6月 ゴルフ,タータンジャンクション,コンコ等の事情が変わりました。09/03/05
6月、梅雨のない北海道では花の季節の始まりです。
札幌の大通り公園では、既に満開のライラックが時を惜しみ、平取ではすずらんが見頃になるこのころ、トマムで色付くのはハマナスの花です。
右のイメージは昨年の6月25日のもので、ピークは過ぎていたようで花の数は少なめでしたが、遠目にも鮮やかな色はみごとでした。このハマナス、実はエリア内に相当数植えられているようです。分かりやすいところでは、トマム駅インフォメーションセンターから宿泊施設に向かう道路添い、西エリアの曲り角辺りまでですね。右に芝の緑も美しいゴルフ場、左側がハマナスの群生地、ということになるのですが...トマムの車道は
一般車両用とエリア内循環バス用とに区分されていて、マイカー利用のゲストは右側の2車線を行き来する為にここのハマナスは目につきにくいかもしれません。わたしも、長いこと気がつきませんでした。花の時期にJRを利用して、お迎えのバスの右側に座って、(反対側の)ゴルフ場に気を取られずに、窓の外を見ていたら、群れて咲くハマナスの歓迎を受けられるはずです。
歓迎を受け損なったら、こちらから御挨拶に...と言いたいところですが、少し距離がある上に車道添いですから気合いが必要です。
上のイメージは、別の場所で撮ったもので、トマム山に向かってリゾートセンターの右手からコンコに通じる道の上のものです。スキーシーズンにふたつの山を繋ぐ役割をしている、アンダーパス。丁度その上が道路になっていて、がんばって、がんばって歩けば冬期、雪原のオアシスとも言うべきコンコに到達します。
最近はコンコの夏期営業なないようですね。一時期、エリア内のさまざまな箇所にチェックポイントを設けて、それを探しながら散策を楽しむという企画が好評でしたが、一昨年くらいから熊の邪魔(?)がはいったようで....道なき道を分け入ってのポイント探しの規模は縮小されたようです。グリーンシーズンのコンコの休業が熊のせいかどうかは分かりかねますが...。
話が逸れましたが、このコンコに通じる道を中央で分断して、帯のように長くハマナスがラインを描いている部分があります。密生度はお迎えエリアをしのぐものだと思います。ただ、昨年久しぶりに歩いてみたら、すっかり自然に還っちゃって....ポプラにクローバー、またあちらこちらから飛んで来た生命力にみちた草に、せっかくのハマナスの帯が侵食されようとしていました。トマムのスタッフにハマナスを救出する体力と時間はあるでしょうか?
ところで、グリーンシーズンのアイテムは活気づいても、夏休みまでは間があるこの時期、トマムで目立つのは観光バスでやってくる団体客です。トマムで遊ぶのではなく、北海道観光の宿泊場所としてトマムに寄るゲストは、少なくありません。こうしたゲストは夕食前にやってきて、朝は早くから観光に出かけて行くので、日中のトマムは、時に、驚くほど静かになりますが、油断すると、朝食の混雑にまきこまれます。個人で宿泊している場合は時間差攻撃が有効かと思います。各宿泊施設のロビー付近にはツア−ごとに仕切られた臨時の荷物置き場ができあがっていてツア−名と一緒に出発時刻が表示されていますが、(昨年などは)7時台の出発が大半でしたから、7時半を過ぎれば、そこそこ落ち着いて、朝ごはんを楽しめるのではないでしょうか。
6月からは早朝ゴルフの営業も始まりますから、腕ならしをした後にスタートハウスに隣接するタータンジャンクションでの朝食もいいかもしれません。特等席で他のゴルファーの腕前を観賞(?)することができますが、「2人なのにボールが3つある!」とか言って驚いてはいけませんよ。おじさまたちのコンペはともかく『自分のルール』で
ゴルフを楽しむことが可能なのも、リゾートならでは、のこと。
練習場に通ってはいるけど、コースに出る自信が....という方は、トマムで遊んでみるのもいいでしょう。前日の13時までに予約が必要な早朝ゴルフ以外に、一般スタート終了後、日没までプレイができる(後ろを気にしなくて、いいかな?)サンセットゴルフも営業しています。もちろん、通常の時間帯でも、ボールが前にさえ飛べば、後続組みに迷惑をかけて、大変! なんてことにはならないはずです。楽しむ余裕がないほど混み合うのは、ごく限られた時期ですから。
もちろん、花の季節の北海道! 少々、お手入れの状態に何がありそうなトマムのハマナスだけではもったいないですね。レンタカーを借りて富良野方面にお出かけするのもお勧めです。ラベンダーには早い時期ですが、ファーム富田やフラワーランドではこの時期の花が感動をくれますし、美瑛の丘の風景は6月だから早すぎるということはありません。むしろ、道路の混雑の心配がない6月だから、ドライブも快適なはず!
これが、7月になると北海道でもラベンダーラッシュに見舞われますから、花見学の為に富良野に車を走らせるのは、要注意ということになります。
トマムには 、近郊のドライブマップも用意されていますし、レンタカーの受け付けもホテル内(2001年パンフレットには、館内レンタカー・カウンターはザ・タワ−、ロビ−階、となっています。利用の際には確認して下さい。)にあります。
01/05/28

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