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更新日  23/09/17
  




 2009年5月は、久しぶりにバケーションパッケージのスペシャルプランを利用して遊びましたが、早い段階でスケージュールを確定し難い12月は、結局6ヶ月前に押さえたディズニーランドホテルで、ゆっくり過ごす3泊4日の滞在となりました。

 シー開業以来続いていたクリスマスシーズンのスペシャルエンターティメント、キャンドルライト・リフレクションズが、最後の開演となる年、シーの混雑は我家の未体験レベルに...。アトラクションには固執せず、TDRの滞在そのものを楽しんで参りました。

 テーマは“ダッフィー3年目の里帰りと、初めての動画撮影”。
 遊ぶためには身軽さ第一の信条を一時凍結して、我家のダッフィーと、そして、見納め
となるキャンドルライト・リフレクションズを記録すべく、ハイビジョンデジタルビデオカメラとカイロと、膝掛けサイズのフリースも数枚持参しての、寒さも混雑も長時間待ちも覚悟のパーク・イン。備え多くてもそれなりに憂いはありましたが(予想以上!)充足感も一杯の滞在となりました。
                              10/01/22 

                             
 


          

JUNのTDRレポート2009

 ダッフィーを初めて見たのは6年程前...だったでしょうか。
丸顔のクマらしきモノが横を通り過ぎるのを見て「なんか、変なのがいた...。」とウケたのを覚えています。

 それが、あれよあれとという間にシー1番の人気者に...といっても過言では無い状態になりましたっけ。航海に出るミッキーが寂しくないようにとミニーが作ってプレゼントしたという、誕生ストーリーも今や周知のエピソードです。やけに丸い顔も、毛が抜けたかに見えたお尻の隅も、ミッキーつながりということで、な〜るほど...と何事にもちゃんと意味付けがあるねぇなどと感心したものです。
 そして....ディズニーシー5周年を迎えた2006年の冬(おそらくはクリスマスイベント合わせて)に、シュタイフ生まれのダッフィーがケープコッドにやってきました。限定1000体。
 これが、可愛かった!
 お値段が可愛くなかったのと、もち歩くのも大変(ホテルデリバリーが出来ない商品でした)だったので一旦店をでたものの.....販売中に訪園したのも縁あればこそ!
 迷いを吹っ切って、数時間後に一体購入しました。519番目の子でした。

 それから 3年....キャンドルライト・リフレクションズがファイナルを迎える2009年に、我家もついにダッフィーを連れてTDRに乗り込みました。
 あえて言うまでもありませんが、わたしも主人も、ぬいぐるみと一緒に旅行...などという年齢は遥かな過去...なわけでして、それ故、少し前から、何度か思っては断ち消えた計画でした。大人の理性が、「連れて行く?」「...でもねえ。」と実行を躊躇させてきたのです。でも、ディズニーシーではダッフィーをだっこしている大人(同世代とまでは言いません)が多いのです。増え続けているといってもいい。....で、気がつけばダッフィー専用のフォトスポットまでできちゃってるではありませんか。

 よそ様のダッフィーが専用の椅子に座らされて記念撮影されているのを見かけるたびに、ウチの子も撮ってやりたいと思うのが親心....。というわけで、混雑もまだマシなはずの木曜と金曜のお昼前、タワー・オブ・テラーセンター・オブ・ジ・アースも後回しにして、わたしたちはダッフィーの撮影を優先しました。
 もっとも、我家が到達した時には主なアトラクションの待ち時間は1時間超えがあたりまえ状態でしたから、ファストパスをとっての時間調整待ちが(後回し云々という問題ではなく)ベストな選択だったと思います。

 客室の快適さと、ロビーラウンジの質の高さに惹かれて、今回も宿泊はディズニーランドホテル...つまりは、ミラコスタ利用の特典は(専用エントランスから開園15前にシーに入園)ありません。
 開園と同時にスタートダッシュしても既に遅れをとっている事実は明らかなところへ、スタートダッシュに参戦する気合いもないわたしたちは、もう、ゆっくりしようか〜と、悟るしかないんですね。こういってはなんですが、ミラコスタ宿泊の特典に慣れてしまうと、自力ではがんばりきれない現実を自覚するものです。
 ですから、シー開業7年目にして、今回は3泊しながらも、最もアトラクションやエンターティメントを『消化しなかった』滞在となりました。振り返ってみて、自分でもビックリしたくらいですが、振り返らなければ「(アトラクションに)乗らなかったね〜。」ということも気にならなかったのも事実で、おそらくダッフィーの里帰り計画やディズニーランドホテルのロビーラウンでの過ごす(ティータイム&ランチタイム)ひとときなど、アトラクション以外への興味があって、気分が充たされていたのだろうと考えます。雰囲気に浸りながら、本当にゆっくりしました。

 連日、入園は開園時間の5分〜10分程後でしたが、朝はホテル宿泊者専用ゲートが確保されるので、数分遅れて向えば(専用ゲートの利用ゲストは入園完了で)全く待たずに入園できました。ミラコスタでは特典を活かすためにホテル内ロビーで1時間以上並んで待っていたことを思うと、ディズニーランドの専用ゲートの特典の方が、労少なくて実り多し、ありがたいです。
 そのうえ、以前よりも特典は増していて、土曜、日曜、祝日等はこれまで通りに専用ゲートも一般ゲートも開園時間は同じですが、今は平日に限ってディズニーランドにも15分前に入園できるというではありませんか。
(待ち時間ゼロで、開園前入場が可能)
 入園できるのはワールドバザールを出たところまで。開業当初のシーと同じような感じ(タワー・オブ・テラー開業後のシーでは目的別に分かれて並んで引率され、アトラクションのすぐ側で開園時間待ち)ですから、ひとたび開園となれば、押し寄せるゲストの波にのみこまれ、あっという間に前方に黒山の人だかり....先に入っていた有利さなど置いてきぼりです。
 けれど、エントランスからバザール内を他人の頭に邪魔されずに観賞できる数分間(先頭で入園したゲストは15分間)は大きな恵みでした。ツリーの全景なんて、普通はまともに撮れないもん。

 ただ、今回はとにかくシーが盛況でした。
 以前は11月中旬に行っていたのが12月上旬に、今年はそれよりも遅れて、リアルクリスマスまで1週間という時期の訪園でしたから、一層の混雑は予想していたものの、ランドではなくシーの方に入城制限がかかる事態は、予想を越えてました。クリスマス絵皿も、シーの方が完売してました。
 7年目を迎えたキャンドルライト・リフレクションズ最後の年というのが影響してたのでしょうか...。メディテレーニアンハーバー界隈は、地面が見えないくらいの人、人、人! 自分のペースで歩くに歩けないという、シーではかつて無かった経験をさせられました。

 左イメージはビデオで撮影した動画を、後で写真に切り取ったもの。昨今のビデオは便利になって、カメラ機能がついているだけではなく、動画のシーンも後から写真にできるんですね。
 手のひらサイズとはいえデジカメと比べれば何倍もの『荷物』でしたが、カメラでは撮ることができない光のエンターティメントを保存することができたので、我家では帰宅後もけっこう興奮状態が続きました。
 もう一度チャンスがあれば、キャラクターをズームアップしたかったところです。

 右下イメージ、正面のフロートには右サイドにミッキー、ミニーとダッフィー、左寄りにグーフィーとプルートが乗ってます。ダッフィー人気を裏付ける立ち位置ですね。

 2010年は、キャンドルライト・リフレクションズに変わる新たなエンターティメントがはじまるのでしょうけど、となるとシーの大混雑は続くかもしれませんね。
 2年振りに、効率重視でミラコスタの利用も、我家では検討中です。
 
 最も残念だったのは、シンデレラ城での、クリスマスキャッスルショーが無かったことでしょうか。
 お城のリメイク中のはともかく、お色直しが終わった後は当然あると信じていただけに、ショックでした。6ヶ月前に客室の予約は済ませたものの、正直なところキャッスルショー鑑賞の特典が付いたバーションパッケージの利用に切り替えることが前提だったのですが...。
 季節限定のバケーションパッケージに鑑賞特典としてが付いていたショーは、ランドではワンマンズ・ドリームUで、シーではビッグバンドビート、ともに通常開催されているショーで、クリスマスだというのに特別ショーがないのか〜と、ビックバンドビートならクリスマスバージョンも観てるしねなどとバケーションパッケージの魅力不足を惜しんでいたら、なんと11月からふたつのショーはキャスルショーよろしく、抽選方式が導入されたではありませんか。1日に1回、抽選に当たらなければ観ることが叶わないというわけです。
 付加価値がつけられちゃいましたね。

 それなら、でも、早くから並んで待つ必要も無いし、“いいかもね”と思ったのは、間違いでした。
 ランドは(これまでも抽選が行われてましたから)ともかく、シーでの抽選は大混雑で、4日の内の3日、我家は抽選の権利を放棄ました。1日は、夕方にたまたま人の列が途切れていた時期に会場の前を通ったので挑戦しました(外れました)けど、あとはね、何時間待ちですか?と聞きたくなるくらいのなが〜い列で、しかも、お昼前は入り口から反対方向(パーク奥へ)最後尾が伸び続けていた(行けども行けどもしっぽはまだ先)かと思ったら、同日夕方には、逆方向、列はエントランス方向に延びてたりと、TDR にしては珍しく、誘導はどうなってんの?と首をひねりたくなりました。パークインしてすぐに最後尾につくことができるという意味では、夕方の並び方が利に叶っているような気がしますが、抽選会場からかけはなれているので、何の列か判らずに先へ進むゲストも多かったんじゃないでしょうか。

 で、それなりの時間を待っていれば確実に観ることができたこれまでと違って、極端な話、2時間かけて抽選に臨んでも、外れたら無駄な2時間を費やしただけということでね、実際に抽選までに要した平均時間がどのくらいだったかは判りませんが、ショー鑑賞特典付きバケーションパッケージのありがたみだけでなく、ゲストの負担も大きくなった気がします。...“良く”は無かったです。
 
 ランドに比べて、抽選会場内外のスペースも小さく、抽選機の数も少ないシーでは、システムを続けるなら抽選環境を見直していただかないと....。 
 理想は会場の拡大よりも補充かな。
 パーク内数カ所に会場があって、移動のついでにちょいと立ち寄って抽選ができれば、言うことなしですね。

                    10/01/22 


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