2017年11月中旬、6泊9日の日程で、ローマ市内を歩き回ってきました。
17年振り、2度目のローマ観光は、かつてはミレニアム賑わいで近寄ることも叶わなかったサン・ピエトロ大聖堂の内部見学と、ベルニーニとカラバッジョの作品観賞を主なテーマに、聖堂巡りが中心となりました。
メインストリートから,興味のままにちょっと脇道へと地図を拡げた再びのローマ。
風情のある石畳の道と、『7つの丘の街』ならではの坂道に悩まされ、疲労を重ねながらも、充足感で持ちこたえたような6日間でした。
懐かしい店や味に触れて呼び覚ました記憶に、新たな感激を刻み込んで、ローマ観光体験は、また少しだけ空白部分が埋まりました。
乗ったはいいけど、降りる場所を判別できないトラム、時間がきても開かない聖堂、気まぐれに利用不可になるので、あてに出来ないエレベーター、飛行機には余裕で預けらたトランクが重量オーバーで空港往復宅急便では預けられないという衝撃のトドメに、“汗まみれ”との縁が切れない旅でした。...が、汗は乾いても、感動は乾かない!
17年の歳を重ねた身には結構ハードだった2度目のローマは、老後に振り返って楽しむ思い出を山ほどくれました。
17/12/04 
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