、週末の午後でも未だ整理券が残っているんですよね。むろん残っているからといっても、すぐに買えるわけではなく、例えば2時間後に戻ってくるという話でしたしたから、がんばる気にはなれませんでした。何度かパスして過ぎた5月下旬、文字通り初購入からほぼ一年目の平日、見覚えの無い色の箱に気づいたわたしは、館内外に出て待機場所にある商品説明の立て札をチェックしていたところ、スタッフから整理券配布中との案内を受けたのでした。
 12時30分から13時(...に買い物の順番が来る )整理券が11時間分過ぎにあることに驚きつつ、パッケージが変わっているようだけど...と尋ねたところ、商品ラインナップが全てリニューアルされていると知らされ、久々にグランカルビー待ちに臨むことになりました。
 変わっていたのはパッケージとフレーバーと、商品の形態....春夏バージョンと言うことでしたが、昨年の春夏はチョコレートかけ仕様が無くなって,抹茶フレーバーが追加されただけだったので、商品の形までの変更は2年目の新たな試みといえそうです。秋冬(従来品)のポテトクリスプに対してポテトフリッツと命名されているスティックタイプはサクサク食感がウリのようでした。


 左イメージが新パッケージ、右上がストロベリーに代わって登場していた新フレーバー、ブルーベリーの袋の中味です。粉末ブルーベリーがまぶされている感じで、綺麗なブルーベリー色ではありません。トマト&バジル(ポテトフリッツ版はバジルも追加)が、比較的色が残っているかなというくらいで、カラフル度が増したパッケージの割には、商品の見栄えは少々期待はずれでした。グランカルビーの公式サイトを見たのは、商品を買ってきてからでしたが、先に公式の商品イメージを見ていると、違う感じがしたでしょうね。

 波のあるスティック状の為、パウダーの付着は不均一で、風味にもバラツキがある気がします。
 ブルーベリーとトマト&バジルは、フレーバーのインパクトが大きい分、ムラも感じ易くなってるかな...という気がしますが、これはこれで、面白いかもしれませんね。
 ハッキリとしたブルーベリー味とポテトの 自体の味がランダムに味わえるスティックです。
 
 6種詰め合わせのみ、ネット通販が始まっていて、入手の困難さも解消に向っている様子です。
 好みにあわせて単品でも選べるように、早く落ち着いてほしいですね。
              
                                                        

                                                             2015/06/09 

 

 

 

 

産地未特定の「貴陽」

 一昨年、(当時は)果物の品揃えには期待が持てたスーパーで、驚きの大きさのプラムを見つけました。店でも“新品種”的な取り扱いで、並んだ商品の横には種のルーツや登録済みの名前の由来の説明文が貼られていました。

 名前の貴陽は太陽プラムにルーツがあるようで、大玉で甘味の強い太陽の改良種のようです。他のプラムがひとパック6〜7個入りで売られていたのに対して、貴陽は2個入りで.....最初はプラムとは結びつきませんでした。
 実はわたしは、プラムよりも酸味の少ないソルダムを買うことが多いのですけど、表面に果粉がついた貴陽の外観は巨大なソルダムのイメージで、甘いことを疑わず、迷うことなく購入したのが、我が家にとっての初貴陽です。ただ、この時に説明文を正確に覚えて帰らなかった為に、昨年は再会に苦労しました。と、いうのも、頼りのスーパーの品揃えが変わってしまって、他で探さなくてはならなかったのですけど、“新品種、太陽”と思い込んでいたせいで、「去年のと大きさが全然違う...。」としばらく悩みました。ネットで“太陽プラム”をキーワードに検索しても、(当たり前ですが)イメージしているものは出て来ませんしね...。
 プラムの仲間としては、収穫が遅いようで、「もう、あの大きさには出会えない...。」と諦めかけていた頃に別の店で見つけました。貴陽という正しい名前を目にして、スッキリしたものです。
 
 (右イメージ) 大きさをお伝えするべく、ハウスみかんと並べてみました。
 食べ応えのある果肉はプラムの多汁、ソルダムの甘さを備えていて、中心部、種の近く部分でも酸味は控えめです。今年も2個単位で販売されているのを見かける時期になりました。一昨年と比べるとお値段は大分こなれてきた様子ですが、もしかしたら地域によっては相変わらず希少品種扱いをされているかもしれません。

                                       02/07/23 


補足

 
地方(千歳近郊でした)のとあるスーパーで 初めて手に取ってから4年が経過して、貴陽を見かける機会も幾分増えました。
  といっても、贈答用の化粧箱入りのものが中心で、デパートや一部のスーパー等、取り扱い店は限定されている様子です。広く全国に認知されるほどには、生産量も上がっていないのかもしれませんね。

 幸い,我が家の近くのスーパーの1件では、箱入り (ひと箱だけ...)と2個入りパックが店頭に並びはじめましたけど、近隣の他の店では影も形も見かけません。
 収穫期が7月下旬からひと月余ということなので、これから多少は取り扱い店が増えてくるかもしれませんが、ただ
 お値段は、期待したほどこなれていない...というより、贈答品として流通してしてるせいでしょうか、高いままで定着した感じなのが残念です。

 2002年の今時分は、前年に比べて貴陽が求め易くなったことを喜んだ記憶がありますが(ただし、はずれ風味もありました。)品質が安定して、高級化路線を突き進んじゃってるのでしょうか? 大阪で見かける範囲では,価格は跳ね上がってます。
  単品売りもあった大阪梅田の阪急では、ひとつ840円の値札が付けられていたので(2004年8月1日)、ひとしきり、我が家の話題になりました。.....これ、札幌でなら、買い手が付かずにひからびてしまったマンゴーと同じ運命をたどるような気がするのは、我が家の余計な心配でしょうか?

 物価の違いにとどまらず、貴陽のグレード差が価格に反映している可能性も大きいですね。貴陽の2級品(?)の流通先が気になるところです。

 化粧箱側面の記載によると、品種登録は1996年とのこと。主な産地は山梨のようです。

                                        04/08/04
 

 

 

 


 

産地未特定の「ゴールデンプラム」 


 2009年、黄色いプラムに出会いました。
 正式名称かどうかは解りませんが、その名もゴールデンプラム。昨今は黄金桃やゴールドキュウイに馴染んだとはいえ、初めて見る黄色いプラムのインパクトは大きかったです。

 箱売りのみだったので、少々思い切りが必要でしたが、貴陽にまさるとも劣らない見事な大きさに食指を動かさずに済むはずもありません。おいしいに決まってると信じての購入したのが10月半ば、貴陽のシーズンはもちろん、その後の秋姫も終わりという時期、シーズン終盤にまさかの大型新品種の登場でした。
 少し、尖った形は、グリーンプラムのケルシーに似ています。もの珍しに後押しされて買ったことのあるケルシーは、我家の好みでいえば果汁不足で、2度目の縁が絶えた品種ですが、実は、ゴールデンプラムは外観だけではなく中心部切り口もケルシーを連想させられて、一瞬イヤな記憶が蘇りました。種の上の方、とんがった部分に空洞があるのです。貴陽では一度も見たことが無く、ケルシーでは(数個とはいえ)全てにあった隙間が、よりによってゴールデンプラムにも....。
 個体差はありましたが、どうやら先っぽの方に『ス』ができやすいのが難点の品種かもしれません。
 でも、果汁はタップリでした。その果汁が保存中に上から下へと落ちて、上部に空洞ができるという話で納得したくなるくらいに下の方は果汁の固まりが見受けられました。しっかりと甘い果汁ですが、濃厚というほど風味は強くなくて、後口はサッパリしていました。

 果肉は繊維質が多く、肉厚感があります。
 ただ、果汁と同様、果肉の状態にも個体の中でバラ付きがあり、不安定さがあるのが、気になりました。
 右イメージは、中心部から少しずれた(空洞部分を排除した)切り口ですが、外側と中心部の果肉の色がかなり違っているのが判ると思います。


 
新種、希少種とのことですから、今後に期待したいですね。

                    09/11/20
 


 

 

 

産地未特定の「秋姫」


   お待ちください。







   

 

         

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